2024年2月29日

第41回 RECNA研究会
「核兵器は過去の遺物か?―ロシア・ウクライナ戦争からの核政策への教訓」

日時: 2024年3月12日(火)9:00-11:00
場所: オンライン(Zoomウェビナー)
講師:パヴェル・ポドヴィッグ博士

2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻以来、安全保障政策における核兵器や核抑止の役割について、国際的な議論が続いています。この度、ロシアの核政策の世界的第一人者であられるパヴェル・ポドヴィッグ博士が長崎を訪問されるにあたり、RECNAで講演をしていただけることになりました。核抑止や核兵器の役割について、あらためて考察を深めるよい機会になるかと思います。ぜひ皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

使用言語:  英語(通訳は付きません)
申込方法:  こちら からお申込みください〔締切:3月11日(月)〕
お問合せ:  長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)
Tel: 095-819-2164/Fax: 095-819-2165
recna_staff@ml.nagasaki-u.ac.jp

講演要旨

2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻とその後の軍事対立の中で、核兵器の果たした役割や、核抑止や軍事戦略や戦争における政治的武器としての核兵器の価値について、重要な疑問を提起した。結論から言えば、その価値は極めて限定的であるとの示唆を得る根拠が十分にある。核保有国にとって、核兵器のもたらす国家安全保障上の価値は明らかではなく、核兵器への依存はかえって国家安全保障を損なうことにつながるのである。


講演者プロフィール

Pavel-Podvig パヴェル・ポドヴィッグ
(Pavel Podvig)
パヴェル・ポドヴィッグ博士は、国連軍縮研究所(UNIDIR)の上席研究員で、現在ジュネーブにて「ロシアの核戦力」プロジェクトのリーダー。米プリンストン大学科学と安全保障プログラム研究員、国際核物質パネルメンバーでもある。ロシア物理技術大学(MIPT)卒、政治学博士(モスクワ国際経済関係大学)。2008年にロシアに関する研究への貢献により米物理学会「レオ・シラード賞」受賞。

 

2024年2月28日

北朝鮮の核戦略:核ドクトリンの進化と今後の展望
 
Anastasia Barannikova


2024年2月28日

PSNA2では英文書籍「Getting to Zero in Northeast Asia: The Nuclear -Weapon-Free Zone as a Vehicle for Change」(仮題)の発刊を目指して研究活動を続けているが、その一環として、重要課題について専門家に特別論文を依頼した。本論は今年度唯一の特別論文である。

 

要  旨

過去10年間ほど、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)は、核兵器とミサイル技術開発で驚くような進歩を見せた。そのような進歩は、明確な核戦略と、国家安全保障政策に占める核兵器とその使用に関する明確なビジョンなしには実現しなかっただろう。事実、北朝鮮における核兵器の役割やその使用について、理解を深めるためには、核戦略の分析が必要となる。同時に、核戦略や核兵器・ミサイル開発がどのように進化していくかについての仮説は、プロバガンダを目的とした宣言的な政策等よりも、現実の戦略分析に基づくことが必要だ。そのために、北朝鮮の最も認められる核ドクトリンを明示し、技術的能力と合わせることによって、北朝鮮のハイブリッド核戦略(通常兵器と核兵器の複合戦略)の現実を明らかにし、将来の展望を示唆することとする。

キーワード
北朝鮮、核戦略、核ドクトリン、技術能力、宣言的・運用教義、宣言的・内政的戦略

著者紹介
アナスタシア・バラニコヴァ博士(Anastasia Barannikova)は、ADMネヴェルスコイ海洋大学(ウラジオストック、ロシア)の空間兵站研究所の研究員(Research Fellow)。同大学歴史博士号。博士の主要研究分野は北東アジアの地域安全保障と核不拡散問題、特に朝鮮半島、北朝鮮の外交及び国内政治、北朝鮮の核・ミサイルプログラムと核態勢、核ドクトリン。

この論文は本人の分析であり、所属機関の研究とは無関係である。

英語版のみとなりますが、全文(PDF)こちら からご覧いただけます。
※ 修正版に差し替え(3/15)

 

北東アジアの平和と安全保障に関するパネル(PSNA)

 

