公開セミナー
北朝鮮の<今>を考える――食糧事情と国際支援から
日時 | 2013年4月6日(土)14:00~16:00 |
場所 | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
講師 | 文炅鍊(ムン・キョンヨン)教授 (韓国・高麗大学国際研究大学院) |
入場無料・逐次通訳付 |
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文炅鍊(ムン・キョンヨン)教授 | 会場の様子 |
北朝鮮の食糧事情に詳しい韓国・高麗大学の文炅鍊(ムン・キョンヨン)教授を招いて、公開セミナーを開催しました。
文教授は、北朝鮮の食糧不足は未だ深刻で、栄養不足による病気の誘発や発育への影響など、負のスパイラルを断ち切るためには、国際的な援助が必要で、特にNGOによる援助は市民社会の発展にも繋がる、と主張しました。また、北朝鮮の核開発は政権の保身のため、政治的カードに使用するためなので、周辺国による北朝鮮の政権保障をすることが解決の糸口になるのでは、との見解を示しました。
公開セミナーには約70名の市民が参加しました。
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文炅鍊(ムン・キョンヨン) 延世大学校貧困削減・国際開発研究所(IPAID)専門研究員を経て、高麗大学国際研究大学院教授。韓国国際研究協会(KAIS)国際開発協力委員会執行委員、韓国国際開発協力協会(KAIDEC)総務部副議長、対北朝鮮協力NGO協議会政策諮問委員会委員。主な専門は 貧困削減、政府開発援助(ODA)、北朝鮮飢餓問題への支援構築、市民社会の人道開発援助、食糧支援を中心とした国際協力。 |
主催:核兵器廃絶長崎連絡協議会※ お問い合わせ: |
![]() チラシ ![]() |
第4回 核兵器廃絶市民講座 「被ばく体験を若い世代に継承するには?」
日時: | 2013年3月7日(木) 18:00-20:00 |
場所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
講師: | 三根 眞理子 (RECNA教授) |
主催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
共催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
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講義をする三根眞理子教授 | 会場の様子 |
平成24年度核兵器廃絶市民講座の最終回となる第4回目の講座が、3月7日(木)に国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジにて行われました。
「被ばく体験を若い世代に継承するには?」と題して、三根眞理子教授が長崎大学原爆後障害医療研究施設についてや長崎大学に残る被ばく遺構を紹介すると共に、RECNAの取り組みとして、平成24年度後期から長崎大学で始まったモジュール授業「核兵器のない世界を目指して」の報告やRECNAと共に活動している「RECNAサポーター」のこれまでの取り組みについてを講義しました。
講座には約70名の市民が集まり、これまで長崎で行われてきた平和活動についてと、これからの被ばく体験の継承について考えました。
市民講座は平成25年度も引き続き開催する予定です。
詳しくはこちらをご覧ください。
梅林センター長による論考「A Possible Approach for Establishing a Northeast Asia Nuclear-Weapon-Free Zone」を掲載しました。
第3回 核兵器廃絶市民講座 「世界のNGO・市民は何に注目しているか」
日時: | 2013年2月7日(木) 18:00-20:00 |
場所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
講師: | 中村 桂子 (RECNA准教授) |
主催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
共催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
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講義をする中村桂子准教授 | 会場の様子 |
第3回目となる平成24年度核兵器廃絶市民講座が2月7日(木)、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジにて行われました。
講師を務めた中村桂子准教授は、核兵器廃絶に向かう各国政府の動きや、主要会議の注目点、地方自治体の活動についてを最新の情報とともに講義しました。
講座には約50名の市民が集まり、市民社会で出来る身近なところからの核兵器廃絶への道筋を一緒に考えました。