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2023年5月18日

長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)教員の公募について

1. 所  属  長崎大学 核兵器廃絶研究センター(RECNA)
2. 職  名  教授(女性限定)
3. 募集人員  1名
4. 採用時期  令和5年10月1日以降のできるだけ早い時期

 長崎大学の方針に基づき、「男女雇用機会均等法」第8条(女性労働者に係る措置に関する特例)の規定により、女性教員の割合が相当程度少ない現状を積極的に改善するための措置として女性に限定した公募を実施するものです。

 詳しくは 公募要領 をご覧ください。

【応募書類】
1)履 歴 書 (様式1記入例
2)業績調書(様式2
3)獲得した外部資金のリスト(様式3
4)「着任後のRECNAの業務内容に関する抱負について」(A4版1枚程度,様式自由,使用言語:日本語)

【応募書類の提出締切日】
令和5年7月14日(金)必着

【お問い合わせ先】
〒852-8521 長崎市文教町1-14
長崎大学核兵器廃絶研究センター総務係
E-Mail recna_jimu@ml.nagasaki-u.ac.jp
TEL 095-819-2164
FAX 095-819-2165

 

Category お知らせ
2023年4月27日

第2回「核なき未来」オピニオン募集! [ENG]
「核兵器は地球を守れるか?」

オピニオン募集チラシ(PDF)

2023年1月、「終末時計」の針は過去最短の「残り90秒」に進められた。その理由の筆頭が、高まる核兵器使用の脅威と地球環境の破壊だ。一方で核兵器は国を守るために必要との考えもある。はたして核兵器は人を、国を、そして地球を守れるか?

「U-20」(16歳以上20歳未満)、「U-30」(20歳以上30歳未満) の2つの部で、「核なき未来」に関するオピニオン(小論文、エッセイなど形式は自由)を募集します。2023年のサブテーマは「核兵器は地球を守れるか?」です。あなたの想いや意見を自由に綴ってください。

卓越したオピニオンには賞を与えます。最優秀賞2名(各部1名ずつ)は長崎での授賞式(2023年9月23日(土))に招待します。また、最優秀オピニオンは長崎新聞に掲載されます。


【応募について】
資  格:
① U-20の部(16歳以上20歳未満)
② U-30の部(20歳以上30歳未満)
 (2023年7月31日時点の年齢)
  居住地・国籍は問いません。
方  法:
下記の書類をPDF形式で、下記宛先まで一括してE-mailに添付し提出してください。
(1)応募申請書  1部 [様式]※ダウンロード用
(2)オピニオン  1部
※日本語又は英語。日本語2000文字程度、英語1000ワード程度。
※オリジナル・未発表に限る。
※適切なタイトルを付けること。
応募期間:
2023年5月1日~7月31日(必着)
提 出 先:
opinion@ml.nagasaki-u.ac.jp
※提出後1週間しても受領のお知らせが届かない場合は、下記【お問い合わせ先】までご連絡ください。【お問い合わせ先】のメールアドレスでは応募は受け付けませんのでご注意ください。

 

【賞品・副賞】
U-30の部:
・最優秀賞 1名: 記念盾、副賞賞金5万円、長崎での授賞式に招待(国内受賞者のみ)
・優秀賞1名: 記念盾、副賞賞金3万円
U-20の部:
・最優秀賞 1名: 記念盾、副賞賞金3万円、長崎での授賞式に招待(国内受賞者のみ)
・優秀賞1名: 記念盾、副賞賞金1万円

 

