第1回 核兵器廃絶市民講座「NPT再検討会議の報告」
日時: | 2015年6月13日(土)13:30~15:30 |
場所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
講師: | 広瀬 訓(RECNA副センター長・教授), 中村 桂子(RECNA准教授), 梅林 宏道(RECNA客員教授) |
主催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
共催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
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質疑応答の様子 |
会場の様子 |
平成27年度核兵器廃絶市民講座「核兵器のない世界を目指して」の第1回目が、6月13日(土)に国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館交流ラウンジにて行われました。
広瀬訓RECNA副センター長・教授と中村桂子RECNA准教授、梅林宏道RECNA客員教授の3人を講師に迎えました。「NPT再検討会議の報告」と題し、先月行われたNPT再検討会議について、その内容や結果の持つ意味、これからの展望等について、まず中村准教授、広瀬教授から講演があり、その後梅林客員教授が今後の活動に向けての示唆についてコメントをされました。
講座には約70名の市民が集まり、質疑応答では、鈴木達治郎RECNAセンター長を交え、NPT再検討会議に対する疑問やRECNAに対する要望等が寄せられました。
被爆70年というこの年に行われたNPT再検討会議の結果を踏まえ、核兵器廃絶に向けて何ができるのか市民とともに考える大切な時間となりました。
中村桂子准教授
広瀬副センター長
梅林客員教授
ナガサキ・ユース代表団第3期生活動報告会「We are the Front runners.~核なき世界に向けて~」
日時: | 2015年6月1日(月)19:00-20:30 |
場所: | 長崎大学文教キャンパス 全学教育棟A-13教室 |
主催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
協力: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
6月1日(月)19時より,「We are the Front runners. ~核なき世界に向けて~」と題して,ナガサキ・ユース代表団第3期生活動報告会を開催しました。報告会では,渡航前の事前学習から始まり,本会議の傍聴や各国代表との面会,ドイツ人大学生との原発に関するディスカッション,平和教育の課題等について報告が行われました。
ユース代表団からは、核軍縮を巡る国家間の交渉に接し、「複雑な国際情勢が垣間見えて興味深かった」「核廃絶に向けて本気で行動している国々があることに希望を感じた」等の感想が述べられました。報告会には,高校生や大学生,被爆関係者ら含む約130人が参加。閉会時刻を繰り下げるなど盛会のうちに終了いたしました。
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【活動報告会】「We are the Front Runners. ~核なき世界に向けて~」
被爆70年の節目である2015年春、長崎の12人の若者が、長崎県・長崎市・長崎大学の認定する「ナガサ キ・ユース代表団」の三期生として、ニューヨーク国連本部で開かれた核軍縮・ 核不拡 散の国際会議である「2015年NPT(核不拡散条約)再検討会議」に参加してきました。世界100カ国以上の外交官やNGOが集まる最先端の議論の場で、12人は何を想い、考え、学び、語り、伝えたのでしょうか。
現地での活動についての報告を行うとともに、「長崎で学ぶ若者として何ができるか」を参加者の皆さんと一緒に考えます。是非ご参加ください。
【日時】6月1日(月)19時~20時半 【問い合わせ】核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
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第7回 核兵器廃絶市民講座「被爆者の健康を考える」
日時: | 2015年3月7日(土)13:30~15:30 |
場所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
講師: | 三根眞理子(RECNA教授) |
主催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
共催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
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講義をする三根教授 |
会場の様子 |
平成26年度核兵器廃絶市民講座の最終回となります第7回目が、3月7日(土)に国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館交流ラウンジにて行われました。
三根眞理子RECNA教授が、「被爆者の健康を考える」と題し、長崎大学の原爆後障害医療研究所がこれまでに行ってきた被爆者健康調査について講義しました。
