被爆70年記念核軍縮シンポジウム
「核兵器廃絶に向けての課題と展望-2015年NPT再検討会議の結果を踏まえて-」
日時: | 2015年8月29日(土) 14:00~16:30 |
場所: | 長崎原爆資料館ホール |
基調講演: | セルジオ・ドゥアルテ(元国連事務次長、国連軍縮問題上級代表) |
モデレーター: | 秋山信将(一橋大学教授、日本軍縮学会会長) |
パネリスト: | 相川一俊(外務省軍縮不拡散・科学部長) |
ダリル・キンボール(米軍備管理協会会長) | |
レベッカ・ジョンソン(英アクロニム研究所所長) | |
梅林宏道(RECNA客員教授) | |
主催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
共催: | 日本軍縮学会 |
核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
基調講演の様子 | パネルディスカッションの様子 |
被爆70年記念核軍縮シンポジウム「核兵器廃絶に向けての課題と展望-2015年NPT再検討会議の結果を踏まえて」が、8月29日(土)に長崎原爆資料館ホールにて行われました。
第1部の基調講演にセルジオ・ドゥアルテ氏を迎え、核軍縮に向けた取り組みの現状について述べられました。第2部では秋山信将日本軍縮学会会長の司会で、パネリストの相川一俊大使、ダリル・キンボール氏、レベッカ・ジョンソン氏、梅林宏道教授が核問題の現状と今後の核軍縮のあり方についてコメントをされました。
講座には約70名の市民が集まり、核兵器廃絶に向けてともに考える大切な時間となりました。
〈梅林教授講演資料〉
〈セルジオ氏講演動画〉
※本講演会の内容は講演者の意見を表すものであり、主催団体及び共催団体等の見解を示すものではありません。
日時: | 2015年10月17日(土)13:30~15:30 |
場所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
講師: | 小沼 通二 (コヌマ ミチジ) 慶応義塾大学名誉教授・元パグウォッシュ会議評議員 |
対談: |
濱口萌奈美、平良棟子、浦川佳絵、古川太郎、豊田健主、白波宏野、天野貴暢 |
主催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
共催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
講演をする小沼先生 |
対談の様子 |
平成27年度核兵器廃絶市民講座「核兵器のない世界を目指して」の第4回目が、10月17日(土)に国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館交流ラウンジにて行われ、講師には、小沼通二慶応義塾大学名誉教授(元パグウォッシュ会議評議員)を迎えました。
「パグウォッシュ会議長崎大会を控えて―若者と語る」と題し、パグウォッシュ会議に関して、その歴史や在り方等、基本的なことから詳しいことまで教えていただきました。また、今回は「若者と語る」を副題とし、長崎市の青少年ピースボランティアより4名、RECNAサポーターズより3名が出演し、小沼先生へ疑問や意見を投げかけました。講座には約60名の市民が集まりました。直前に迎えたパグウォッシュ会議長崎大会を控えて、核兵器廃絶に向けて考える大切な時間となりました。
講演後には「RECNAと語ろう」を行いました。講師の先生を含むRECNA教員と参加された市民と、講演の内容やRECNAの今後について語り合いました。
〈配布資料〉
〈講演動画〉
※本講演会の内容は講演者及び対談者個人の意見を表すものであり、主催団体及び共催団体等の見解を示すものではありません。
第2回 国連「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」記念講演会
北東アジアの平和と非核化にむけて~日本の選択~
日時: | 2015年10月5日(月)18:30~20:30 |
場所: | 長崎市立図書館・多目的ホール |
講師: | 平岡 秀夫(元法務大臣,弁護士) |
対談: | 平岡 秀夫,朝長 万左男(長崎原爆病院名誉院長、核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員長)) |
聞き手: | 森永 玲(長崎新聞論説委員長) |
主催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
共催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
後援: | 国際連合広報センター(UNIC) |
講演される平岡 秀夫元法務大臣 | 対談の様子 |
2回目となる国連「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」を記念し、講演会「北東アジアの平和と非核化にむけて~日本の選択~」が、10月5日(月)に長崎市立図書館・多目的ホールにて行われ、講師に、平岡秀夫元法務大臣を迎えました。「北東アジアの平和と非核化に向けて~日本の進むべき途~」と題した第一部の講演では、国会議員としての現場の経験を踏まえ、「北東アジア非核兵器地帯」構想を含め、軍事力に依存しない安全保障を日本が実現していくさまざまな方途が示されました。
第二部の朝長万左男・地球市民長崎集会実行委員長との対談では、日本をとりまく「脅威」の実態を冷静に見極め、地域国家との信頼醸成を図っていくことの重要性が強調されました。講演会には約40名が参加し、質疑応答では、多くの質問が寄せられました。参加者からは、日頃疑問に思っていたことが明確になったという声が寄せられました。
※本講演会の内容は講演者及び対談者個人の意見を表すものであり、主催団体及び共催団体等の見解を示すものではありません。