特別市民セミナーシリーズ―2015年NPT再検討会議に向けて
第4回「核不拡散と原子力の平和利用―実効性と不平等性の拡大のジレンマ
日時: | 2015年3月15日(日)14:00~16:00 |
場所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ(地下2F) |
講師: | 秋山 信将(一橋大学教授) |
共催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
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講演をする秋山先生 |
会場の様子 |
3月15日(日)、第4回目(第1回目は中止となり、事実上、第3回目)の「特別市民セミナーシリーズ―2015年NPT再検討会議に向けて」が国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館にて行われました。
「NPTにおける原子力の平和利用と核不拡散:2015年NPT運用検討会議に向けての課題」と題し、秋山信将先生により、NPTの特徴や近年の核問題をめぐる国際社会の動向、核不拡散と平和利用のバランス、2015年NPT運用検討会議の注目ポイントと見通しについて、講演していただきました。
講演には50名ほどの市民が集まり、4月末から開催されるNPT再検討会議に関するより詳しく具体的な情報を知ることが出来ました。その後の質疑応答でも、多くの熱心な質問や意見が寄せられました。
〈秋山信将先生講演動画〉
第7回 核兵器廃絶市民講座「被爆者の健康を考える」
日時: | 2015年3月7日(土)13:30~15:30 |
場所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
講師: | 三根眞理子(RECNA教授) |
主催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
共催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
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講義をする三根教授 |
会場の様子 |
平成26年度核兵器廃絶市民講座の最終回となります第7回目が、3月7日(土)に国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館交流ラウンジにて行われました。
三根眞理子RECNA教授が、「被爆者の健康を考える」と題し、長崎大学の原爆後障害医療研究所がこれまでに行ってきた被爆者健康調査について講義しました。
講座には約20名の市民が集まり、質疑応答では、長崎の原爆による被爆の実態や、現在の原発による福島の被爆状況に関する質問が多く寄せられました。被爆70年というこの年に、核兵器廃絶に向けて、何ができるのか。そのひとつとして、今回の講義では、核兵器が健康にもたらす影響について学びを深めることが出来ました。
特別市民セミナーシリーズ―2015年NPT再検討会議に向けて
第2回「核の傘と核廃絶に向けて」
日時: | 2015年2月5日(木)18:00~20:00 |
場所: | 長崎大学文教キャンパス内 環境科学部A13教室 |
講師: | 太田 昌克(共同通信編集委員、論説委員兼務) |
共催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
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講演をする太田昌克先生 | 会場の様子 |
2月5日(木)、第2回目(第1回目は中止となり、事実上、第1回目)の「特別市民セミナーシリーズ―2015年NPT再検討会議に向けて」が長崎大学文教キャンパス内環境科学部A13教室にて行われました。
「核の傘と核廃絶に向けて」と題し、太田昌克先生により、現在の核兵器や「核の傘」の状況、日本と米国における「核同盟」の根拠、さらに、核同盟の源流としての「核密約」や「核の傘」について講演していただきました。
講座には40名以上の市民が集まり、質疑応答では活発な質問や意見が寄せられ、2時間という時間が足りなくなるほどでした。核兵器に関して、日本国民はどれだけ政治に騙されているのか、どれだけ大事な情報を得られずにいるのか、とても恐ろしいことが、実は国民の見えないところで行われている。平成27年は、戦後70年という年です。この年に、核兵器廃絶に向けて、私たちは自分たちの置かれている状況を知る努力に手を抜いてはならない。今回の講演は、そのような気持ちを高めることのできたとても刺激的な時間となりました。
〈太田昌克先生講演動画〉
第6回 核兵器廃絶市民講座「2015年NPT再検討会議に向けて」
日時: | 2015年1月24日(土)13:30~15:30 |
場所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
講師: | 広瀬訓(RECNA副センター長) |
主催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
共催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
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講義をする広瀬訓副センター長 |
会場の様子 |
第6回目の平成26年度核兵器廃絶市民講座が1月24日(土)、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館交流ラウンジにて行われました。
広瀬訓RECNA副センター長が、「2015年NPT再検討会議に向けて」と題し、今年5月に行われる5年に一度のNPT再検討会議における論点や、その会議を取り巻く情勢、見通しについて講義しました。
講座には約40名の市民が集まり、質疑応答では活発に意見も寄せられ、現在の社会政治に対する批判も聞くことが出来ました。平成27年は、戦後70年という年です。この年に、核兵器廃絶に向けて、何を思い、学び、行動すべきなのか。今回の講義は、そのために必要な知識を深めるとても有意義な時間となりました。