2020年2月6日
PSNAワーキングペーパー“Paved with Good Intentions : Trump’s Nuclear Diplomacy with North Korea (PSNA-WP-9)”(「善意で敷き詰められた道の先は…:トランプの北朝鮮外交(PSNA-WP-9) 」)が公開となりました。本文は英語版のみとなりますが、要旨は以下のとおりです。是非ご覧ください。
-要旨-
最初の米朝会談は両者の目標を共に満たすような良い合意であった。しかし、その後はすれ違いが続いており、ともに非核化と平和を目指しているにもかかわらず、よい結果を生み出していない。トランプ外交は北朝鮮の穏健派の要求にこたえることができないまま、アメリカ国内の強硬派の要求にもこたえなければいけない。このままだと、北朝鮮もアメリカの真意を読み切れずに、危険な道に戻ってしまう可能性がある。
*”The road to hell is paved with good intentions.”は「地獄への道は善意で敷き詰められている」という意味の諺。