講座には約20名の市民が集まり、質疑応答では、長崎の原爆による被爆の実態や、現在の原発による福島の被爆状況に関する質問が多く寄せられました。被爆70年というこの年に、核兵器廃絶に向けて、何ができるのか。そのひとつとして、今回の講義では、核兵器が健康にもたらす影響について学びを深めることが出来ました。
第6回 核兵器廃絶市民講座「2015年NPT再検討会議に向けて」
日時: | 2015年1月24日(土)13:30~15:30 |
場所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
講師: | 広瀬訓(RECNA副センター長) |
主催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
共催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
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講義をする広瀬訓副センター長 |
会場の様子 |
第6回目の平成26年度核兵器廃絶市民講座が1月24日(土)、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館交流ラウンジにて行われました。
広瀬訓RECNA副センター長が、「2015年NPT再検討会議に向けて」と題し、今年5月に行われる5年に一度のNPT再検討会議における論点や、その会議を取り巻く情勢、見通しについて講義しました。
講座には約40名の市民が集まり、質疑応答では活発に意見も寄せられ、現在の社会政治に対する批判も聞くことが出来ました。平成27年は、戦後70年という年です。この年に、核兵器廃絶に向けて、何を思い、学び、行動すべきなのか。今回の講義は、そのために必要な知識を深めるとても有意義な時間となりました。
特別市民セミナーシリーズ「2015年NPT再検討会議に向けて」
2015年は、5年に一度の核不拡散条約(NPT)再検討会議が開催される特別の年です。そこで、2015年NPT再検討会議に向けて、再検討会議でも話題になるであろう核軍縮・不拡散の現状と課題、北東アジアの状況、そして日本の役割等についてあらかじめ考えておくために、シリーズで4人の専門家に来崎いただき、特別市民セミナーを開催することにしました。どの専門家もこの分野で世界をリードする論考を発信され、また世界各地で活躍されている方々です。ぜひこの機会に専門家の方々の貴重な講演シリーズにご参加ください。
各講演の開催については以下のとおりです。会場及び時間が各回異なりますので、ご確認の上お越しください。
【お詫び】
2015年1月21日(水)に開催予定としておりました第1回「核軍縮・核不拡散の課題と展望―2015年NPT再検討会議に向けて」につきまして、パオロ・コッタ・ラムジーノ氏の急病により中止となりました。ご迷惑おかけしますこと、お詫び申し上げます。
◆第1回 「核軍縮・不拡散の課題と展望-2015年NPT再検討会議に向けて」【中止】 | |
日時: | 2015年1月21日(水)18:00-20:00 |
場所: | 長崎大学文教キャンパス内 文教スカイホール(グローバル教育・学生支援棟4階) |
講演者: | パオロ・コッタ・ラムジーノ(パグウォッシュ会議事務総長) |
※同時通訳付 | |
◆第2回「核の傘と核廃絶に向けて」 | |
日時: | 2015年2月5日(木)18:00-20:00 |
場所: | 長崎大学文教キャンパス内 環境科学部A13教室(教養教育講義棟1階) |
講演者: | 太田昌克(共同通信編集委員、論説委員兼務) |
◆第3回「東アジアにおける核軍縮と軍備管理」 | |
日時: | 2015年2月12日(木)18:00-20:00 |
場所: | 長崎大学文教キャンパス内 文教スカイホール(グローバル教育・学生支援棟4階) |
講演者: | 藤原帰一(東京大学教授) |
◆第4回「核不拡散と原子力の平和利用-実効性と不平等性の拡大のジレンマ」 | |
日時: | 2015年3月15日(日)14:00-16:00 |
場所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 地下交流ラウンジ(地下2階) |
講演者: | 秋山信将(一橋大学教授) |
各回入場無料。講演者プロフィール及び会場詳細については、ちらしにてご確認ください。
共催:核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) お問い合わせ:核兵器廃絶長崎連絡協議会事務局 |
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第5回 核兵器廃絶市民講座「原爆の絵に見る被爆の記憶」
日時: | 2014年12月20日(土)13:30~15:30 |
場所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
講師: | 四條知恵(RECNA客員研究員) |
主催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
共催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
