第4回 核兵器廃絶市民講座 「原爆直後の救護活動と調査」
日時: | 2013年9月28日(土) 13:30-15:30 |
場所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
講師: | 三根 眞理子 (RECNA教授) |
主催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
共催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
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講義をする三根 眞理子教授 | 会場の様子 |
第4回目となる平成25年度核兵器廃絶市民講座が9月28日(土)、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジにて行われました。
三根眞理子教授が、「原爆直後の救護活動と調査」と題して、現在の長崎大学医学部の学生たちによる慰霊の取り組みや長崎医科大学関係者が被爆時の様子を回想するビデオを上映するとともに、救護班を率いて活動した永井隆博士や調来助教授らの日誌や報告書などの実際の資料を取り上げつつ、講義しました。
講座には約50名の市民が集まり、活発に質問が寄せられ、原爆直後の救護活動や調査について考えを深める機会となりました。
大学生が動き出す~核の今、世界の未来~
日時: | 2013年8月10日(土) 14:00-17:00 |
場所: | 長崎大学医学部キャンパス良順会館ボードインホール |
主催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
共催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
企画・運営: | 8.10実行委員会 |
特別ゲスト | マイラ・カストロ(国際ネットワーク「BANg」コーディネーター) |
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プレゼンテーション(8.10実行委員) | 劇(8.10実行委員) | グループ・ディスカッション |
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プレゼンテーション(マイラ・カストロ氏) | 田上市長 | 8.10実行委員会と参加者 |
長崎原爆忌の翌8月10日、公開イベント「大学生が動き出す~核の今、世界の未来~」を開催しました。企画・運営を行ったのは、今年4月にジュネーブに行った「ナガサキ・ユース代表団」のメンバー有志らによる学生中心の「8.10実行委員会」です。
核兵器廃絶への道のりが遅々として進まない現状の問題点を洗い出そうと、架空の「レッド国」(核兵器保有国)、「イエロー国」(核の傘依存国)、「グリーン国」(核廃絶推進国)を設定し、ロールプレイの劇を通じて会場の参加者に問題提起を行うなど、学生らの発案によるユニークな試みも行われました。小グループにわかれてのディスカッションでは、参加者が年齢や立場を超えて白熱した議論を交わしました。特別ゲストの国際NGO「BANg」コーディネーターで弁護士のマイラ・カストロ氏からは、欧州の若者による具体的な活動例が示され、長崎から動き出した大学生に力強いエールが送られました。
当日は、暑さ厳しい中にもかかわらず120名もの方々が参加されました。会の終わりには核兵器廃絶長崎連絡協議会の顧問でもある田上長崎市長も駆け付け、学生たちへのあたたかい応援の言葉が述べられました。
長崎発の核軍縮に関する英文ニュース「Dispatches from Nagasaki」の第7号を掲載しました。(日本語対訳付)
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