【設立10周年記念事業】第1回「核なき未来」オピニオン募集 [ENG]
募集は終了しました。多数のご応募ありがとうございました!
選考結果は9月24日(土)にRECNAウェブサイトで発表します。
16歳以上30歳未満の若者を対象に「核兵器と私たちの未来」に関するオピニオン(小論文、エッセイなど形式は自由)を募集します。2022年のサブテーマは「ウクライナ危機が問いかけるもの」です。あなたの想いや意見を自由に綴ってください。
卓越したオピニオンには賞を与えます。最優秀賞1名は長崎での授賞式:2022年9月24日(土) に招待します。また受賞したオピニオンは長崎新聞に掲載されます。
【応募について】
■資 格: |
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16歳以上30歳未満(2022年7月31日時点の年齢)。居住地・国籍は問いません。 |
■方 法: |
下記の書類を PDF形式 で、下記宛先まで一括してE-mailに添付し提出してください。 (1) 応募申請書 1部(様式) (2) オピニオン※ 1部 (※日本語2000文字程度、英語1000ワード程度。オリジナル・未発表に限ります。) |
■応募期間: |
2022年5月1日~7月31日(必着) |
■提 出 先: |
opinion@ml.nagasaki-u.ac.jp(厳守) ※提出後1週間しても受領のお知らせが届かない場合は、下記問い合わせ先までご連絡ください。 |
【賞品・副賞】
■最優秀賞 1名: 記念盾、副賞賞金5万円、長崎での授賞式に招待(国内受賞者のみ)。希望者には長崎平和ツアーをアレンジします。 ■優 秀 賞 2名: 記念盾、副賞賞金3万円 |
【選考と発表】
■選 考: |
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審査委員会による厳正なる審査の上、最優秀賞1名、優秀賞2名を選定します。 |
■審査委員会: |
青来 有一(芥川賞作家、RECNA客員教授)審査委員長 石田 謙二(長崎新聞社取締役編集局長、RECNA客員教授)副委員長 中村 桂子(RECNA准教授)副委員長 小島 萌衣(NHK長崎放送局記者) 鈴木 達治郎(RECNA副センター長、教授) 畠山 澄子(ピースボートスタッフ) 松永 瑠衣子(平和活動家) |
■審査基準: |
以下の項目で審査を行います。 ①明確であること、②論理に矛盾がないこと、③事実に基づくこと、④独創性があること、⑤表現力があること |
■発 表: |
RECNAウェブサイトおよび長崎新聞紙上で発表します。 |
■授 賞 式: |
2022年9月24日(土)13:00~14:00 於:長崎大学 最優秀オピニオンは後日、長崎新聞に全文を掲載します。他の優秀作も含め、すべての受賞作はRECNAウェブサイトに公表します。 |
■主 催: 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
■協 力: 長崎新聞社 |
【問い合わせ】
長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)
TEL:095-819-2164
E-mail: recna_staff@ml.nagasaki-u.ac.jp
Website: https://www.recna.nagasaki-u.ac.jp/recna/
「緊急討論:ウクライナ危機Ⅱ」(3月25日 16:00-18:00)
※ 当日の動画を公開しました。YouTube でご覧いただけます。
※ レジュメ(4月5日改訂版)は、こちら でご覧いただけます。
ロシアのウクライナ侵攻は、多くの犠牲者と難民、破壊をもたらしています。核大国ロシアのプーチン大統領は、核兵器の警戒態勢を高めるなど、核兵器の使用を示唆する動きも示してきました。ウクライナ内にある原発をロシア軍が占拠する事態も相次いでいます。「国際人道法」の視点から眺めた場合、この戦争のどんな問題がくっきりと見えてくるのでしょうか。
長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)と同多文化社会学部、同グローバル巨大リスク研究プロジェクト(NURECSA)の共催で、緊急討論会を開催することにしました。国際人道法がご専門の真山全・大阪大学教授に話題提供をしていただき、その後、長崎大学の教授陣との間でパネル討論を行います。ウクライナ危機について多面的に考えるとともに、解決に向けて被爆地長崎の役割も考えます。
日 時: | 2022年3月25日(金)16:00~18:00 |
開催方法: | Zoomウェビナーによるオンライン配信 |
