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2022年10月3日

PCU-NC・RECNA創立10周年記念特別講演会「核なき世界への新たな挑戦-長崎からの発信-」10月29日(土)開催のお知らせ  [ENG]

*YouTubeに講演動画を公開しました*
こちらからご覧ください。

チラシ (PDF版) ロシアのウクライナ軍事侵攻による核リスクの高まりは、世界の分断と亀裂を一層深めている。世界が向かうのは、核抑止強化に進む道か、あるいは核軍縮と廃絶に進む道か。
 本講演会では、核兵器禁止条約の採択に貢献した駐日ジャマイカ大使のショーナ-ケイ・リチャーズ氏、さらには広島、長崎の専門家らとともに、核をめぐる世界の現状と課題、そして被爆地の果たすべき役割について考えます。

 日時: 2022年10月29日(土) 13:30~16:00(開場 13:00)
 会場: 長崎原爆資料館ホール + オンライン・ライブ配信
 ※ 同時通訳付、入場無料、事前申込み不要
 ※ オンライン・ライブ参加は要申込み
 ※ リチャーズ駐日ジャマイカ大使の長崎訪問スケジュールは こちら(記者会見資料)

プ ロ グ ラ ム
開会あいさつ: 河 野   茂 (長崎大学学長)
あいさつ  : 大 石 賢 吾 (長崎県知事)、 田 上 富 久 (長崎市長)

 第1部 基調講演
「長崎の新たな市民外交に向けて」
 講師: ショーナ-ケイ・リチャーズ (駐日ジャマイカ大使)
 プロフィール:
 米国、南アフリカ、国連代表部での勤務、二国間関係局長等を歴任し、2020年10月から駐日特命全権大使を務める。国連軍縮委員会副議長、武器貿易条約交渉ファシリテーターを歴任するなど国際安全保障・軍縮の分野で多くの経験を有し、核兵器禁止条約の採択に至る交渉プロセスにおいても中心的な役割を担った。

 第2部 パネルディスカッション
「核なき世界に向けた長崎の役割」
パネリスト:
朝長 万左男 (核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員長)
宮 崎 園 子 (広島在住ジャーナリスト)
中 村   楓 (ナガサキ・ユース代表団第8・9期生)
ショーナ-ケイ・リチャーズ
モデレーター:
中 村 桂 子 (RECNA准教授)

閉会あいさつ: 調   漸(PCU-NC会長、長崎大学特命教授)
総 合 司 会:  前 田 真 里 (Peace by Peace NAGASAKI代表)

 本講演会では、会場においでいただけない方々のために、ビデオ会議ツール「Zoom」を使って、オンラインによるライブ配信も行います。

 ★ Zoomでの視聴には事前登録が必要です。(お申込み期間は終了いたしました。)

 オンラインによるライブ配信を視聴するためのURLは後日お送りしますので、届いていない場合は、お問い合せ先(Email: pcu_nc@ml.nagasaki-u.ac.jp)へご連絡ください。

 主  催: 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC)
       長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)

 お問合せ: 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC)
       TEL: 095-819-2252
       Email: pcu_nc@ml.nagasaki-u.ac.jp
       ホームページ https://www.pcu-nc.jp/

 

2022年9月24日

第1回「核なき未来」オピニオン賞 受賞者を発表   [ENG]

オピニオン募集チラシ(PDF)

長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)は、設立10周年記念事業の一つとして、若い世代に広く核兵器問題の重要性を訴えるとともに、平和な国際社会の実現に貢献できる人材の育成を図ることを目的として、「核なき未来」に関するオピニオン を募集しました。

このたび、最優秀賞1名、優秀賞2名を決定し、下記のとおり受賞者を発表、授賞式を行いましたので、お知らせいたします。

なお、受賞作のうち最優秀作は、2022年9月25日の長崎新聞の本紙に全文が掲載されました。( こちら は同紙電子版の記事)


【 受賞者: 最優秀賞 1名、優秀賞 2名 】

最 優 秀 賞
K.Nishiyama
 
  西山 心(23歳)

現在、⽶国カリフォルニア州ミドルベリー国際⼤学院モントレー校(MIIS)の修⼠課程在籍。専攻は、不拡散とテロリズム。中⾼5年間を⻑崎活⽔中学⾼等学校で過ごし、平和学習部に所属し外務省ユース⾮核特使として平和活動に励む。その後、国際基督教⼤学(ICU)に進学し、国際関係学と法学メジャーで核問題を深掘りする。2022年春に学⼠取得。

優 秀 賞

A.Chandan
 
  ALOK CHANDAN(26歳)

現在、デリー大学(インド)東アジア研究学科博士課程在学中。東アジア研究(日本研究)修士課程修了。研究分野は戦略的通常兵器と抑止論の関係、核セキュリティと日印関係。

優 秀 賞

person
  青木 啓輔(29歳)

