日 時: | 1月11日(土)13:30-15:30 |
場 所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 地下2階 交流ラウンジ |
演 題: | アジアにおける米国の戦術核兵器 ~ 過去、現在、未来 ~ |
講 師: | グレゴリー・カラーキー 氏 (「憂慮する科学者同盟」中国プロジェクトマネージャー) |
主 催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
共 催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
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カラーキー氏 | 調会長の挨拶 |
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会場の様子 | RECNAと語ろう |
本講演では核兵器廃絶研究センター客員研究員であり、憂慮する科学者同盟(UCS)で中国プロジェクトマネージャーを務めるグレゴリー・カラーキー氏をお招きしました。
カラーキー氏は、まず戦術核兵器と戦略核兵器の違いについて説明し、米国が進める核兵器の小型化に関して、トランプ政権になって、核兵器使用のリスクが高まっていることを指摘しました。それに対して日本が米国の核兵器に依存する政策を取っていること、米国のそのような核兵器開発を支持していることへの異議を唱えました。
また、かつて米中で起こった台湾海峡危機等を取り上げ、「核の脅し」(核抑止)が有効に機能しないことを力説しました。最後に米国専門家の間でも、世界の核軍備競争の現状や核兵器使用が正当化されることがあり得るとする意見に触れつつも、草の根の活動の重要性を強調しました。
講演後のRECNAと語ろうでも幅広い世代の方が参加し白熱した意見を交わしました。
来場者は約70名にのぼり大盛況のうちに幕を閉じました。
講演の録画(英語のみ) |
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・配布資料1: アジアにおける米国の戦術核兵器 ~ 過去、現在、未来 ~ (1)(PDF)
・配布資料2: アジアにおける米国の戦術核兵器 ~ 過去、現在、未来 ~ (2)(PDF)
・配布資料3: アジアにおける米国の戦術核兵器 ~ 過去、現在、未来 ~ (3)(PDF)
※本セミナーの内容は、講演者及び対談者個人の意見を表すものであり、主催団体及び共催団体等の見解を示すものではありません。
日 時: | 2019年12月14日(土)13:30~15:30 |
場 所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
講 師: | 鈴木 達治郎(RECNA副センター長、教授) |
対談者: | 広瀬 訓(RECNA副センター長、教授) |
主 催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
共 催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
講演する鈴木教授 | 鈴木教授と広瀬教授 |
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会場の様子 | レクナと語ろう |
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2019年度第5回となる核兵器廃絶市民講座「核兵器のない世界をめざして」が、12月14日(土)に長崎原爆死没者追悼平和記念館交流ラウンジにて行われました。
「映画に見る『核兵器』: 私が選んだベスト10」と題し鈴木達治郎(RECNA副センター長)が講師を務めました。
今回の講演では鈴木教授が選んだ映画20本を、「社会性」「科学性」「娯楽性」「芸術性」の4つの点から評価し、それぞれの映画について広瀬教授との対談形式で解説を行いました。対象とした映画は1950年代から2010年代まで幅広く、またテーマも核戦争や核テロリズム、広島や長崎を描いたもの、SF等のカテゴリーから選ばれました。両教授がそのみどころやエピソードなどについて個人的な思いも含めて解説をしました。
最後に今後映画の中で核兵器をどのように位置づけるのか、また核の脅威をどのように描くのかに注目すべきと話しました。
講座には約70名の市民が集まり、講演後の「RECNAと語ろう」では、市民・学生による熱い意見交換が行われました。
講演の録画 |
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配布資料(事後配布): 映画に見る『核兵器』: 私が選んだベスト10(PDF)
※本講演会の内容は講演者及び対談者個人の意見を表すものであり、主催団体及び共催団体等の見解を示すものではありません。
メンテナンスのため、以下の日時においてウェブサイトを一時的にご利用いただけません。
ご不便おかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
日時:令和2年1月23日(木)9時30分-10時30分
※ 作業時間は、多少前後する場合がございます。
【シンポジウム】RECNA長崎被爆・戦後史研究会 公開・総括シンポジウム「私たちは何を継承すべきか――長崎の被爆・戦後史研究から見えてくるもの」(2月15日)
