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2024年11月7日

ICU SSRI・上智大学IGC・RECNA共催シンポジウム
北東アジアにおける核戦争?
早期警戒・リスク削減・非核化

2024年12月6-7日(金-土)、国際基督教大学 社会科学研究所(SSRI)上智大学グローバル・コンサーン研究所(IGC)、RECNAとの共催でシンポジウムを開催します。

チラシ (PDF)

■日 時: 2024年12月6日(金)9:00-17:00/7日(土)10:10-12:40
■会 場: 国際基督教大学 東ヶ崎潔記念ダイアログハウス 国際会議室
■言 語: 英語(同時通訳なし)

※事前登録制:下記から事前登録をお願いいたします。

■概 要:世界は今核戦争のリスクに直面している。北東アジアにおいても、緊張がたかまっている。戦争へとエスカレートするのを防ぐためにはどうすればよいのか。本シンポジウムでは、アジア太平洋地域の市民社会と政府が取りうる方策を探る。具体的には、「安心の外交」「リスク管理と削減」「包括的で共通かつ強力的な安全保障の多国間枠組み」の3本柱を議論する。そして、この地域に適応した新たな北東アジア非核兵器地帯の在り方を検討する。


■プログラム:

12月6日(金)国際会議

9:00-10:00 開 会
歓迎の挨拶: 毛利勝彦(ICU 社会科学研究所所長)
基調講演: モートン・ハルペリン /Zoom 参加(元アメリカ合衆国国務省政策企画本部長)
「北東アジアの非核兵器地帯(NWFZ)に向けて」

10:10-11:20 セッションI 先制攻撃とは?先制主義の台頭と戦争リスクの高まり
徐載晶(本シンポジウム・プログラム委員長・ICU)
「先制兵器の誘惑、戦争誘発のリスク」
グレゴリー・カラーキー(憂慮する科学者同盟 東アジアプロジェクトマネージャー)
「現代米中関係と東アジアにおける拡大核抑止の問題」
討論者:チョン・ウクシク(平和ネットワーク所長)
    吉田文彦(長崎大学核兵器廃絶研究センター長)

11:30-12:40 セッションII リスク管理と軽減
ピーター・ヘイズ/Zoom 参加(ノーチラス研究所所長)
「朝鮮半島の非核化に向けた包括的安全保障ロードマップ」
ヴァン・ジャクソン/Zoom 参加(ヴィクトリア大学ウェリントン上級講師)
「平和創造と核武装:第三次世界大戦を防ぐための実践的解決策」
討論者:西田充(長崎大学多文化社会学部教授)
    ブライアン・エイコック(ICU 社会科学研究所特任助教)

12:40-13:50 ランチ

13:50-15:00 セッションIII 積極外交と早期警戒
猿田佐世(新外交イニシアティブ代表)
「マルチトラック外交の制度化」
アヨン・ムン(ピースモモ代表)
「コモンズとしての安全保障、紛争予防と平和構築のための市民空間」
討論者:トビアス・ヴァイス(上智大学総合グローバル学部准教授)
    中村桂子(長崎大学核兵器廃絶研究センター准教授)

15:10-16:20 セッションIV C3安全保障レジームと非核化
鈴木達治郎(長崎大学核兵器廃絶研究センター教授)& 徐載晶
「非核兵器地帯2.0 とC3 体制の提案」
レベッカ・ジョンソン /Zoom 参加(アクロニム研究所初代所長)
「安全保障と非核化への対話の再構築のための核兵器禁止条約の活用と北東アジアにおける 非核兵器地帯(NWFZ)戦略」
討論者:河合公明(長崎大学核兵器廃絶研究センター副センター長)
    ヴィルヘルム・フォッセ(ICU 政治学・国際関係学デパートメント長)

16:20-17:00 閉 会
まとめ:梅林宏道(NPO 法人ピースデポ特別顧問)
閉会の辞: 権香淑 /Zoom 参加(上智大学グローバル・コンサーン研究所副所長)
共同の祈り:ジェレマイア・オルバーグ(ICU 宗務部長代行)、ホアン・アイダル(上智大学神学部教授)

12月7日(土)平和構築シナリオ ワークショップ

10:10-12:40 政策への影響に関するディスカッション
開会の辞: マイケル・ハメル=グリーン/Zoom 参加(ヴィクトリア大学メルボルン校名誉教授)
「地域平和構築の成功と北東アジアの課題」
平和構築シナリオ
モデレーター:フランシス・ダイホン・リー(PeaceMOMO 平和教育研究所所長)
       樋川和子(長崎大学核兵器廃絶研究センター副センター長)
まとめ: 吉田文彦
閉会の辞: 徐載晶


■主 催: 国際基督教大学 社会科学研究所(SSRI)、上智大学グローバル・コンサーン研究所(IGC)、長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)

■お問い合わせ先:
国際基督教大学 社会科学研究所(SSRI)
E-Mail : ssri★icu.ac.jp(★を@に変更)


 

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2024年10月29日

国際シンポジウム2024
グローバルに核被害をとらえ直す
―いま改めて『ノーモア・ヒバクシャ』
▶[ENG]

2024年11月30日(土)、広島市立大学広島平和研究所(HPI)中国新聞社ヒロシマ平和メディアセンター、RECNAとの共催で国際シンポジウムを開催します。
本シンポジウムでは、RECNAの鈴木達治郎先生が報告者として登壇します。

