日時: | 2016年9月10日(土)13:30~15:30 |
場所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
講師: | 中村 桂子 (ナカムラ ケイコ) RECNA准教授 |
主催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
共催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
北朝鮮の核実験を解説する鈴木先生 | 講演する中村先生 |
平成28年度核兵器廃絶市民講座「核兵器のない世界を目指して」の第3回目が、9月10日(土)に国立原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジにて行われ、講師は、中村 桂子 RECNA准教授がつとめました。プログラムにはありませんでしたが、講演の前に鈴木 達治郎RECNAセンター長から、前日に実施された北朝鮮の核実験についての解説がありました。講座は「核兵器廃絶に向けて:非核兵器国の役割」と題し、現在の核軍縮の交渉の場では過半数を超える非核兵器国が提言を出し、核保有国にとって『居心地の悪い』環境づくりをしていること、また、核の傘下にありながらも、非核兵器地帯条約締結国でもあるオーストラリアが抱えるジレンマなど、世界が核軍縮の方向を向いてきている中でジレンマを抱える国が日本以外にも存在する現状についてお話しいただきました。講座には約80名の市民が集まり、質疑応答では、高校生からも積極的に質問があり、盛会のうちに終わりました。講座後の「RECNAと語ろう」では、用意した時間内では収まりきれないほどの熱気でRECNAの今後について語り合いました。
会場の様子 |
<講演動画>
※本講演会の内容は講演者及び対談者個人の意見を表すものであり、主催団体及び共催団体等の見解を示すものではありません。