“核兵器廃絶を視野に入れた「原爆/被爆体験の継承」を考える際、そもそも「何を継承すべきか」が問われることは少ない。そこで、このシンポジウムでは、原爆被災が戦後の長崎において人々にどんな影響をもたらしたのかについて多角的に検証し、核兵器使用が社会に対してもたらす甚大な被害とそこからの歩みについて、被爆地・長崎から考えてみたい。”
日 時: | 2020年2月15日(土)13:30~16:30 |
会 場: | 長崎大学文教キャンパス 教養教育棟A-13教室(環境科学部建物の1階) |
入場料: | 無料 |
主 催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
※事前申込不要
※駐車場はございません。公共の交通機関でお越しください。
プログラム、登壇者のプロフィール等、詳細はチラシをご覧ください。
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日 時: | 11月10日(日)13:30-16:30 |
場 所: | 長崎原爆資料館ホール |
基調講演: | スーザン・サザード 氏(米国の作家、長崎平和特派員) 「歴史と向き合う 被爆地から学んだこと」 |
トークセ ッション: |
スーザン・サザード 氏 青来 有一 氏(芥川賞作家、長崎大学RECNA客員教授) アーサー・ビナード 氏(米国生まれの詩人・絵本作家) 吉田 文彦 氏(長崎大学RECNAセンター長) |
主 催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会 (PCU-NC) |
協 力: | みすず書房 |
後 援: | 長崎県・長崎市・長崎大学 RECNA(長崎大学核兵器廃絶研究センター) (公財)長崎平和推進協会 核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会 |
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基調講演 | トークセッション |
第1部では、『ナガサキ 核戦争後の人生』日本語版の出版を記念して、著者のスーザン・サザード氏が基調講演を行いました。第2部では、吉田文彦RECNAセンター長を司会に、スーザン・サザード氏、アーサー・ビナード氏、青来有一氏が、核廃絶と平和について、また、被爆体験継承の難しさについて、パネルディスカッションを行いました。来場者は約200名にのぼり、大盛況のうちに幕を閉じました。
基調講演の録画 |
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トークセッションの録画 |
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※本セミナーの内容は、講演者及び対談者個人の意見を表すものであり、主催団体及び共催団体等の見解を示すものではありません。
RECNA編集、テイラー&フランシス社発行の英文国際学術誌『平和と核軍縮』(略称J-PAND)は、第2巻2号を刊行いたしました。特集「核兵器禁止条約:発効の先を見すえて」など、全11本の論文を掲載しています。いずれも無料でお読みいただけます。
英語原文ページは こちら
日本語ページは こちら(各論文の要約のみ)
RECNAスタッフも、以下のような形で貢献しています。
朝長万左男(RECNA客員教授)「広島・長崎への原爆投下が人間に与えた効果と核兵器時代終焉に向けた人類への教訓」(日本語要約あり)
Tomonaga, Masao. 2019. “The Atomic Bombings of Hiroshima and Nagasaki: A Summary of the Human Consequences, 1945-2018, and Lessons for Homo sapiens to End the Nuclear Weapon Age.” Journal for Peace and Nuclear Disarmament 2(2): 491-517.(英語原文へ)
吉田文彦(J-PAND編集長、RECNAセンター長)・鈴木達治郎(RECNA副センター長)「2019年の核問題をめぐる状況:カーネギー国際核政策会議で専門家らに聞く」(日本語要約あり)
Yoshida, Fumihiko & Tatsujiro Suzuki. 2019. “The State of Nuclear Weapons in 2019: Conversations with Experts at the Carnegie International Nuclear Policy Conference.” Journal for Peace and Nuclear Disarmament 2(2): 612-626.(英語原文へ)
【国際シンポジウム】「核兵器と反人道罪のない世界へ」in 広島(12月15日)
12月15日(日)、広島で行われる国際シンポジウムに吉田文彦RECNAセンター長が討論者として登壇します。当シンポジウムは、広島市立大学、中国新聞社、RECNAが主催しており、本年は、基調講演者として国際刑事裁判所前判事・尾﨑久仁子氏、特別講演者として元広島市長・平岡敬氏をお迎えして、広島・長崎の経験を、人権法・人道法という広い文脈から見つめ直します。
日 時: | 2019年12月15日(日)13:30~16:30 |
会 場: | 広島国際会議場 地下2階 ヒマワリ (広島市中区中島町1番5号 平和記念公園内) |
定 員: | 450名(先着順、事前申込不要) |
入場料: | 無料 | その他: | 同時通訳・手話通訳付 |
主 催: | 広島市立大学・中国新聞社・ 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