■日 時: 2024年11月30日(土)13:30~16:30
■会 場: 広島国際会議場 地下2階 ヒマワリ(広島市中区中島町1番5号 平和記念公園内)
■定 員: 先着450名(事前申込不要・入場無料)
<同時通訳 ・ 手話通訳付き>
■主 催: 広島市立大学広島平和研究所・中国新聞社ヒロシマ平和メディアセンター・長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)
■後 援: 一般社団法人ヒロシマ平和研究教育機構

チラシ (PDF) 第五福竜丸被曝から70年の節目である2024年は、映画「オッペンハイマー」が話題となり、人類初の核爆発だったトリニティ実験にも改めて注目が集まりました。冷戦期から核保有国は長年、核実験を繰り返してきましたが、放射能汚染による被害を知りながら、犠牲を強いてグローバル・ヒバクシャを生み出してきたとの重い指摘もあります。
本シンポジウムでは、核兵器に何らかの有用性を見出そうとする動きに対して、戦時、平時を問わず「使ってはならない」という規範をいま、どうやって強化するかという問いに向き合い、グローバル・ヒバクシャとの連帯から核廃絶につなげるための糸口を探ります。

■お問い合わせ先:
広島市立大学広島平和研究所
TEL:(082)830-1811 FAX:(082)830-1812
E-Mail : office-peace★m.hiroshima-cu.ac.jp(★を@に変更)


 

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2024年10月25日

【特別講座】第5回 2024年度核兵器廃絶市民講座
「今、核兵器問題にどう挑むか」
戦争被爆から80年を前にして

チラシ (PDF)今年のノーベル平和賞が日本原水爆被害者団体協議会に決まった。この授賞は核兵器が今日のみならず、私たちの未来に関わる問題であることを指し示している。大国間の緊張や核軍拡が渦巻く世界にあって、平和を希求する国や市民社会はどう動けばいいのだろうか――。

ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は、平和と安全保障に関する世界有数のシンクタンクで、毎年世界の軍備や軍事予算、紛争状況などに関する年次報告書を刊行している。今年のその報告書の中でスミス所長は「私たちは今、人類史上最も危険な時にいる」との危惧を示した。
SIPRIの所長を務めるダン・スミス氏は、国連平和構築基金諮問グループに 4年間所属し、 2010 年から 2011 年まで議長を務めた。 その後も英国 マンチェスター大学で平和と紛争に関する教授 (非常勤 )。ロンドンに本部を置く平和構築 NGO 「インターナショナル・アラート」の事務局長や、オスロ国際平和研究所の所長などを歴任した。 
約40年間にわたり、安全保障、紛争、平和について研究・執筆を行ってきた同氏が、大国間の緊張や核軍拡が渦巻く世界の現状において、平和を希求する国や市民社会はどう動けばいいのだろうか――最新の知見をもとに解説をする。


■日 時: 2024年12月2日(月) 18:00~19:30
■会 場: 長崎原爆資料館ホール + オンライン(Zoomウェビナー)
 ※ 同時通訳付、入場無料、事前申込み不要
 ※ オンライン参加は要事前申込🔗申込はこちら(申込締切:11/28)】

image■講 師:ダン・スミス(Dan Smith)
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)所長
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は、平和と安全保障に関する世界有数のシンクタンク。毎年、世界の軍備や軍事予算、紛争状況などに関する年次報告書を刊行しており、世界の核弾頭数の推計を示している。2024年の報告書でスミス所長は「私たちは今、人類史上最も危険な時にいる」との危惧を示した。


■主 催:核兵器廃絶長崎連絡協議会 (PCU-NC)
■共 催:長崎大学核兵器廃絶研究センター (RECNA)
■お問合せ:核兵器廃絶長崎連絡協議会 (PCU-NC)
TEL:095-819-2255 Email:pcu_nc★ml.nagasaki-u.ac.jp(★を@に変更)

>> 2024年度核兵器廃絶市民講座について(核兵器廃絶長崎連絡協議会HP)

 

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2024年10月23日

近づく米大統領選―核軍縮の行方を考える(2024年度 第3回 核兵器廃絶市民講座)

講 師:太田 昌克 (共同通信編集委員、RECNA客員教授)
    西田 充  (多文化社会学部教授)
    樋川 和子 (RECNA教授)
日 時:2024年10月5日(土)13:30~15:00
会 場:長崎原爆資料館ホール+オンライン配信
主 催:核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC)
共 催:長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)

★ 動画が公開されました。 動画(YouTube)へ

>> 2024年度核兵器廃絶市民講座について(核兵器廃絶長崎連絡協議会HP)

 

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2024年10月11日

日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)がノーベル平和賞を受賞しました

日本被団協への祝意

2024年のノーベル平和賞が、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)に授与されることが発表されました。大変におめでとうございます。

日本被団協は、長年にわたり、被爆者としての体験を通じて、核兵器の廃絶を訴え続けてきました。その活動は、核兵器の非人道性を世界に広め、核兵器禁止条約を実現する大きな力となりました。今回そのご努力が認められたことは、核兵器のない世界を目指す全ての人々に希望の光を与えるものです。核兵器の使用の危機が高まる今日、私たちは、「人類は私たちの犠牲と苦難をまたふたたび繰り返してはなりません」1 という日本被団協のメッセージの意義を深く噛み締めなければなりません。

核兵器の廃絶をその名に冠する日本の研究機関として、RECNA一同、日本被団協のノーベル平和賞の受賞に重ねて心からの祝意をお伝えするものです。



1 https://www.ne.jp/asahi/hidankyo/nihon/about/about2-01.html.
 

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