2023年3月31日

RECNAニューズレター Vol.11 No.2 (2023年3月31日発行)

Newsletter_J-11-2   RECNAと核兵器廃絶長崎連絡協議会の10年
- 調  漸

RECNA/PCU-NC 設立10周年記念事業
- 鈴木 達治郎

「北東アジアにおける核使用リスクの削減」(NU-NEA)プロジェクト
- 西田 充

ナガサキ・ユース代表団 11期生 活動開始
- ナガサキ・ユース代表団

全文閲覧]※引用元URI:http://hdl.handle.net/10069/00042199

 

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長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)では、昨年度より、ノーチラス研究所、アジア太平洋核軍縮・不拡散リーダーシップネットワーク(APLN)との国際共同研究として、「北東アジアにおける核使用リスク削減(NU-NEA)」プロジェクトを立ち上げました。北東アジア地域にて、どのような条件下なら核兵器が使われてしまうのか。万が一使われてしまったらどのような影響が出るのか。このような問いに答えることで、核抑止論のもつ潜在的リスクを明らかにし、二度と核兵器が使われないよう具体的施策への提言につなげることが大きな目的です。
この度、このプロジェクトの2年目の報告書「Humanitarian Impacts of Nuclear Weapons Use in Northeast Asia: Implications for Reducing Nuclear Risk(北東アジアにおける核兵器使用の人道的影響: 核リスク削減にとっての示唆)」(英文)を発表しました。報告書では、核兵器が使用される5つの事例について、どのような人的・物理的被害が起こりうるか、定量的評価を行っています。

報告書表紙 「Humanitarian Impacts of Nuclear Weapons Use in Northeast Asia: Implications for Reducing Nuclear Risk」
(北東アジアにおける核兵器使用の人道的影響:核リスク削減にとっての示唆)【英語・全文(PDF)】 修正版に差し替え(4/3)
日本語・要旨(PDF)】 【英語・要旨(PDF)】 
中国語・要旨(PDF)】 【韓国語・要旨(PDF)
ロシア語・要旨(PDF)


報告書に関する報道

2023年4月7日放送 NHK ニュースウォッチ
核兵器 北東アジアで実際に使うと…どれくらいの人 亡くなる?
 
Original
Archive
 
2023年4月7日放送 NHK 長崎(with video)
長崎大など 核兵器の被害想定 1発使用でも地域の25%死亡
 
Original
Archive
 
2023年4月7日放送 NBC 長崎放送(with video)
「台湾を巡り米中が核兵器使用した場合、死者は260 万人」 被害シミュレーションを長崎大学が発表
 
Original
Archive
 
2023年4月7日付け 共同通信(Web)
米ロ核使用、死者37万人超 長崎大、北東アジアで試算
 
Original
Archive
 
2023年4月8日付け 長崎新聞
北東アジアでの核使用リスク数百万人が死亡の恐れ 長崎大レクナ試算
 
Original
Archive
 
2023年4月8日付け 中央日報日本語版
日本の研究所 「米朝が核兵器戦争なら最大210万人死亡」
 
Original
Archive
 

◆本プロジェクトのページは こちら

 

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RECNA叢書8 (2023年3月)

RECNA叢書8核なき世界への選択―非核兵器地帯の歴史から学ぶ
エクゼキエル ラコブスキー 著, 鈴⽊ 達治郎, 中村 桂⼦, 山口 響 監訳

発 行: 長崎大学核兵器廃絶研究センター
ISBN: 978-4-910507-06-4

電子書籍: [Kindle版]

本書の目的は、核のない世界に向けて、非核兵器地帯(Nuclear Weapons Free Zone: NWFZ)の成立条件や安全保障への貢献について、その歴史から学ぶことである。すでに世界の大半の国は「非核兵器地帯」に属しており、「核のない世界」を実現している。北東アジアの非核化にむけて、過去の教訓から学ぶことは重要であり、日本語版には「北東アジア非核兵器地帯」の章も追加されている。NWFZ設立には⻑い年月を要するが、そのための条件を整えることは今日からでも可能である。北東アジアの非核化を推進するすべての人にとって、本書は必読の書である。

 

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2023年3月30日

 RECNA/PCU-NC 設立10周年記念事業の一環として「Capsule No.2 ナガサキ・ユース代表団10年誌」を刊行しました。ナガサキ・ユース代表団が5周年の際に発行した「CAPSULE」の第2号として、ナガサキ・ユース代表団の10年を振り返り、OB/OGやゆかりの方々からの思いを集めています。「CAPSULE」という名前は「アイデアの詰まった箱」をイメージして付けられました。是非、ご覧ください。

