2019年度版『世界の核物質データ』ポスター及び解説しおりを公開しました。以下のサムネイル画像をクリックしてご覧ください。また、今年度の概要解説が こちら からご覧いただけます。
2019年度版『世界の核物質データ』ポスター
日本語版 | 英 語 版 | 韓国語版 | |
2019年12月 | ![]() |
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★ 前年度以前の版は こちら からご覧いただけます。
★ 2019年度版『世界の核弾頭データ』ポスターは こちら でご覧いただけます。
2019年度版『世界の核物質データ』解説しおり
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★ 前年度以前の版は こちら からご覧いただけます。
★ 2019年度版『世界の核弾頭データ』解説しおりは こちら でご覧いただけます。
【特別市民セミナー】アジアにおける米国の戦術核兵器 ~ 過去、現在、未来 ~(1月11日)
グレゴリー・カラーキー氏(「憂慮する科学者同盟」中国プロジェクトマネージャー)をお迎えして、以下のとおり、特別市民セミナーを開催します。
日 時: | 1月11日(土)13:30-15:30 |
場 所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 地下2階 交流ラウンジ |
演 題: | アジアにおける米国の戦術核兵器 ~ 過去、現在、未来 ~ |
講 師: | グレゴリー・カラーキー 氏 (「憂慮する科学者同盟」中国プロジェクトマネージャー) |
主 催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会 (PCU-NC) |
共 催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
《同時通訳有・入場無料・事前申込不要》
グレゴリー・カラーキー
米国メリーランド州立大学にて1994年に政府・政治学博士号を取得。国際教育交流評議会の中国担当ディレクター、グリーン・マウンテン大学准教授、ピッツアー大学対外研究部長を経て、2002年に「憂慮する科学者同盟(Union of Concerned Scientists; UCS)」に参加。中国の核軍備管理政策と東アジアにおける米国の拡大核抑止政策に焦点を当て、過去30年間にわたり中国に住みかつ研究を実施してきた。
専門分野: 中国の核兵器政策、宇宙プログラム、異文化交流政策
日 時: | 2019年10月26日(土)13:30~15:30 |
場 所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
講 師: | 石田 謙二(長崎新聞社取締役編集局長/RECNA客員教授) |
聞き手: | 山口 響(RECNA客員研究員) |
主 催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
共 催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
講演する石田氏 | 石田氏と山口氏 |
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会場の様子 | レクナと語ろう |
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2019年度第4回となる核兵器廃絶市民講座「核兵器のない世界を目指して」が、10月26日(土)に国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館交流ラウンジにて行われました。
「被爆地の新聞記者として」と題し石田 謙二 (長崎新聞社取締役編集局長/RECNA客員教授)が講師を務めました。
1981年に長崎新聞社に記者として入社された石田氏は、被爆40周年前後から原爆報道に本格的に取り組み始めました。ご講演では、長崎の被爆者や反核平和の動きをめぐる40年近い記者生活を振り返りながら、記者としての喜びやご苦労されたことなどを、山口響氏との対談形式で話されました。
最後に石田氏は、長崎のメディアと原爆報道全般の成果や問題点などについて言及され、今後の原爆報道のあり方についても意見を述べられました。
また質疑応答ではたくさんの質問が飛び交い、白熱した場面となりました。
講座には約60名の市民が集まり、講演後の「RECNAと語ろう」では、市民・学生による熱い意見交換が行われました。
講演の録画 |
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※本講演会の内容は講演者及び対談者個人の意見を表すものであり、主催団体及び共催団体等の見解を示すものではありません。
【特別市民セミナー】歴史と向き合う 被爆地から学んだこと(11月10日)
スーザン・サザード氏をお迎えして、著書『ナガサキ 核戦争後の人生』の日本語版刊行記念特別市民セミナー(基調講演およびトークセッション)を以下のとおり開催します。
日 時: | 11月10日(日)13:30-16:30 |
場 所: | 長崎原爆資料館ホール |
基調講演: | スーザン・サザード 氏(米国の作家、長崎平和特派員) 「歴史と向き合う 被爆地から学んだこと」 |
トークセ ッション: |
スーザン・サザード 氏 青来 有一 氏(芥川賞作家、長崎大学RECNA客員教授) アーサー・ビナード 氏(米国生まれの詩人・絵本作家) 吉田 文彦 氏(長崎大学RECNAセンター長) |
主 催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会 (PCU-NC) |
協 力: | みすず書房 |
後 援: | 長崎県・長崎市・長崎大学 RECNA(長崎大学核兵器廃絶研究センター) (公財)長崎平和推進協会 核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会 |
《逐次通訳付・入場無料・事前申込不要》
