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2024年10月29日

国際シンポジウム2024
グローバルに核被害をとらえ直す
―いま改めて『ノーモア・ヒバクシャ』

2024年11月30日(土)、広島市立大学広島平和研究所(HPI)中国新聞社ヒロシマ平和メディアセンター、RECNAとの共催で国際シンポジウムを開催します。
本シンポジウムでは、RECNAの鈴木達治郎先生が報告者として登壇します。

■日 時: 2024年11月30日(土)13:30~16:30
■会 場: 広島国際会議場 地下2階 ヒマワリ(広島市中区中島町1番5号 平和記念公園内)
■定 員: 先着450名(事前申込不要・入場無料)
<同時通訳 ・ 手話通訳付き>
■主 催: 広島市立大学広島平和研究所・中国新聞社ヒロシマ平和メディアセンター・長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)
■後 援: 一般社団法人ヒロシマ平和研究教育機構

チラシ (PDF) 第五福竜丸被曝から70年の節目である2024年は、映画「オッペンハイマー」が話題となり、人類初の核爆発だったトリニティ実験にも改めて注目が集まりました。冷戦期から核保有国は長年、核実験を繰り返してきましたが、放射能汚染による被害を知りながら、犠牲を強いてグローバル・ヒバクシャを生み出してきたとの重い指摘もあります。
本シンポジウムでは、核兵器に何らかの有用性を見出そうとする動きに対して、戦時、平時を問わず「使ってはならない」という規範をいま、どうやって強化するかという問いに向き合い、グローバル・ヒバクシャとの連帯から核廃絶につなげるための糸口を探ります。

■お問い合わせ先:
広島市立大学広島平和研究所
TEL:(082)830-1811 FAX:(082)830-1812
E-Mail : office-peace★m.hiroshima-cu.ac.jp(★を@に変更)


 

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2024年10月25日

【特別講座】第5回 2024年度核兵器廃絶市民講座
「今、核兵器問題にどう挑むか」
戦争被爆から80年を前にして

チラシ (PDF)今年のノーベル平和賞が日本原水爆被害者団体協議会に決まった。この授賞は核兵器が今日のみならず、私たちの未来に関わる問題であることを指し示している。大国間の緊張や核軍拡が渦巻く世界にあって、平和を希求する国や市民社会はどう動けばいいのだろうか――。

ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は、平和と安全保障に関する世界有数のシンクタンクで、毎年世界の軍備や軍事予算、紛争状況などに関する年次報告書を刊行している。今年のその報告書の中でスミス所長は「私たちは今、人類史上最も危険な時にいる」との危惧を示した。
SIPRIの所長を務めるダン・スミス氏は、国連平和構築基金諮問グループに 4年間所属し、 2010 年から 2011 年まで議長を務めた。 その後も英国 マンチェスター大学で平和と紛争に関する教授 (非常勤 )。ロンドンに本部を置く平和構築 NGO 「インターナショナル・アラート」の事務局長や、オスロ国際平和研究所の所長などを歴任した。 
約40年間にわたり、安全保障、紛争、平和について研究・執筆を行ってきた同氏が、大国間の緊張や核軍拡が渦巻く世界の現状において、平和を希求する国や市民社会はどう動けばいいのだろうか――最新の知見をもとに解説をする。


■日 時: 2024年12月2日(月) 18:00~19:30
■会 場: 長崎原爆資料館ホール + オンライン(Zoomウェビナー)
 ※ 同時通訳付、入場無料、事前申込み不要
 ※ オンライン参加は要事前申込🔗申込はこちら(申込締切:11/27)】

image■講 師:ダン・スミス(Dan Smith)
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)所長
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は、平和と安全保障に関する世界有数のシンクタンク。毎年、世界の軍備や軍事予算、紛争状況などに関する年次報告書を刊行しており、世界の核弾頭数の推計を示している。2024年の報告書でスミス所長は「私たちは今、人類史上最も危険な時にいる」との危惧を示した。


■主 催:核兵器廃絶長崎連絡協議会 (PCU-NC)
■協 力:長崎大学核兵器廃絶研究センター (RECNA)
■お問合せ:核兵器廃絶長崎連絡協議会 (PCU-NC)
TEL:095-819-2255 Email:pcu_nc★ml.nagasaki-u.ac.jp(★を@に変更)

>> 2024年度核兵器廃絶市民講座について(核兵器廃絶長崎連絡協議会HP)

 

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2024年10月23日

近づく米大統領選―核軍縮の行方を考える(2024年度 第3回 核兵器廃絶市民講座)