登 壇 者: |
【話題提供】 真山 全 大阪大学大学院国際公共政策研究科教授 「この戦争の問題点――国際人道法(武力紛争法)の視点から」 【パネル討論】 *登壇者のプロフィールは こちら(PDF) |
共 催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) 長崎大学多文化社会学部 グローバル巨大リスク研究プロジェクト(NURESCA) |
お問い合わせ:RECNA事務室
Tel:095-819-2164
e-mail:recna_staff@ml.nagasaki-u.ac.jp
「緊急討論:ウクライナ危機Ⅰ」(3月16日 10:00-12:00)
※下斗米先生の講演資料を公開しました。【(PDF)】
2022年2月24日に始まった、ロシアのウクライナ侵攻は、すでに多くの犠牲者と破壊を生んでいます。核大国ロシアのプーチン大統領は、核兵器の警戒態勢を高めるなど、核兵器の使用を示唆する動きまで示しています。冷戦終了後、築き上げてきた国際秩序を大きく揺るがすこの戦争を、どうとらえればいいのでしょうか。
長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)と同多文化社会学部、グローバル巨大リスク研究プロジェクト(NURESCA)の共催で、緊急討論会を開催することになりました。外部からはソ連・ロシア政治史の第一人者である下斗米伸夫法政大学名誉教授に話題提供をしていただき、その後長崎大学の教授陣との間で、パネル討論を行います。ウクライナ危機について、少しでも理解を深め、解決に向けて被爆地長崎の役割を考えます。皆様のご参加をお待ちしております。
日 時: | 2022年3月16日(水)10:00~12:00 |
開催方法: | Zoomウェビナーによるオンライン配信 |
登 壇 者: |
【話題提供】 下斗米伸夫 法政大学名誉教授、神奈川大学特別招聘教授 「ウクライナ戦争考―挫折したミンスクⅢ」 *講演資料はこちら(PDF) 【パネル討論】 *登壇者のプロフィールはこちら(PDF) |
共 催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)、長崎大学多文化社会学部、グローバル巨大リスク研究プロジェクト(NURESCA) |
(※お申込み受付は終了いたしました。)
※要事前申込 こちらよりお申込みください。【申込締切:3月15日(火)正午まで】
動画公開のお知らせ
この度、長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)主催による被爆75年記念特別シンポジウム「平和・軍縮教育の新たな展開~核兵器禁止条約の時代を見据えて」(11月25日)について、動画を公開いたしましたのでお知らせします。
11月25日当日のライブ配信につきましては、冒頭の配信開始が遅れましたことに加え、日本語の音声が20分ほどにわたって配信されないというトラブルにより、ご不便をおかけいたしましたことを改めてお詫びいたします。
次から視聴いただけますので、是非ご覧ください。
RECNAセンター長 吉田文彦
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被爆75年記念特別シンポジウム
「平和・軍縮教育の新たな展開~核兵器禁止条約の時代を見据えて」
日時: | 2020年11月25日 (水) 18:00~20:30 |
会場: | NBCビデオホール(NBC別館 3階) |
「戦争の由来と人類の未来」
「新たな時代の平和・軍縮教育」
笹尾 敏明* 国際基督教大学平和研究所(ICU-PRI) 所長
イ・キホ* 韓信大学校(韓国)平和と公共性センター長
中村 桂子 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) 准教授
主催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
協力: | 国際基督教大学平和研究所(ICU-PRI) |
【被爆75年記念特別シンポジウム】平和・軍縮教育の新たな展開~核兵器禁止条約の時代を見据えて(11月25日)開催のお知らせ
間もなく発効する「核兵器禁止条約」は、軍縮教育の重要性を明記しました。「被爆者のいない時代」を前に、今求められる教育とは何か。研究者、実践者、関心ある市民とともに、新たな時代における平和・軍縮教育を構想します。
「戦争の由来と人類の未来」
「新たな時代の平和・軍縮教育」
笹尾 敏明* 国際基督教大学平和研究所(ICU-PRI) 所長
イ・キホ* 韓信大学校(韓国)平和と公共性センター長
