「2018 NPT ブログ」を始めました。
2018年4月23日(月)~5月4日(金)、スイス・ジュネーブにて、2020年NPT(核不拡散条約)再検討会議第2回準備委員会が開催されます。本年度は、RECNA教授陣(鈴木、広瀬)が、週1~2回程度の頻度で、核軍縮・不拡散・原子力平和利用について重要だと思われる動きを報告いたします。是非ご覧ください。
新着情報What’s New
RECNAニューズレター Vol.6 No.4 (2018年3月31日発行)
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核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN) |
| 日時: | 2018年1月20日(土)13:30~15:30 |
| 場所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
| 講師: | 広瀬 訓 (RECNA副センター長) |
| 主催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
| 共催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
| 講演をする広瀬副センター長 | 会場のようす |
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平成29年度核兵器廃絶市民講座「核兵器のない世界をめざして」の第6回目、最終回が1月20日(土)に国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館交流ラウンジにて行われました。
「『ゴジラ誕生』: 私たちの核兵器イメージ」と題し、長崎大学核兵器廃絶研究センターの広瀬訓副センター長が講師を務めました。
まず冒頭で、私たちが核兵器に対して抱く「怖い」というイメージがどこから出てくるのかが自身の問題意識であると述べ、ゴジラに関連する映画を例に取り上げて説明しました。映画のテーマが社会背景の変化に伴い「核実験」、「核戦争」、「核テロ」、「被爆」と移りゆく中で、私たちが持つイメージも形成されていったと話しました。
最後には、私たちに恐怖心や危機感を抱かせている核実験について、それを禁止する意義は技術的・軍事的・政治的なところにあり、そもそもの実験を禁止する体制を作り上げることが、核兵器の存在意義を低下させることに結びつくと強調しました。
講座には、約60名の市民が集まり、核兵器へのイメージや、核実験をどのように禁止させていくかなどを考える有意義な時間となりました。
講演後の「RECNAと語ろう」には、学生が多く足を運び、核爆発実験を全面的に禁止する包括的核実験禁止条約(CTBT)や核兵器禁止条約がより影響力を持つためには今後どうあるべきなのかといった、核兵器に関する現在の問題について熱く議論を交わしました。
※本講演会の内容は講演者及び対談者個人の意見を表すものであり、主催団体及び共催団体等の見解を示すものではありません。



