Category お知らせ
2024年2月8日

「被爆の実相の伝承」のオンライン化・デジタル化事業成果報告会 - 被爆前の日常を想像する

チラシ (PDF版)
長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)と国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館では、2021年より「被爆の実相の伝承」のオンライン化・デジタル化事業に取り組んできました。3年間の取り組みを振り返るトークイベントを開催します。

■日 時:2024年2月18日(日)14:00~16:00
■会 場:国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ
■参 加:無料・申込不要
※オンライン(ZOOM)参加ご希望の方はこちらからお申込みください。(申込終了しました)

プログラム
14:15-15:00 トークセッション①
「被爆前後の航空写真を使用したデジタルマップの活用」
 登 壇:全 炳徳(情報データ科学部 教授/RECNA兼務教員)

15:10-15:55 トークセッション②
「被爆前の日常を伝えるデジタル教材づくり」
 登 壇:宮崎 園子(フリーランスライター:広島在住)
     佐々木 亮(フリーランスライター:福岡在住)

事業概要説明&トークセッションの進行:林田 光弘(RECNA特任研究員)

<お問い合せ>
長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)[担当]林田 
電話:080-8040-3656
hayashida-m@nagasaki-u.ac.jp

「被爆前の日常アーカイブ」ウェブサイトはこちら
  被爆前の日常アーカイブ

 

2024年1月18日

RECNA編集、テイラー&フランシス社発行の英文国際学術誌『平和と核軍縮』(略称J-PAND)は、第6巻2号を刊行いたしました。全13本の記事はいずれも無料でお読みいただけます。今回は、「グローバル核政治における『不可逆性』の問題」と題した特集の第一弾をお届けします。

英語原文ページは こちら

日本語ページは こちら(各論文の抄録のみ)
 

Category お知らせ
2023年11月30日

REC-PP-19

 Nuclear Weapon in Changing World(2023年11月)
 Kokoro Nishiyama, Alina Smyslova

[全文閲覧] ※引用元URI:http://hdl.handle.net/10069/0002000584

 RECNAポリシーペーパーはこれまで、大学や研究機関、実務現場などでの業績を持つ専門家を主な筆者としてきた。今回は、これから研究や実社会での実績を積んでいく若い二人筆者である。
 これを皮切りに不定期ではあるが、折を見ながら次世代の筆者によるRECNAポリシーペーパーを刊行していくことにする。今回はすべて英語の論考となっているが、日本語で書かれたものにも発表の機会を広げていきたい。
 核廃絶に向けた核軍縮・不拡散関連の研究では次世代の育成が急務となっており、RECNAポリシーペーパーの新しい方針が、人材育成に資することができればと願っている。

[全文閲覧] ※引用元URI:http://hdl.handle.net/10069/0002000584

★ 既刊のレクナポリシーペーパーは こちら

 

Category お知らせ
2023年10月4日

RECNAニューズレター Vol.12 No.1 (2023年9月30日発行)

Newsletter_J-12-1   着任のご挨拶 「長崎から考える」
- 河合 公明

カーネギー国際平和財団との共同プロジェクト「核軍縮への新たな道程」を開始
- 吉田 文彦

ナガサキ・ユース代表団ウィーン活動報告
- ナガサキ・ユース代表団 第11期生

核兵器と国際政治、核兵器と国際人道法に関するRECNAポリシーペーパーを刊行
- 吉田 文彦、 河合 公明

「北東アジアにおける核使用リスクの削減」(NU-NEA)プロジェクト
- 鈴木 達治郎

第2回「核なき未来」オピニオン賞
- 中村 桂子

全文閲覧]※引用元URI: http://hdl.handle.net/10069/0002000206

 

Category お知らせ
2023年10月3日

【公開ワークショップ】 第40回 RECNA研究会
「米国の核兵器政策の進展と北東アジアへの影響」

YouTubeで動画を公開しました! ※ 字幕(英語:自動生成)を表示し、
自動翻訳を日本語に設定すると、字幕が日本語で表示されます。
参照

日時: 2023年10月16日(月)9:00-11:00
場所: 長崎大学文教キャンパス 環境科学部本館1階 A-12教室(オンライン配信あり)
アクセス: https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/access/bunkyo/index.html
文教キャンパスマップ (PDF)
 
開催概要 (PDF)