 ・Capsule No.2 ナガサキ・ユース代表団10年誌
  [全文閲覧] ※ 引用元URI: http://hdl.handle.net/10069/00042210

 ・CAPSULE カプセル ナガサキ・ユース代表団 活動記録
  [全文閲覧] ※ 引用元URI: http://hdl.handle.net/10069/36967

 ・10期生までの活動については こちら もご覧ください。

 

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2023年3月29日

REC-PP-16

核軍縮の再生:広島G7 サミットに向けて(2023年3月)

吉田 文彦, 西田 充, 中村 桂子, 広瀬 訓, 鈴木 達治郎, 金崎 由美, 朝長 万左男(執筆順)

[全文閲覧] ※引用元:http://hdl.handle.net/10069/00042186

核軍縮どころか、核軍拡が現実のものとなる中、今年5月に被爆地広島で初めてのG7サミットが開催される。RECNAでは、現状の危機的状況を十分に認識したうえで、核兵器が二度と使われないような核リスク削減策をはじめ、新たな核軍縮の再生にむけて、それぞれの専門領域からの論考をまとめた。なお、最後には被爆地からのメッセージを広島・長崎から寄稿していただいた。今後の核軍縮を進めるうえでご参考になれば幸いである。

[全文閲覧] ※引用元:http://hdl.handle.net/10069/00042186

★ 既刊のレクナポリシーペーパーは こちら

 

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2023年3月14日

〈高校生・大学生世代の若者対象〉
第1回 ピースキャリアトーク ~ 平和を「仕事」に!~

チラシ (PDF版)ピースキャリアトークは、平和や核軍縮にかかわる分野で将来的に仕事をしてみたい高校生・大学生世代の若者を対象としたオンライントークイベントです。さまざまな関連分野で実際に仕事に就いている「先輩」たちが登場します。
「なぜその仕事をしようと思ったの?」「どんな勉強が必要?」「学生時代の経験で役に立ったことは?」「どんな時にやりがいを感じる?」など、普段なかなか聞けないことをたくさん質問してみましょう!

■日 時:2023年3月31日(金)18:00~19:30
■会 場:オンライン(Zoomミーティング)
■対 象:高校生・大学生世代の若者対象
【参加無料】・【要事前申込】

※ お申込みは終了いたしました。YouTubeで 動画 を公開しました。

★第1回スピーカー
image 西田 充(にしだ みちる)さん
長崎大学多文化社会学部教授
外務省にて長年軍縮不拡散分野に従事(在米日本国大使館、軍備管理・軍縮課、ジュネーブ軍縮会議日本政府代表部、不拡散科学原子力課など)。ミドルベリー国際大学院モントレー校で不拡散を専攻。一橋大学で博士号(法学)取得。
image 酒井 環(さかい たまき)さん
長崎新聞社佐世保支社記者
長崎市出身。大学1年の講義で核問題に興味を持ち、国内外で平和活動に取り組む「ナガサキ・ユース代表団」の5・6期生に所属。ユースの経験を活かそうと、2020年に長崎新聞社に入社。報道部(長崎市政、原爆・平和担当)を経て、22年から現職。事件・事故などを担当。

お問合せ: 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC)
TEL: 095-819-2252
Email: pcu_nc@ml.nagasaki-u.ac.jp
Website: https://www.pcu-nc.jp/

-PCU-NC・RECNA創立10周年記念事業-
主  催: 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC)
共  催: 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)

 

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2023年3月7日

被爆前の日常アーカイブ

 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)と国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館は、2021年4月から、〈「被爆の実相の伝承」のオンライン化・デジタル化事業〉を行ってきました。この度、本共同事業に関するWebサイト「被爆前の日常アーカイブ」が完成しました。サイトでは、これまで収集を続けてきた「被爆前の長崎」の写真、その写真を活用して作成した動画やスライド教材、被爆前後の長崎の航空写真を使用して作成したデジタルマップを閲覧することができます。

 こちら から、どうぞ、ご覧ください。

 

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2023年3月2日

『長崎大学広報紙Choho』(長報)は、長崎大学が発行する情報誌です。最新号の Choho vol.81(春季号:2023年3月発行)で「核兵器廃絶研究センターRECNA」が特集されています。是非ご覧ください。

 Choho vol.81 [目次][特集記事(PDF)][編集後記(PDF)]
 

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