【選考と発表】
選  考:
審査委員会による厳正なる審査の上、最優秀賞2名、優秀賞2名を選定します。
審査委員会:
青来 有一(芥川賞作家)審査委員長
グレゴリー・カラーキー(RECNA外国人客員研究員)英文審査小委員会委員長
山田 貴己(長崎新聞社取締役編集局長、RECNA客員教授)副委員長
中村 桂子(RECNA准教授)副委員長
小島 萌衣(NHK長崎放送局記者)
鈴木 達治郎(RECNA副センター長、教授)
畠山 澄子(ピースボート共同代表)
松永 瑠衣子(平和活動家)
審査基準:
以下の項目で審査を行います。
①明確であること、②論理に矛盾がないこと、③事実に基づくこと、④独創性があること、⑤表現力があること
発表・授賞式:
2023年9月23日(土)13:00~14:00 於:長崎大学
最優秀オピニオンは後日、長崎新聞に全文を掲載します。優秀賞受賞作品はRECNAウェブサイトに公表します。
※応募作品の著作権は応募者に帰属しますが、受賞作品の二次利用(掲載、出版など)は主催者(RECNA)に帰属します。
主  催: 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)
協  力: 長崎新聞社
後  援: 長崎県、長崎市、KTNテレビ長崎、NBC長崎放送、NCC長崎文化放送、NHK長崎放送局、NIB長崎国際テレビ
※本事業は長崎大学核兵器廃絶研究センター寄附金により運営されています。

 

【お問い合わせ先】
長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)
TEL:095-819-2164
E-mail: recna_staff@ml.nagasaki-u.ac.jp
Website: https://www.recna.nagasaki-u.ac.jp/recna/

 

2023年4月10日

REC-PP-17

 核兵器問題の主な論点整理:国際政治・安全保障編(2023年4月)
 吉田 文彦, 中尾 麻伊香, 西田 充, 向 和歌奈, 河合 公明, 遠藤 誠治, 牧野 愛博

[全文閲覧] 

 2021年1月に核兵器禁止条約(TPNW)が発効した。被爆地を含め、世界の多くの国々で「核のない世界」を望む人々にとって歴史的な一歩であった。しかしながら、核抑止はこの世界の安全保障政策に深く広く根を張っており、核抑止依存諸国(核を持つ国、核の傘国)はTPNWに反対の、あるいは慎重な態度をとり続けている。
 理想主義(TPNWグループ)と現実主義(非TPNWグループ)が鋭く対峙する構図となり、核不拡散条約(NPT)を基盤にした核軍縮・不拡散によって国際安全保障、国家安全保障の安定化をはかるという、ここ半世紀の核問題のグローバル・ガバナンスの根幹さえ揺るがしかねない事態となっている。
 加えて、ウクライナを侵略したロシアが「核の恫喝」を繰り返して核戦争リスクを高め、米国との新戦略兵器削減条約(新START)の履行停止も宣言した。米国と中国の対立関係も強まって、核軍縮の行方はすっかり視界不良に陥ってしまった。
 そうした中で、日本学術振興会の科学研究費助成(基盤研究B)による研究プロジェクト「安全保障を損なわない核軍縮」(研究代表者・吉田文彦)を進めてきた。核抑止と核軍縮に関する理想主義・現実主義の双方に存在するバイアスの矯正作業を経て、両者の間の「最大公約数=共有可能な中庸領域」を見定め、「安全保障を損なわない核軍縮」に向けた最適解と重点政策群を提示する。これを主たる目的に研究を続けてきた。
 最適解模索のプロセスで必要なのは、様々な分析・論評を踏まえた核兵器や核抑止に対する「総合的な評価」である。研究チームはここ1年余り、「総合的な評価」のための情報の収集と整理、多様な考え方に関するヒアリングや文献調査、それらに基づく包括的な意見交換に取り組んできた。
 ここでの成果を研究チームの外でも活かしてもらうのがいいのではないか。そんな思いから、核兵器や核抑止などに関わる主要な論点を整理して、レクナ・ポリシーペーパーとして刊行することにした。研究プロジェクト全体では多岐にわたる論点を国際政治・安全保障・核軍縮、核不拡散、国際法の3分野に分けて考察してきたが、ここではまず、核兵器と国際政治・安全保障・核軍縮の分野における主な論点を著すことにする。
 核兵器の問題に関心のある大学生、大学院生、市民の皆さんの目に触れて、何がしかご参考になればと願っている。

