2013年7月25日

第3回 核兵器廃絶市民講座 「オバマ大統領の宿題」

日時: 2013年7月20日(土) 13:30-15:30
場所: 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ
講師: 梅林 宏道 (RECNAセンター長)
主催: 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC)
共催: 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)
講義をする梅林 宏道センター長 会場の様子

第3回目となる平成25年度核兵器廃絶市民講座が7月20日(土)、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジにて行われました。

講師を務めた梅林宏道センター長は、米国オバマ大統領の2009年プラハ演説における「核兵器を使用した唯一の核保有国として合衆国には行動する道義的責任があるという」 という発言を「オバマ大統領の宿題」と呼び、その現状とそれに対する考え方について、6月19日のベルリン演説や同日の核政策文書を中心の話題としながら講義しました。

講座には約60名の市民が集まり、「核抑止論の質的変換」及び「核の非人道性に関する世論の高まり」について考えを深めました。

>>平成25年度市民講座について

>>講座要旨

Category お知らせ
2013年7月21日

>>詳しくはこちら

Category お知らせ
2013年7月19日

核の飢餓―核兵器がもたらす人類への脅威―

日時: 2013年7月18日(木) 18:00-20:00
場所: 長崎原爆資料館ホール
主催: 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC)
共催:

核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会
長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)

講師: アラン・ロボック教授(米ラトガース大学)

 

アラン・ロボック教授(講演) 質疑応答 会場の様子

気候学の世界的権威である米ラトガース大学のアラン・ロボック教授をゲストに、公開セミナーを開催しました。

ロボック教授は、インド・パキスタン間において、それぞれの国が50発の広島原爆相当の核兵器を使用したと仮定した場合、爆発により巻き上がった粉じんなどで太陽光線が遮蔽され、約10年にわたって気温低下などの気候変動がもたらされること、そしてその影響で食糧生産が壊滅的な打撃を受け、10億人が餓死する地球規模の「核の飢餓」が起こりうることを報告しました。核兵器使用の被害が当該地域のみならず、地球上の人類すべてに影響を与えうることを立証したロボック教授の研究は、核兵器使用の非人道性を新たな角度から示すものとして、今年3月にノルウェー・オスロで開催された核兵器の非人道性に関する国際会議の場でも発表されるなど、世界的な注目を集めています。

セミナー当日、市民や専門家など約60人が参加し、活発な議論が行われました。

2013年7月16日

大学生が動き出す~核の今、世界の未来~

日時: 2013年8月10日(土) 14:00-17:00
場所: 長崎大学医学部キャンパス 良順会館ボードインホール
主催: 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC)
共催: 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)
企画・運営: 8.10実行委員会


世界で活躍している若者たちと一緒に、長崎から日本と世界の未来を考えてみませんか。世界に17,000発もある核兵器、なくならないのはなぜ?予備知識は必要ありません。学生・一般、誰でも参加できます。

【特別ゲスト】マイラ・カストロ(Mayra Castro)

国際、NGO「BANg」コーディネーター、弁護士
ブラジル出身。ジュネーブ大学大学院(国際・欧州法)修了。2012年に欧州の若者代表として 国際会議に参加したことをきっかけに、核兵器の問題にかかわりはじめる。現在、欧州の若者を中心とした国際ネットワーク「BANg(Ban All Nukes Generation)」のコーディネーターとして、世界を舞台に活動中。

 

参加申し込み


チラシ2.26MB

参加ご希望の方は、以下応募ページからお申込みください。
なお、事前参加申込がない場合でも、当日会場で参加申込を受け付けます。

参加申し込みは終了いたしました。多数のお申込み、ありがとうございました。

お問い合わせ

長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)
Tel: 095-819-2164 Fax: 095-819-2165
メールでのお問い合わせはこちら

2013年7月8日

公開セミナー

核の飢餓―核兵器がもたらす人類への脅威

日時 2013年7月18日(木)午後6時~8時
場所 長崎原爆資料館ホール
講師 アラン・ロボック教授(米ラトガース大学)
逐次通訳付、参加費無料

広島、長崎が長年訴えてきた核兵器の非人道性が、いま世界の声となりつつある。今年3月にはこの問題に焦点をあてた初の国際会議がノルウェーの首都オスロで 開かれた。4~5月のNPT(核不拡散条約)再検討会議準備委員会(ジュネーブ)で出された「非人道性」共同声明には、前回を大きく上回る多くの国が賛同した。
いま核兵器使用による気候変動と飢餓の問題が人道の問題として大きくクローズアップされている。本セミナーでは、オスロ会議にも出席した気候変動 問題の第一人者をゲストに、核兵器の脅威を新たな切り口で考える。

 

アラン・ロボック(Alan Robock)

ラトガース大学(米ニュージャージー州)環境科学部教授。専門は気候学。地球工学、核戦争による気候への影響、火山活動による気候への影響等の分野で多数の論文・著者を発表している。地球学では最も権威あるジャーナル「Reviews of Geophysics」の編集責任者を務める。2007年にノーベル平和賞を受賞した国連機関「気候変動に関する政府間パネル」が近日刊行を予定している第5次評価報告書の筆頭著者でもある。

主催:核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC)
共催:核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会
    長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)

お問い合わせ先:
長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)

Tel: 095-819-2164 Fax: 095-819-2165
Email: recna_staff@ml.nagasaki-u.ac.jp


チラシ
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