 私たちは今、かつてない核危機に直面しています。こうした中、核保有国の政策を分析し、新たな潮流が意味するものを見極めることが重要です。このたび、米国の有力なシンクタンクである「憂慮する科学者同盟(UCS)」のグローバル安全保障プログラムにかかわる科学者やアナリストが長崎大学を訪問することとなりました。この機をとらえ、長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)とUCSは、長崎大学NURESCA(STAR創出プログラム「人新世における連帯的生存に向けて」)及び長崎大学核廃絶・核軍縮研究会の協力を得て、核問題に関する特別ワークショップを共催することといたしました。ワークショップは公開であり、オンラインでも配信されます。米国の核政策と北東アジアへのその影響について理解を深めたい方にとって、このワークショップが有益なものとなることを願っています。


共  催:  長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)/ 憂慮する科学者同盟(UCS)
恊  力:  長崎大学NURESCA(STAR創出プログラム「人新世における連帯的生存に向けて」)/ 長崎大学多文化社会学部核廃絶・核軍縮研究会
使用言語:  英語(通訳は付きません)
申込方法:  ※参加申込受付は終了いたしました。
お問合せ:  (E-mail) recna_staff@ml.nagasaki-u.ac.jp
 

プログラム

司会進行 中村 桂子(RECNA准教授)
9:00-9:05  開会挨拶 吉田 文彦(RECNAセンター長・教授)
9:05-9:20  「米国のミサイル防衛政策の概要とその影響」
 ローラ・グレゴ(UCSシニア・サイエンティスト兼リサーチ・ディレクタ-)
9:20-9:35  「米国のプルトニウム・ピット生産における問題点」
 ディラン・スパルディング(UCSシニア・サイエンティスト)
9:35-9:50  「北朝鮮のプルトニウム生産能力」
 スルギエ・パーク(UCSシニア・サイエンティスト)
9:50-10:05  「米中核戦争の可能性」
 ロバート・ラスト(UCS中国アナリスト)
10:05-10:20  「米国核・軍事予算の分析」
 エリン・マクドナルド(UCS アナリスト)
10:20-10:25  休憩
10:25-10:55  自由討論 モデレーター: 鈴木達治郎(RECNA副センター長)
10:55-11:00  閉会挨拶 グレゴリー・カラーキー(UCS及びRECNA)

 

