アジアの若者が、被爆地・長崎で出会い、語る
日時: | 2012年10月18日(木) 午後5時00分~7時30分 |
場所: | 文教キャンパス・新棟2番教室(1階) |
主催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
共催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
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活発に議論する様子 |
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韓信大学のイ・キホ先生 | 全員で集合写真 |
10月18日、韓信(ハンシン)大学の学生を中心とした韓国からの訪問団を迎え、長崎の大学生・高校生との交流会が開催されました。
交流会は日韓の学生によるパフォーマンスから始まり、その後、グループに分かれ、核兵器や原発をめぐる日韓の意識・現状の違いについてや、アジアの同世代の若者としての将来のビジョンなどをテーマに率直な意見交換を行いました。
総勢50名で行われた交流会はとても活発なものとなり、今後の若者同士の交流や活躍に大いに期待されるものとなりました。
10月4日、核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC)が立ち上がりました。RECNAは事務局を担うほか、シンクタンクとして今後様々な活動をPCU-NCと連携して行っていきます。
米国がこれまでに実施したZマシン核実験と未臨界実験
Zマシン核実験
第1回 | (10年11月18日)(サンディア国立研究所) |
第2回 | (11年3月31日) (サンディア) |
第3回 | (11年9月22日) (サンディア) |
第4回 | (11年11月16日)(サンディア) |
第5回 | (12年5月17日)(サンディア) |
第6回 | (12年8月27日)(サンディア) |
未臨界核実験
第1回 | (97年7月2日)「リバウンド」(ロスアラモス国立研究所) |
第2回 | (97年9月18日)「ホログ」(ローレンス・リバモア国立研究所) |
第3回 | (98年3月25日)「ステージコーチ」(ロスアラモス) |
第4回 | (98年9月26日)「バグパイプ」(リバモア) |
第5回 | (98年12月11日)「シマロン」(ロスアラモス) |
第6回 | (99年2月9日)「クラリネット」(リバモア) |
第7回 | (99年9月30日)「オーボエⅠ」(リバモア) |
第8回 | (99年11月9日)「オーボエⅡ」(リバモア) |
第9回 | (00年2月3日)「オーボエⅢ」(リバモア) |
第10回 | (00年3月22日)「サラブレッド」(ロスアラモス) |
第11回 | (00年4月6日)「オーボエ4」(リバモア) |
第12回 | (00年8月18日)「オーボエ5」(リバモア) |
第13回 | (00年12月14日)「オーボエ6」(リバモア) |
第14回 | (01年9月26日)「オーボエ8」(リバモア)※ |
第15回 | (01年12月13日)「オーボエ7」(リバモア) |
第16回 | (02年2月14日)「ビト」(ロスアラモス、米英共同実験) |
第17回 | (02年6月7日)「オーボエ9」(リバモア) |
第18回 | (02年8月29日)「マリオ」(ロスアラモス) |
第19回 | (02年9月26日)「ロッコ」(ロスアラモス) |
第20回 | (03年9月19日)「ピアノ」(リバモア) |
第21回 | (04年5月25日)「アーマンド」(ロスアラモス) |
第22回 | (06年2月23日)「クラカタウ」(ロスアラモス、米英共同実験) |
第23回 | (06年8月30日)「ユニコーン」(ロスアラモス) |
第24回 | (10年9月15日)「バッカス」(ロスアラモス) |
第25回 | (10年12月1日)「バローロA」(ロスアラモス) |
第26回 | (11年2月2日)「 バローロB」(ロスアラモス) |
※オーボエ8とオーボエ7は逆の順序で実施された。
( )はそれぞれの実験を担当した国立研究所の名前。
出典:ピースデポの資料にRECNAが追加した。
2012年10月1日より、全学モジュール「核兵器のない世界を目指して」が開講されます。
平成24年度後期(モジュールⅠ)では、RECNA教員が以下の3科目を担当します。
「国際社会と平和」
授業担当教員:広瀬 訓(RECNA副センター長)
曜日・校時:火曜日・2校時(10:30~12:00)
「被ばくと社会」
授業担当教員:三根眞理子(RECNA教授)
曜日・校時:月曜日・2校時(10:30~12:00)
「核兵器とは何か」
授業担当教員:中村桂子(RECNA准教授)
曜日・校時:火曜日・1校時(8:50~10:20)
長崎発の核軍縮に関する英文ニュース「Dispatches from Nagasaki」の第2号を掲載しました。(日本語対訳付)
>>詳しくはこちら
「レクナの目」に、梅林センター長による論考「人道原理とオバマ大統領の核兵器削減とはいかなる関係にあるか?」をアップしました。
>>詳しくはこちら
長崎発の核軍縮に関する英文ニュース「Dispatches from Nagasaki」の第1号が出ました(日本語対訳付)
>>詳しくはこちら
「非人道的な破局から核兵器廃絶へ「核兵器のない世界」への新しいアプローチ」
日時: | 2012年8月22日(木) 18:30-20:30 |
場所: | 長崎原爆資料館ホール |
お話: | レベッカ・ジョンソンさん (英アクロニム研究所所長) |
共催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) 核兵器廃絶地球市民集会長崎実行委員会 (公財)長崎平和推進協会 |
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冒頭で挨拶をする朝長核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会委員長 | 講演するレベッカ・ジョンソンさん |
「核兵器のない世界」に向かう新たな地平として、昨今議論が高まっているのが「人道的アプローチ」です。今年8月9日の長崎平和宣言でも言及されたように、世界の心ある国家やNGOからは、核兵器の非人道性を根拠に核兵器の非合法化に向かおう、との動きが強まっています。
軍縮外交政策の第一人者として人道的アプローチの意義を訴え続けてきたレベッカ・ジョンソンさんを迎え、<核兵器と人類は共存できない>という被爆地のメッセージを世界の『常識』に変えるために、会場に集まった約80名の市民のみなさまと共に、いま私たちは何をすべきかを考えました。
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