2016年11月15日
日時: | 2016年11月12日(土)13:30~15:30 |
場所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和記念館 交流ラウンジ |
講師: | 広瀬 訓 (ヒロセ サトシ) RECNA副センター長・教授 |
主催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
共催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
講演する広瀬先生 | 会場の様子 |
平成28年度核兵器廃絶市民講座「核兵器のない世界を目指して」の第4回目を、11月12日(土)に国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館にて行い、講師は広瀬 訓教授(RECNA副センター長)がつとめました。講座は「『核抑止』は有効か?―核の歴史をもう一度振り返る―」と題し、『核抑止』の安全保障としての有効性への疑問と、抑止のもつ矛盾について、わかりやすい身近な例を多く引用しながらお話しいただきました。いまだかつて核の抑止論を証明できた人はいません。これからの安全保障は、恐怖による抑止ではなく、「理性と信頼」による安全保障に変えるべきではないでしょうか。
講座には約60名の市民が集まりました。質疑応答では、高校生からも積極的に質問があり、盛会のうちに終わりました。講座後には「RECNAと語ろう」を行い、講座の数日前に決まったアメリカ次期大統領や彼が持ち歩くことになる核のボタンについて語り合いました。
〈講演資料〉
〈講演動画〉
※本講演会の内容は講演者及び対談者個人の意見を表すものであり、主催団体及び共催団体等の見解を示すものではありません。