登壇者

L.Grego ローラ・グレゴ
 UCSグローバル安全保障プログラムのシニア・サイエンティスト及びリサーチ・ディレクターとして、核兵器、ミサイル防衛、宇宙安全保障といった科学と公共政策の接点における研究を20年にわたって続けている。最近、マサチューセッツ工科大学(MIT)の核セキュリティ・政策研究所でスタントン核セキュリティ・フェローシップを修了した。UCSに加わる前は、ハーバード・スミソニアン天体物理学センターで博士研究員を務めた。
D.Spaulding ディラン・スパルディング
発表資料(PDF)
The Status of US National Laboratories
 UCSグローバル安全保障プログラムのシニア・サイエンティスト。核兵器に関する技術的問題や核兵器がもたらす脅威を低減する政策を中心に研究している。ブラウン大学で物理学の学士号、カリフォルニア州立大学バークレー校で地球惑星科学の博士号を取得。インターン、NNSA備蓄核兵器維持管理フェロー、客員研究員・実験者としてなど、長年にわたって米国国立研究所に関わってきた。フランス原子力・代替エネルギー庁で博士研究員、ハーバード大学で生命起源イニシアティブ特別研究員を務めた。最近では、カリフォルニア大学デービス校で衝撃圧縮研究室を立ち上げ、学部で地質学を教えている。
S.Park スルギエ・パーク
発表資料(PDF)
Status on North Korea’s Fissile Material Production
 UCSグローバル安全保障プログラムのシニア・サイエンティスト。核燃料サイクルのフロントエンドとバックエンド、核活動の監視と検証、核分裂性核物質の備蓄分析を中心に研究している。UCSに加わる前は、スタンフォード大学ドア・スクール・オブ・サステナビリティの研究員として、米国におけるレアアースのサプライチェーン問題を研究。また、スタンフォード大学国際安全保障協力センター(CISAC)のマッカーサー・スタントン核安全保障フェローとして、北朝鮮のウランや重要鉱物資源を含む地質資源の分析、放射性廃棄物管理に関する研究を行った。軍縮・核不拡散に関連しては、北朝鮮のウラン採掘・精錬プロセスに関する複数の論文を発表。スタンフォード大学で地質学の博士号を取得。博士論文では、極限環境下における核物質と土質材料の特性評価を行った。
R.Rust ロバート・ラスト
発表資料(PDF)
China’s Nuclear Buildup and Potential for Conflict
 UCSグローバル安全保障プログラムの中国アナリスト。中国の核兵器計画、中国のガバナンス、米中関係を中心に研究している。UCSに加わる前の2019年には、北京のノルウェー大使館で6カ月間の研修生として勤務。修士論文執筆中は、オスロのノルウェー国際問題研究所で研究員を務めた。ウィリアム・アンド・メアリー大学で国際関係学/中国語の学士号、ノルウェーのオスロ大学で中国文化と社会の修士号を取得。
E.MacDonald エリン・マクドナルド
発表資料(PDF)
The US Nuclear Weapons Budget: The Sky’s the Limit?
 2011年12月よりグローバル安全保障プログラムのアナリストとして従事。国際安全保障、軍備管理・不拡散、米中関係、東アジアの安全保障を専門としている。コーネル大学で行政学の修士号を取得。修士論文のテーマは中国の宇宙兵器政策。ダートマス大学で行政学の学士号を取得し、コーネル大学大学院を修了するまでの4年間、UCSグローバル安全保障プログラムでプログラム・アシスタントを務めた。UCSに戻る直前には、MIT国際科学技術イニシアティブでインターンシップをコーディネートした。
G.Kulacki グレゴリー・カラーキー
 UCSグローバル安全保障プログラムのシニア・アナリスト兼中国プロジェクト・マネージャー。RECNA外国人客員研究員。核兵器および関連する安全保障問題に関して、日米中間の異文化間コミュニケーションの改善に取り組んでいる。2002年にUCSに加わる以前は、ピッツァー大学の域外研究ディレクター、グリーンマウンテン大学の行政学准教授、国際教育交換協議会の中国ディレクターを務めた。メリーランド大学カレッジパーク校で行政学博士号を取得。
F.Yoshida 吉田 文彦
 RECNAセンター長。朝日新聞論説副主幹。外務省「核軍縮・不拡散に関する有識者懇談会」の委員を務めた。国際学術誌『平和と核軍縮』(J-PAND)編集長。大阪大学にて博士号(国際公共政策)取得。(2007年)。
T.Suzuki 鈴木 達治郎
 RECNA副センター長。1951年生まれ。内閣府原子力委員会(JAEC)委員長代理(2010-2014年)を歴任。科学と国際問題に関するパグウォッシュ会議評議員(2007~09年、2014年~)。東京大学にて博士号(原子力工学)を取得(1988年)。
K.Nakamura 中村 桂子
 2012年4月からRECNA准教授。核軍縮・不拡散や平和・軍縮教育の研究に従事。2012年3月まではNPO法人ピースデポの研究員/事務局長。モントレー国際大学大学院(現:ミドルベリー国際大学院モントレー校)で修士号(国際政策研究)を取得。

 

2023年9月25日

第2回「核なき未来」オピニオン賞 受賞式 を開催   [ENG]

オピニオン募集チラシ(PDF)

長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)は、募集した 第2回「核なき未来」に関するオピニオン のU-20の部 (16歳以上20歳未満)とU-30の部 (20歳以上30歳未満) それぞれで、最優秀賞、優秀賞各1名を発表し、授賞式を行いました。

青来有一審査委員長は、全体講評のなかで、「ユニークで斬新な作品の募集があった。これからも若い感受性を活かしてほしい。このオピニオン募集が、一般市民が核兵器の問題を考える機会となってほしい」と述べました。

なお、受賞作のうち最優秀作の2編は、2023年9月24日付長崎新聞の本紙に全文が掲載されました。( こちら は同紙電子版の記事)