中村 桂子 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) 准教授
本シンポジウムでは、会場においでいただけない方々のために、ビデオ会議ツール「Zoom」を使って、オンラインによるライブ配信も行います。
事前登録は こちら からお願いします。〔 締め切り: 11月23日(月)〕
オンラインによるライブ配信を視聴するためのURLは後日お送りしますので、届いていない場合は、お問い合せ先(Email: recna_staff@ml.nagasaki-u.ac.jp)へご連絡ください。
日時: | 2020年2月15日(土) 13:30-16:30 |
場所: | 長崎大学文教キャンパス 教養教育棟A-14教室(A-13より変更) |
演題: | RECNA長崎被爆・戦後史研究会 公開・総括シンポジウム「私たちは何を継承すべきか―長崎の被爆・戦後史研究から見えてくるもの」 |
主催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
2017年以降RECNAが主催してきた「長崎被爆・戦後史研究会」の集大成として、同研究会としては初の公開シンポジウム「私たちは何を継承すべきか―長崎の被爆・戦後史研究から見えてくるもの」を開催しました。
この日のシンポジウムの目的は、核兵器廃絶を視野に入れた「原爆/被爆体験の継承」を考える際、そもそも「何を継承すべきか?」という問いでした。これは、「どう」継承するか、という方法をめぐる議論に比べると、比較的無視されてきた観点だと言えます。
第一部では、四條知恵氏がアーカイブズ(記録資料保存)の観点からの「継承」について、深谷直弘氏が長崎の語り継ぎ実践について、根本雅也氏が原爆被害者調査を通じてみえる「継承されていないもの」について、桐谷多恵子氏が沖縄や浦上カトリックの被爆者について、それぞれ報告しました。
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四條知恵氏 | 深谷直弘氏 |
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根本雅也氏 | 桐谷多恵子氏 |
第二部では、新木武志氏、冨永佐登美氏の2人のコメンテーターから、被爆証言や聞き取り、体験の「継承」をめぐるコメントが出され、第一部の4人のパネラーから応答があった後、会場との討論に移りました。会場には、普段様々な場で「継承」の実践をされている方々が多数集い、それぞれの問題関心からパネラーに鋭い質問を投げかけているのが印象的でした。
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新木武志氏 | 冨永佐登美氏 |
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パネラー | 司会の山口響氏 |
最後に、これまでの「長崎被爆・戦後史研究会」を今後は「核遺産・核政策研究会」へと発展させて、核兵器をめぐる社会的実践と核政策の相互作用についての分析へと進んでいきたい旨の提案が鈴木達治郎RECNA副センター長からなされて、シンポジウムは終了しました。
来場者は75人にのぼりました。
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鈴木達治郎RECNA副センター長 | 会場の様子 |
資料1: | 資料から見る「継承」アーカイブズの観点から (四條) |
資料2: | 長崎における語り継ぎ実践と原爆体験の思想化 (深谷) |
資料3: | 長崎被爆・戦後史研究から見えてくるもの (桐谷) |
資料4: | 提案「核遺産・核政策研究会」 (鈴木) |
※ ご本人の了解を得られた資料のみ掲載しています。 |
長崎被爆・戦後史研究会主催 公開・総括シンポジウムの記録 「私たちは何を継承すべきか 長崎の被爆・戦後史研究から見えてくるもの」 [報告書全文:PDF] |
※ 本シンポジウムの内容は、登壇者等個人の意見を表すものであり、主催団体の見解を示すものではありません。
【シンポジウム】RECNA長崎被爆・戦後史研究会 公開・総括シンポジウム「私たちは何を継承すべきか――長崎の被爆・戦後史研究から見えてくるもの」(2月15日)
“核兵器廃絶を視野に入れた「原爆/被爆体験の継承」を考える際、そもそも「何を継承すべきか」が問われることは少ない。そこで、このシンポジウムでは、原爆被災が戦後の長崎において人々にどんな影響をもたらしたのかについて多角的に検証し、核兵器使用が社会に対してもたらす甚大な被害とそこからの歩みについて、被爆地・長崎から考えてみたい。”
