【特別市民セミナー】原爆、ソ連参戦と日本降伏の決定(10月10日)
長引く太平洋戦争を終結させるため、いかに日本を降伏させるのかをめぐっては、米ソ間に複雑で熾烈な駆け引きがあった。ポツダム会談から日本降伏決定に至るまでの米ソ間の駆け引きとはどんなものであり、トルーマンの原爆投下とソ連の参戦はいかに日本の降伏決定に影響したのか。
講師の長谷川毅氏は、アメリカで広く信じられている「原爆投下は日本を降伏させるための唯一の手段であり、また原爆投下こそが直ちに日本を降伏に導いた」という議論に挑戦し、国際的論争を巻き起こしている。また、戦争終結の決定を遅らせた日本の為政者の責任についても積極的に発言している。今回が被爆地・長崎への初訪問となる長谷川氏の講演に、じっくりと耳を傾けたい。
♦ 入場無料・事前申込不要 ♦ | ![]() チラシ(地図付)[PDF] |
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【講師】 | 長谷川 毅 氏 カリフォルニア大学 サンタバーバラ校 歴史学部 名誉教授 |
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【日時】 | 2018年10月10日(水)18時30分~20時 | |
【場所】 | 長崎大学文教 キャンパス 教養教育棟 1階 A-14番教室 |
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【主催】 | 核兵器廃絶長崎連絡協議会 (PCU-NC) Tel: 095-819-2252 |
ナガサキ・ユース代表団 2018活動レポート vol.6 を公開しました!
2018年度は、公募で選ばれた長崎の大学生及び大学院生8名が、ナガサキ・ユース代表団第6期生として、ジュネーブの国連欧州本部で開催された『2020年核不拡散条約(NPT)再検討会議第2回準備委員会』への参加を中心に、様々な活動を行いました。『ナガサキ・ユース代表団2018活動レポート:BE THE BRIDGE!』を是非ご覧ください。
レポートの全文は こちら
サイドイベントで上映したショートフィルム(短編動画) |
動画は3つのパートで構成されています。パート1には、「長崎という被爆の歴史を持つ場所に住む若者は核兵器について何を思っているのか」そのリアルな想いを収録、パート2では、当時爆心地から700mで被爆した池田氏へのインタビュー内容(当時の状況、今の核兵器をめぐる問題について、若者に対して思うこと)と核兵器の数を視聴覚的に体験できるBB弾によるシミュレーションを収録、パート3では、被爆者の想いや核兵器の数を知った上で若者が「核兵器廃絶に向けて何ができるのか」を考え、回答した様子を収録しました。
サイドイベントでショートフィルムを上映した際、参加してくれた各国政府関係者や海外の若者及びNGO職員に「自分にとって核とは」「核兵器廃絶に向けて何ができるのか」の2つの質問を行い、その回答をアート作品にしました。世界には2つの質問に対して様々な答えがあふれており、その部分は色紙で表現しました。同時にそうしたアプローチや発想、考え方が違っても同じゴール(核兵器廃絶)に向かって伸びてゆくこれからの未来を、木として表現しました。
希望の木 |
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【お問い合わせ】
〒852-8521 長崎市文教町1-14(長崎大学核兵器廃絶研究センター内)
TEL:095-819-2252 FAX:095-819-2165
核兵器廃絶長崎連絡協議会事務局(PCU-NC)
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は、9月19日、3回目の南北首脳会談を終え、その結果を「9月平壌共同宣言」として発表、署名した。内容は大きく分けて、南北の敵対関係の終了と、北朝鮮の非核化に関する具体的措置の合意であった。RECNAとしては、4月の板門店宣言に続く、歴史的な南北合意として高く評価したい。今後の注目すべき課題も含めて、重要な視点を3つにまとめた。
見解の全文は こちら
ナガサキ・ユース代表団第7期生を募集します!
2019年春、核軍縮・不拡散問題の国際会議である「2020年NPT(核不拡散条約)再検討会議第3回準備委員会」がアメリカ・ニューヨークの国連本部で開催されます。世界各国から多数の政府関係者・専門家・NGOが集まるこの会議に、「ナガサキ・ユース代表団」として参加し、最新の国際議論の動向を学ぶとともに、世界の人々とのネットワークを広げてみませんか。核なき世界の実現に向け、「もっと学びたい!」「何かやってみたい!」、熱意のある<若者>を募集します。
詳しくは 募集概要 をご覧ください。
【お問い合わせ】
〒852-8521 長崎市文教町1-14(長崎大学核兵器廃絶研究センター内)
TEL:095-819-2252 FAX:095-819-2165
核兵器廃絶長崎連絡協議会事務局(PCU-NC)
RECNAでは、核軍縮・不拡散関連分野における研究成果及び有用な情報を、専門家及び一般市民へより広く共用するとともに、この分野の知識・知見を整理し、かつ、次世代に伝えていくことを目的として、2016年4月よりRECNA叢書事業を開始いたしました。より多くの方に叢書を手に取っていただき、お読みいただければ幸いです。詳しくはこちら