東京在住。会社員。


【 受賞者 以外の 最終選考対象者 9名 / 応募者総数 54名 】


【 授 賞 式 】

最優秀賞の授与   授賞式出席者の集合写真
最優秀賞の授与   授賞式出席者の集合写真
   
日  時: 2022年9月24日(土)13:00~14:00
    (取材対応  14:00~14:30)
場  所: 長崎大学文教キャンパス 教育学部第5会議室
次  第: 1.開会挨拶:調 漸 10周年記念事業実行委員長
2.受賞者発表・授与式:
   優秀賞者発表・賞状、盾授与:青来有一審査委員長
    優秀賞者スピーチ(2名:オンライン)
   最優秀賞者発表・賞状、盾・副賞目録授与:青来審査委員長
    最優秀賞者スピーチ(1名:対面)
3.全体講評:青来有一審査委員長
4.審査委員コメント:
   石田謙二客員教授、小島萌衣さん、畠山澄子さん、松永瑠衣子さん
5.閉会挨拶:吉田文彦RECNAセンター長
   写真撮影
取材対応: 青来審査委員長、受賞者3名
鈴木達治郎RECNA副センター長(司会)、山口響研究員(通訳)

 

2022年9月12日

長崎大学核兵器廃絶研究センターは、2021年度から国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館からの受託事業として「被爆の実相の伝承のオンライン化・デジタル化事業」に取り組んでいます。

このたび、全炳徳教授(情報データ科学部)を中心に作業を進めている航空写真のデジタルアーカイブ(現段階の成果)が公開されました。

このデジタルアーカイブは、1945年8月7日と9月7日に米軍が撮影した長崎市の航空写真をつなぎ合わせて2枚の大きな3D画像にし、被爆前後の様子を比較することができます。
航空写真の活用によって、山間部の高低差や街並みが立体的に再現され、原爆が長崎をどのように破壊したのかを詳細に見ることができます。また、地図上には建物が3Dで作成され、より一層原爆の破壊力を体感できます。今後も改善を進めていきます。

※3Dの建物はこれから徐々に増やす予定です。3D化をご希望の建物等がありましたら、被害写真や被害前の建物写真があればご提供ください。

>>>「被爆前後の長崎」デジタルアーカイブ

デジタルアーカイブ説明1
デジタルアーカイブ説明2

 

Category お知らせ
2022年8月8日

この特別論文は、RECNA、ノーチラス研究所アジア太平洋核不拡散・軍縮ネットワーク(APLN)のウエブサイトに同時に公開されます。国際著作権許可4.0 に基づいて公開されます。

 

一家族と核戦争との交差点
 
Michael Roach


「北東アジアにおける核使用リスクの削減にむけて」プロジェクト
長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)
アジア太平洋核不拡散・軍縮リーダーシップネットワーク(APLN)
ノーチラス研究所
 
2022年8月6日

 

要  旨

この写真をベースにしたエッセイの中で、著者マイケル・ローチ氏は複数世代にわたる核戦争との接点を驚くべき形で紹介してくれている。その中で、最初の原子爆弾を投下した「エノラ・ゲイ」がテニアン島に帰還したあと、「1945年8月6日-最初の原子爆弾」と署名された機体頭部の写真(これまで未公開)も紹介されている。ローチ氏の父親、ケネス・ローチ氏も、ローチ氏自身も、20年間という時間差の中で、米陸軍でともに核兵器に関与する使命に従事した。父親は1940年代に日本への原子爆弾投下に、そして本人は1960年代に韓国における核爆発装置の使用(実際には使用に至らなかった)作戦にともに従事したという運命を共有したのである。しかし、この歴史的な共通体験を経た父子の核兵器に対する結論は、まったく異なるものとなった。このエッセイは、米国政府の考える核兵器についての考え方、とくに北東アジアにおける核戦略についても示唆を与えるものとなっている。特に、1960年代、朝鮮戦争において核兵器を使用する米国戦略の「非現実性」とリスクを明らかにしている。

キーワード: 核戦争、米国、北東アジア、広島、戦術核爆弾

著者紹介
マイケル・ローチ氏は、ウィスコンシン州の巨大なトウモロコシと大豆農場に囲まれた、小さな農園で再生可能エネルギーの管理者を務めて、現在は引退。最近は商品物流分析を用いて小麦の文化にかかわる歴史について執筆活動を続けている。 彼の研究活動は、18世紀のクジラ油から現代のマイクログリッドに至るまでの電力技術の歴史を解き明かすプロジェクトの一環でもある。最近では、太陽電池を利用した複数家族のエネルギー高効率モジュラー技術を通して、ウクライナの復興支援活動にもボランティアで参加している。1968年、在韓米軍において、「核地雷(携帯核爆発装置)」技術者として従事した。

英語版のみとなりますが、全文(PDF)こちら からご覧いただけます。

 

◆本プロジェクトの概要は こちら

◆本プロジェクトの特別論文の一覧は こちら

 

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2022年7月28日

NPT Blog 2022

RECNA NPT blog    Youth NPT blog    

 2022年8月1日(月)から26日(金)まで、第10回核不拡散条約(NPT)再検討会議がニューヨーク国連本部で開催されます。核をめぐる厳しい国際情勢の中、核軍縮・不拡散の今後の行方を左右する極めて重要な会議となります。世界各国から多数の政府関係者・専門家・NGOが集まるこの会議に、RECNAの教員とナガサキ・ユース代表団第10期生が参加し、現地からレポートをお届けいたします。
 RECNA教員のレポートは RECNA NPT Blog 2022 に、ナガサキ・ユース代表団第10期生のレポートは Youth NPT Blog 2022 に掲載しますので、是非ご覧ください。

・RECNA NPT Blog 2022 は こちら

・Youth NPT Blog 2022 は こちら

 過去の教員ブログは こちら から、過去のユースブログは こちら から、ご覧いただけます。
 

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