講 師:太田 昌克 (共同通信編集委員、RECNA客員教授)
    西田 充  (多文化社会学部教授)
    樋川 和子 (RECNA教授)
日 時:2024年10月5日(土)13:30~15:00
会 場:長崎原爆資料館ホール+オンライン配信
主 催:核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC)
共 催:長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)

★ 動画が公開されました。 動画(YouTube)へ

>> 2024年度核兵器廃絶市民講座について(核兵器廃絶長崎連絡協議会HP)

 

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2024年10月11日

日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)がノーベル平和賞を受賞しました

日本被団協への祝意

2024年のノーベル平和賞が、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)に授与されることが発表されました。大変におめでとうございます。

日本被団協は、長年にわたり、被爆者としての体験を通じて、核兵器の廃絶を訴え続けてきました。その活動は、核兵器の非人道性を世界に広め、核兵器禁止条約を実現する大きな力となりました。今回そのご努力が認められたことは、核兵器のない世界を目指す全ての人々に希望の光を与えるものです。核兵器の使用の危機が高まる今日、私たちは、「人類は私たちの犠牲と苦難をまたふたたび繰り返してはなりません」1 という日本被団協のメッセージの意義を深く噛み締めなければなりません。

核兵器の廃絶をその名に冠する日本の研究機関として、RECNA一同、日本被団協のノーベル平和賞の受賞に重ねて心からの祝意をお伝えするものです。



1 https://www.ne.jp/asahi/hidankyo/nihon/about/about2-01.html.
 

Category お知らせ
2024年10月7日

この特別論文は、RECNA、ノーチラス研究所、アジア太平洋核不拡散・軍縮ネットワーク(APLN)のウエブサイトに同時に公開されます。国際著作権許可4.0 に基づいて公開されます。

 

北東アジアにおける核使用リスク削減 ―3年間(2021~23)の成果概要―
 
Shatabhisha Shetty


「北東アジアにおける核使用リスクの削減にむけて」(NU-NEA)プロジェクト
長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)
アジア太平洋核不拡散・軍縮リーダーシップネットワーク(APLN)
ノーチラス研究所
 
2024年10月7日

 

NU-NEAプロジェクトでは、地域における核使用リスク削減にむけて政策提言をまとめたが、その一環として重要課題について専門家に委託した論文の中で、すでにJournal for Peace and Nuclear Disarmamentに発表されたものを公表する。

 

要  旨

RECNAでは、2021年度から23年度の3年間にわたり、米ノーチラス研究所、アジア太平洋核不拡散・軍縮リーダーシップネットワーク(APLN)と共同で、北東アジアの平和と安全保障に関するパネル(PSNA)との協力の下、「北東アジアにおける核使用リスク削減」プロジェクトを実施した。これまでに、「北東アジアにおける核使用の可能性:核リスク削減にとっての示唆」(2022年1月)、「北東アジアにおける核使用の人道的影響:核リスク削減にとっての示唆」(2023年3月)、「核の惨禍を防ぐための現実的政策:何をすべきか」(2024年3月)の3つの報告書を発表してきた。本報告書は、その3年間の成果を簡潔にまとめたものである。1年目は、北東アジア地域において、核兵器使用につながる「十分に考えうる」事例をまとめ、2年目はその中から5つの事例について、核使用の人道的影響を定量的に評価した。3年目は核使用リスクを削減するための、現実的な政策提言をまとめた。核リスクを削減するには、「構造的リスク」(核政策に基づくリスク)と「状況的リスク」(安全保障環境に基づくリスク)の2つのリスクを減少させることが必要であり、そのための現実的な22の提言をまとめた。

キーワード:  

著者紹介
シャタビシャ・シェティ氏(Shatabhisha Shetty)は、APLN事務局長。欧州リーダーシップ・ネットワーク(ELN)の共同創始者。当初からELNの副事務局長を務め、2020年にELN理事として参加。そのほか、ライセスター大学「第三の核時代」プロジェクトの諮問会議メンバー。「英国国際安全保障における女性」(WIIS-UK)の諮問委員会メンバー。研究分野は、核及び通常兵器の軍備管理、軍備管理外交、大国間政治、新興技術など。

日本語翻訳版(PDF)こちら
*本翻訳は、原文の全訳ではなく、日本読者向けに加筆修正を行っています。
全文(英語 PDF)こちら

◆本プロジェクトの概要は こちら
◆本プロジェクトの特別論文の一覧は こちら

NU-NEAプロジェクト

 

Category お知らせ

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