本書執筆にかけた12年間の軌跡とそれが私自身に何をもたらしたか語ります。
私たちは被爆者の体験をどう刻み続けていくのか。それとも忘却の彼方へ追いやってしまうのか。その選択が日本と世界にどんな影響を及ぼすのか、探っていきます。
スーザン・サザード
アメリカのノンフィクション作家。アンティオーク大学LA校で修士号取得。2015年に刊行されたデビュー作、Nagasaki: Life After Nuclear War(『ナガサキ 核戦争後の人生』)によりデイトン文学平和賞、J・アンソニー・ルーカス書籍賞受賞。また「エコノミスト」「ワシントン・ポスト」「カーカス・レビュー」の年間ベストブックに選出され、21人目となる「長崎平和特派員」に認定される。
日 時: | 2019年9月28日(土)13:30~15:30 |
場 所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
講 師: | 青来 有一(芥川賞作家 / RECNA客員教授) |
主 催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
共 催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
講演をする青来有一氏 | 司会の吉田文彦教授を交えての質疑応答 |
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2019年度第3回となる核兵器廃絶市民講座「核兵器のない世界を目指して」が、9月28日(土)に国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館交流ラウンジにて行われました。
「核時代の文学-原爆文学のそれから-」と題し青来有一氏 (芥川賞作家/RECNA客員教授)が講師を務めました。
青来氏は、広島や長崎で被爆した原民喜や太田洋子、林京子の三人の作家をとりあげ、彼らが被爆経験をどう小説に書いたのかをたどり、被爆した経験がない人間が、原爆文学をこれからどのように書き継いでいくことができるのか、核時代の文学の可能性について考えを述べられました。多くの人々が原爆文学に関心を持ってくれなくなった現在、被爆体験をただ「継承」していくのではなく、その体験を世代や地域を越えて、多くの人々が語り合い「共有」することで、核の時代の新しい想像力もひろげることができるとして、今後はそのきっかけとなるように、現在の核兵器を巡る現状や危機感を作品にとりいれ、今の身近な問題として核時代の新しい原爆小説を書いていきたいと決意を語り、「核があるかきり、書くべきだ」と訴えました。
講座には約80名の市民が集まり、講演後の「RECNAと語ろう」では、市民・学生による熱い意見交換が行われました。
※本講演会の内容は講演者及び対談者個人の意見を表すものであり、主催団体及び共催団体等の見解を示すものではありません。
RECNAニューズレター Vol.8 No.1 (2019年9月30日発行)
今年6月1~2日、韓国の有力シンクタンクである世宗(セジョン)研究所との共催で、ワークショップ「朝鮮半島の平和から北東アジア非核兵器地帯へ」を韓国で開催しました。
ワークショップには、日韓の専門家に加え、米国、ロシア、中国、オーストラリア、オーストリア、ドイツから専門家が参加し、朝鮮半島の非核化と、その先に描く北東アジア地域安全保障の構想について、さまざまな角度からの議論を行いました。
このたび、そこでの議論を基に、RECNAと世宗研究所の協力の下、政策提言書「朝鮮半島の平和から北東アジア非核兵器地帯へ」を作成いたしました。是非ご覧ください。
ナガサキ・ユース代表団第8期生を募集します!
2020年春、核軍縮・不拡散問題の国際会議である「2020年NPT(核不拡散条約)再検討会議」がアメリカ・ニューヨークの国連本部で開催されます。世界各国から多数の政府関係者・専門家・NGOが集まるこの会議に、「ナガサキ・ユース代表団」として参加し、最新の国際議論の動向を学ぶとともに、世界の人々とのネットワークを広げてみませんか。核兵器なき世界の実現に向け、「もっと学びたい!」「何かやってみたい!」熱意のある<若者>を募集します。
詳しくは 募集概要 をご覧ください。
【お問い合わせ】
〒852-8521 長崎市文教町1-14(長崎大学核兵器廃絶研究センター内)
TEL:095-819-2252 FAX:095-819-2165
核兵器廃絶長崎連絡協議会事務局(PCU-NC)
REC-PP-08
吉田 文彦 , 鈴木 達治郎 , 広瀬 訓 , 中村 桂子 , 冨塚 明 , 太田 昌克 , 梅林 宏道 , 朝長 万左男 , 山口 響
今、何が起きているのか――ロシアの「違反」を理由に、米国は二国間の中距離核戦力(INF)全廃条約の破棄を決めた。同時に、条約の規制を受けずに INF を保有する中国を意識して、米国は海洋配備の核戦力強化で対抗する方針だ。三か国で唯一、核保有数を増加中の中国は海洋配備計画も加速している。そんな中国も意識してか、米ロは 2021 年に期限切れの新 START(新戦略兵器削減条約)の延長も決めないままだ。加えて、米国の「イラン核合意」離脱で米イラン関係が悪化し、武力衝突さえ懸念される。北朝鮮の核問題も、首脳会談によって最悪の事態は回避されているものの、今後の不透明感は消えていない。
>> 既刊のRECNAポリシーペーパー(政策研究報告)はこちら
RECNA編集、テイラー&フランシス社発行の英文国際学術誌『平和と核軍縮』は、第2巻1号を刊行いたしました。「核兵器使用が人間に与えたもの」「NPTにはまだ意味があるか?」「核の南アジアの20年危機、1998-2018」を特集しています。また、今号から、北東アジアの平和と安全保障に関するパネル(PSNA)ワーキングペーパーのコーナーも設けました。
今号は、歴代ローマ教皇の核兵器に対する見解をめぐる論文や、米国在住の歴史学者・長谷川毅氏に対するインタビューなど、盛り沢山な内容になっています。
いずれも無料でお読みいただけます。
英語原文ページは こちら
日本語ページは こちら(各論文の要約のみ。一部のインタビュー記事は日本語全文もあり)