2018年5月2日
4月27日、ムン・ジェイン(文在寅)韓国大統領とキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が、軍事境界線にあるパンムンジョム(板門店)にて首脳会談を開き、その成果として「板門店宣言」を発表した。この歴史的宣言を、RECNAとしては、北東アジアの平和と非核化につながる第一歩として高く評価する。一方で、この宣言に含まれていない点については、今後の米朝会談、南北対話の推移を見守る必要があり、なお慎重で冷静な分析が必要である。
新着情報What’s New
今回の準備委員会では二つの新しい展開が見られる。一つは2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」への言及であり、もう一つは「核軍縮・不拡散とジェンダー」である。>>続きを読む
2020年の再検討会議へ向けての第2回準備委員会も前半を終了し、またクラスターⅠの議題である核軍縮に関する検討は一応終了した。率直に言って、中身のある議論らしい議論はほとんどなく、シリア情勢やヨーロッパの中距離核ミサイル禁止条約(INF条約)をめぐり、米露の間で冷戦時代と彷彿とさせるような激しいやりとりがあったのを除けば、概して「低調」な一週間であった。>>続きを読む
2016年11月に発足した「北東アジアの平和と安全保障に関するパネル(PSNA)」の第3回会合を、2018年5月31日(木)~6月1日(金)においてモスクワ(ロシア)で行います。プログラム(暫定)と参加者リスト(暫定)は以下からご覧ください。
4月23日から始まった2020NPT再検討会議第2回準備委員会は、各国が自国の基本的な立場を説明する一般討論と、NGOによるセッションを終え、25日の夕方から核軍縮に関する具体的な意見の交換に入ったところである。>>続きを読む