2019年2月12日
日時: | 2018年12月1日(土)13:30-15:30 |
場所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
講師: | 森永 玲 (長崎新聞論説委員長/RECNA客員教授) |
主催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会 (PCU-NC) |
共催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター (RECNA) |
講演をする森永先生 | 会場の様子 |
平成30年度核兵器廃絶市民講座「核兵器のない世界をめざして」の第5回目が12月1日(土)に国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館交流ラウンジにて行われました。
「反戦主義者なる事通告申上げます」と題し、森永玲先生(長崎新聞論説委員長/RECNA客員教授)が講師を務めました。
森永先生が、その生涯について調査取材したのは、明治時代に長崎県で生まれた医学者、末永敏事の生涯。当時「死の病」として恐れられていた結核の専門家として米国で活躍した研究者だが、帰国後は日中戦争に反対し、結核医として軍隊業務につくことを拒否した。その結果、投獄され、不遇のまま終戦の年である1945年に生涯を終えた。森永先生はこの先人が志した平和主義を丹念に取材し、そこから見えてきたことなどについて講演しました。
講座には約70名の市民が集まり、講演後の「RECNAと語ろう」では、講演内容や平和教育について市民・学生による意見交換が行われました。
※本講演会の内容は講演者及び対談者個人の意見を表すものであり、主催団体及び共催団体等の見解を示すものではありません。