[全文閲覧] 

★ 既刊のレクナポリシーペーパーは こちら

 

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2023年3月31日

RECNAニューズレター Vol.11 No.2 (2023年3月31日発行)

Newsletter_J-11-2   RECNAと核兵器廃絶長崎連絡協議会の10年
- 調  漸

RECNA/PCU-NC 設立10周年記念事業
- 鈴木 達治郎

「北東アジアにおける核使用リスクの削減」(NU-NEA)プロジェクト
- 西田 充

ナガサキ・ユース代表団 11期生 活動開始
- ナガサキ・ユース代表団

全文閲覧]※引用元URI:http://hdl.handle.net/10069/00042199

 

Category お知らせ

長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)では、昨年度より、ノーチラス研究所、アジア太平洋核軍縮・不拡散リーダーシップネットワーク(APLN)との国際共同研究として、「北東アジアにおける核使用リスク削減(NU-NEA)」プロジェクトを立ち上げました。北東アジア地域にて、どのような条件下なら核兵器が使われてしまうのか。万が一使われてしまったらどのような影響が出るのか。このような問いに答えることで、核抑止論のもつ潜在的リスクを明らかにし、二度と核兵器が使われないよう具体的施策への提言につなげることが大きな目的です。
この度、このプロジェクトの2年目の報告書「Humanitarian Impacts of Nuclear Weapons Use in Northeast Asia: Implications for Reducing Nuclear Risk(北東アジアにおける核兵器使用の人道的影響: 核リスク削減にとっての示唆)」(英文)を発表しました。報告書では、核兵器が使用される5つの事例について、どのような人的・物理的被害が起こりうるか、定量的評価を行っています。

報告書表紙 「Humanitarian Impacts of Nuclear Weapons Use in Northeast Asia: Implications for Reducing Nuclear Risk」
(北東アジアにおける核兵器使用の人道的影響:核リスク削減にとっての示唆)【英語・全文(PDF)】 修正版に差し替え(4/3)
日本語・要旨(PDF)】 【英語・要旨(PDF)】 
中国語・要旨(PDF)】 【韓国語・要旨(PDF)
ロシア語・要旨(PDF)


報告書に関する報道

2023年9月15日-29日放送
NHK WORLD-JAPAN Video on Demand
Today’s Close-Up
What if it Happened? — Simulating Nuclear War
 
Video
 
2023年8月21日放送 NHK クローズアップ現代
もしも今、核兵器が使われたら? 日本も攻撃の標的に
 
解説記事
YouTube
 
2023年8月9日放送 NHK 持論公論
もし核が使われたら・・・ 想像絶する被害 出さないために
 
解説記事
YouTube
 
2023年4月8日付け 長崎新聞
北東アジアでの核使用リスク数百万人が死亡の恐れ 長崎大レクナ試算
 
Original
Archive
 
2023年4月8日付け 中央日報日本語版
日本の研究所 「米朝が核兵器戦争なら最大210万人死亡」
 
Original
Archive
 
2023年4月7日放送 NHK ニュースウォッチ
核兵器 北東アジアで実際に使うと…どれくらいの人 亡くなる?
 
Original
Archive
 
2023年4月7日放送 NHK 長崎(with video)
長崎大など 核兵器の被害想定 1発使用でも地域の25%死亡
 
Original
Archive
 
2023年4月7日放送 NBC 長崎放送(with video)
「台湾を巡り米中が核兵器使用した場合、死者は260 万人」 被害シミュレーションを長崎大学が発表
 
Original
Archive
 
2023年4月7日付け 共同通信(Web)
米ロ核使用、死者37万人超 長崎大、北東アジアで試算
 
Original
Archive
 

◆本プロジェクトのページは こちら

 

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