【 第2回「核なき未来」オピニオン賞 授賞式 】

授賞式出席者の集合写真   取材に応じる4名の受賞者
授賞式出席者の集合写真   取材に応じる4名の受賞者
   
日  時: 2023年9月23日(土)13:00~14:00
     (取材対応   14:00~14:30)
場  所: 長崎大学 核兵器廃絶研究センター1階 会議室
次  第: 1.開会挨拶: 鈴木 達治郎 RECNA副センター長・教授
2.受賞者発表・授与式・受賞者スピーチ
 ・U-20の部
   優秀賞者発表・賞状、盾授与: 青来 有一 審査委員長
    優秀賞者スピーチ 海野 遥香さん (オンライン)
   最優秀賞者発表・賞状、盾授与: 青来 審査委員長
    最優秀賞者スピーチ 馬場 みなこさん
 ・U-30の部
   優秀賞者発表・賞状、盾授与: 青来 審査委員長
    優秀賞者スピーチ アドリアーナ・ナザルコさん
   最優秀賞者発表・賞状、盾授与: 青来 審査委員長
    最優秀賞者スピーチ アディヤ・ケリムバエワさん
3.全体講評: 青来 有一 審査委員長
4.審査委員コメント:
   山田 貴己 客員教授、小島 萌衣さん(オンライン)、畠山 澄子さん(録画)
5.写真撮影
取材対応: 青来 有一 審査委員長、受賞者4名
鈴木 達治郎 RECNA副センター長(司会)、中村 桂子 RECNA准教授(通訳)

 

2023年9月23日

第2回「核なき未来」オピニオン賞 受賞者を発表   [ENG]

オピニオン募集チラシ(PDF)

長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)は、昨年に引き続き、若い世代に広く核兵器問題の重要性を訴えるとともに、平和な国際社会の実現に貢献できる人材の育成を図ることを目的として、第2回「核なき未来」に関するオピニオン を募集しました。

このたび、U-20の部 (16歳以上20歳未満)、U-30の部 (20歳以上30歳未満) それぞれで、最優秀賞、優秀賞各1名を決定しましたので、 お知らせいたします。

⇒ 第2回「核なき未来」オピニオン賞 授賞式


【 受賞者: 最優秀賞 2名、優秀賞 2名 】

※ 年齢は応募時のもの。

U-20の部 最 優 秀 賞
M.Baba
 
  馬場 みなこ(ばば みなこ)17歳

聖和女子学院高等学校 2年 長崎県佐世保市 在住
昨年、アメリカテキサス州にて長期留学を経験。

U-30の部 最 優 秀 賞
K.Adiya
 
  Adiya Kerimbayeva(アディヤ・ケリムバエワ)27歳

長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 災害・被ばく医療科学共同専攻 修士課程2年 長崎県長崎市 在住
カザフスタン出身。旧ソ連最大の核実験場近くの街で生まれ育つ。子どもの頃から夢である人々の命を救う医師になるべく、カザフスタンのセメイ医科大学で学士号を取得、一般内科でのインターンを経たのち、長崎大学大学院災害・被ばく医療科学共同専攻修士課程に進学。この分野での研究を続けている。

U-20の部 優 秀 賞
H.Unno
 
  海野 遥香(うんの はるか)19歳

早稲田大学 文化構想学部 2年 東京都港区 在住
地域活性化、歴史や⽂化など幅広い視点から⽇本をはじめ世界の現状について学んでいる。

U-30の部 優 秀 賞
A.Nazarko
  Adriana Nazarko(アドリアーナ・ナザルコ)25歳

ボウディン大学 国際関係・アジア研究科 2021年クラス (アメリカ)フロリダ州セントピーターズバーグ 在住 (日本)大阪府箕面市 在住
JETプログラム(外国語青年招致事業)を通じて、現在、大阪箕面市でALT(外国語指導助手)を務めている。米ボウディン大学で国際関係学と東アジア研究の学士号を取得。研究テーマは北朝鮮の核開発計画、21世紀の核抑止力、日米韓3カ国関係。外交と核不拡散の分野でキャリアを積みたいと考えている。

 

【 U-20の部 受賞者 以外の 最終選考対象者 20名 / 応募者総数 88名 】
【 U-30の部 受賞者 以外の 最終選考対象者 18名 / 応募者総数 34名 】


 

2023年9月13日

RECNA編集、テイラー&フランシス社発行の英文国際学術誌『平和と核軍縮』(略称J-PAND)は、第6巻1号を刊行いたしました。全15本の記事はいずれも無料でお読みいただけます。今回は、ロシア・ウクライナ戦争によって核兵器使用のリスクが高まる中で議論の対象となっている「戦略的安定」についての特集を組みました。

英語原文ページは こちら

日本語ページは こちら(各論文の抄録のみ)
 

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