日 時: | 2020年2月15日(土)13:30~16:30 |
会 場: | 長崎大学文教キャンパス 教養教育棟A-13教室(環境科学部建物の1階) |
入場料: | 無料 |
主 催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
※事前申込不要
※駐車場はございません。公共の交通機関でお越しください。
プログラム、登壇者のプロフィール等、詳細はチラシをご覧ください。
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日 時: | 11月10日(日)13:30-16:30 |
場 所: | 長崎原爆資料館ホール |
基調講演: | スーザン・サザード 氏(米国の作家、長崎平和特派員) 「歴史と向き合う 被爆地から学んだこと」 |
トークセ ッション: |
スーザン・サザード 氏 青来 有一 氏(芥川賞作家、長崎大学RECNA客員教授) アーサー・ビナード 氏(米国生まれの詩人・絵本作家) 吉田 文彦 氏(長崎大学RECNAセンター長) |
主 催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会 (PCU-NC) |
協 力: | みすず書房 |
後 援: | 長崎県・長崎市・長崎大学 RECNA(長崎大学核兵器廃絶研究センター) (公財)長崎平和推進協会 核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会 |
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基調講演 | トークセッション |
第1部では、『ナガサキ 核戦争後の人生』日本語版の出版を記念して、著者のスーザン・サザード氏が基調講演を行いました。第2部では、吉田文彦RECNAセンター長を司会に、スーザン・サザード氏、アーサー・ビナード氏、青来有一氏が、核廃絶と平和について、また、被爆体験継承の難しさについて、パネルディスカッションを行いました。来場者は約200名にのぼり、大盛況のうちに幕を閉じました。
基調講演の録画 |
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トークセッションの録画 |
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※本セミナーの内容は、講演者及び対談者個人の意見を表すものであり、主催団体及び共催団体等の見解を示すものではありません。
日時: | 2019年2月23日(土)14:00-16:00 |
場所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
講師: | 陳昌洙(ジン・チャンス)世宗研究所 日本研究センター長 |
主催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会 (PCU-NC) |
共催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター (RECNA) |
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講演をする陳昌洙氏 | 会場の様子 |
特別市民セミナーが2月23日(土)に国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 地下2階 交流ラウンジにて行われました。
「急転する朝鮮半島情勢-北東アジアと日本の選択」と題し、陳昌洙(ジン・チャンス)世宗研究所 日本研究センター長が講師を務めました。
陳昌洙氏は講演の中で、朝鮮半島情勢に関する韓国の対応について、現状は非核化の実現に向けて北朝鮮と共に米国を説得する立場をとっているが、戦略としては周辺諸国と協力して経済制裁を強め、両方を一緒に行い、北朝鮮に変化を求める対応が必要であると述べました。日韓関係については、日韓両政府のコミュニケーション・修復能力不足により、関係が悪化しており、特に日本は朝鮮半島をめぐる情勢の劇的変化に対応できていない。日韓関係改善には、中央政府でなく地方から改善していく方法もある、と講演しました。
講演には約100名の市民が集まり、多くの市民との間で熱のこもった質疑応答が交わされ、大いに盛り上がりました。
講演の録画 |
配付資料: 韓日関係葛藤:その行く先はどこか?(PDF)
※本講演会の内容は講演者及び対談者個人の意見を表すものであり、主催団体及び共催団体等の見解を示すものではありません。