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講義をする四條知恵客員研究員 |
会場の様子 |
第5回目の平成26年度核兵器廃絶市民講座が12月20日(土)、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館交流ラウンジにて行われました。
四條知恵客員研究員が、「原爆の絵に見る被爆の記憶」と題し、これまでに集められた被爆の絵について、またその意義について話をしました。被爆体験を継ぐことが風化していく中で、集められた被爆の絵が新たな価値として認められていることに焦点を当て、講義しました。
講座には約40名の市民が集まり、質疑応答では活発に意見も寄せられ、平成27年は戦後70年を迎え、これからさらに問題となるであろう被爆体験の風化について、被爆の絵という新たな視点において、思いを巡らす貴重な時間となりました。
「核兵器の人道上の影響に関するウィーン会議」報告会
―核兵器廃絶への道筋を考える―
日時 | 2015年1月15日(木)18:30~20:00(開場:18:00) |
場所 | 長崎大学文教キャンパス グローバル教育・学生支援棟1階C-16 教室 |
入場無料、事前申込不要 ※詳しくはちらしをご参照ください。 |
2014年12月8~9日、オーストリアのウィーンで3回目となる「核兵器の人道上の影響に関する国際会議」が開催されました。米英両国が初めて参加したことでも注目を浴びた今回の会議にてどのような議論が行われたのか、被爆70年のNPT再検討会議に向けた前進はあったのか、会議に出席した2名の講師によりご報告いたします。
プログラム
◆報告 中村桂子(RECNA准教授)
朝長万左男(RECNA客員教授/核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会委員長)
◆質疑応答
共催:長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) お問い合わせ先: |
第4回 核兵器廃絶市民講座「いま、政府の役割と市民の力」
日時: | 2014年11月1日(土)13:30~15:30 |
場所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
講師: | 梅林宏道(RECNAセンター長) |
主催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
共催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
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講義をする梅林宏道センター長 |
会場の様子 |
第4回目の平成26年度核兵器廃絶市民講座が11月1日(土)、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館交流ラウンジにて行われました。
梅林宏道センター長が、「いま、政府の役割と市民の力」と題し、現在の核兵器をめぐる世界の情勢を解説しつつ、政府の政策をも動かす可能性を持つ市民の声の重要性について、講義しました。
講座には約40名の市民が集まり、質疑応答では活発に意見も寄せられ、現在の核兵器をめぐる問題に市民が果たす役割を再認識する機会となりました。
第1回国連核兵器廃絶国際デー記念講演会
北東アジアの非核化と世界の非核化
日時 | 2014年9月18日(木)18:30~20:00 |
場所 | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ(地下2F) |
入場無料、同時通訳付 |
広島、長崎が長年訴えてきた核兵器の非人道性が、いま世界の声となりつつあります。9月26日の第1回国連核兵器廃絶国際デーに協賛するイベントとして、長年、国際会議の最前線で軍縮に携わって活動されてきた第一人者ジャヤンタ・ダナパラ大使をゲストに迎えた集会を開催します。世界の非核化の流れを捉え返しつつ、その中の一つの鍵となる北東アジアの非核化についての現状を学び、これからの手掛かりを探ります。
国連核兵器廃絶国際デー(International Day for Total Elimination of Nuclear Weapons)
毎年9月26日。初めての「核軍縮に関する国連ハイレベル会合」(2013年9月26日)の開催を受け、同年秋の国連総会で制定された。核兵器のない世界という共通目標の実現をめざした国際努力の促進に向け、核兵器が人類に及ぼす脅威やその廃絶の必要性に関する世論喚起や教育を強化するための日とされている。
プログラム
◆講演 ジャヤンタ・ダナパラ(元国連事務次長)
◆パネル対談 ジャヤンタ・ダナパラ、梅林宏道(RECNAセンター長)
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ジャヤンタ・ダナパラ(Jayantha Dhanapala) |
共催:長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) お問い合わせ先: |
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