後 援: | 広島市・(公財)広島平和文化センター |
本シンポジウムは、核兵器の使用を含む暴力の連鎖を断ち切る方途を被害者の声、およびそれを伝えるメディアの役割や国際社会の取り組み、そして法による規制などの諸観点から探るものです。
広島・長崎の経験を現代の人権法と人道法の到達点という広い文脈から意味づけることは、核廃絶の道筋のヒントを探ることにもつながるでしょう。
人道に対する犯罪などの深刻な人権侵害の根絶という課題に対する国際社会の取り組みの過去と現在を、特に国際刑事裁判所を中心とする実施の仕組みの観点から検討し、今後の課題を明らかにするとともに、私たち市民社会の行動について考えます。
2019年度版『世界の核物質データ』ポスター及び解説しおりを公開しました。以下のサムネイル画像をクリックしてご覧ください。また、今年度の概要解説が こちら からご覧いただけます。
2019年度版『世界の核物質データ』ポスター
日本語版 | 英 語 版 | 韓国語版 | |
2019年12月 | ![]() |
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★ 前年度以前の版は こちら からご覧いただけます。
★ 2019年度版『世界の核弾頭データ』ポスターは こちら でご覧いただけます。
2019年度版『世界の核物質データ』解説しおり
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★ 前年度以前の版は こちら からご覧いただけます。
★ 2019年度版『世界の核弾頭データ』解説しおりは こちら でご覧いただけます。
【特別市民セミナー】アジアにおける米国の戦術核兵器 ~ 過去、現在、未来 ~(1月11日)
グレゴリー・カラーキー氏(「憂慮する科学者同盟」中国プロジェクトマネージャー)をお迎えして、以下のとおり、特別市民セミナーを開催します。
日 時: | 1月11日(土)13:30-15:30 |
場 所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 地下2階 交流ラウンジ |
演 題: | アジアにおける米国の戦術核兵器 ~ 過去、現在、未来 ~ |
講 師: | グレゴリー・カラーキー 氏 (「憂慮する科学者同盟」中国プロジェクトマネージャー) |
主 催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会 (PCU-NC) |
共 催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
《同時通訳有・入場無料・事前申込不要》
グレゴリー・カラーキー
米国メリーランド州立大学にて1994年に政府・政治学博士号を取得。国際教育交流評議会の中国担当ディレクター、グリーン・マウンテン大学准教授、ピッツアー大学対外研究部長を経て、2002年に「憂慮する科学者同盟(Union of Concerned Scientists; UCS)」に参加。中国の核軍備管理政策と東アジアにおける米国の拡大核抑止政策に焦点を当て、過去30年間にわたり中国に住みかつ研究を実施してきた。
専門分野: 中国の核兵器政策、宇宙プログラム、異文化交流政策
日 時: | 2019年10月26日(土)13:30~15:30 |
場 所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
講 師: | 石田 謙二(長崎新聞社取締役編集局長/RECNA客員教授) |
聞き手: | 山口 響(RECNA客員研究員) |
主 催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
共 催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
講演する石田氏 | 石田氏と山口氏 |
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会場の様子 | レクナと語ろう |
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2019年度第4回となる核兵器廃絶市民講座「核兵器のない世界を目指して」が、10月26日(土)に国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館交流ラウンジにて行われました。
「被爆地の新聞記者として」と題し石田 謙二 (長崎新聞社取締役編集局長/RECNA客員教授)が講師を務めました。
1981年に長崎新聞社に記者として入社された石田氏は、被爆40周年前後から原爆報道に本格的に取り組み始めました。ご講演では、長崎の被爆者や反核平和の動きをめぐる40年近い記者生活を振り返りながら、記者としての喜びやご苦労されたことなどを、山口響氏との対談形式で話されました。
最後に石田氏は、長崎のメディアと原爆報道全般の成果や問題点などについて言及され、今後の原爆報道のあり方についても意見を述べられました。
また質疑応答ではたくさんの質問が飛び交い、白熱した場面となりました。
講座には約60名の市民が集まり、講演後の「RECNAと語ろう」では、市民・学生による熱い意見交換が行われました。
講演の録画 |
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※本講演会の内容は講演者及び対談者個人の意見を表すものであり、主催団体及び共催団体等の見解を示すものではありません。