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2016年1月15日

被爆70年記念 特別市民セミナー「核テロは防げるか:核の密輸問題と不拡散」

日時: 2016年1月8日(金)18:30~20:00
場所: 長崎歴史文化博物館1階ホール
講師: エレナ・ソコヴァ 教授(ジェームズ・マーティン不拡散研究センター副所長)
主催: 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC)
共催: 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)

 

講演をするソコヴァ教授 会場の様子

 

「核テロは防げるか:核の密輸問題と不拡散」というタイトルのもと、ジェームズ・マーティン不拡散研究所の副所長であるエレナ・ソコヴァ先生にご講演いただきました。講演では、核テロリズムの4つのシナリオ(「核兵器所有国から既存の核兵器・爆弾を窃取し使用」「核分裂性物質を窃取又は購入し、簡易核兵器を製造」「核施設への攻撃」「放射性物質散布装置または放射能放出装置の製造及び爆破」)を示されました。また、核物質が現在どのように使用され、不正に取引されているのかを説明されました。さらに、現実に「イスラム国」のようなテロ組織が核兵器を使用したテロを実行できる可能性は低いものの、核テロをテロの手段として肯定しているグループもあり、警戒を怠るべきではないという点を強調されました。最後に現状の問題点として、「核の密輸が摘発されない可能性」や「多くの国で核セキュリティの文化が根付いていない」ことを話されました。

講演会には約60名が参加し、質疑応答では、多くの質問が寄せられました。

ソコヴァ教授講演資料(英語版)

ソコヴァ教授講演資料(日本語版)

〈ソコヴァ教授講演動画〉・・・後日公開予定

 

※本講演会の内容は講演者及び対談者個人の意見を表すものであり、主催団体及び共催団体等の見解を示すものではありません。

 

2016年1月8日

北朝鮮の核実験をうけて:解説と見解      2016年1月8日(金)

2016年1月6日(水)、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)は、「水爆実験に成功」との声明を発表し、各地で人工地震が探知されていたことから、北朝鮮が核実験を行ったと判断された。本解説は、今回(北朝鮮では4回目)の核実験の技術的側面、今回の核実験の背景と目的およびその影響、北東アジアの非核化に向けて、の3つの視点から、一般市民をはじめ関心のある方々の参考とすべく、RECNA3教員(鈴木、広瀬、中村)でまとめたものである。

   詳しく内容はこちら

Category お知らせ
2015年12月27日

特別市民セミナー「核兵器と戦争の根絶を目指して」

①パグウォッシュ会議の報告

②特別講演「サスティナビリティ学の視点から見た平和と繁栄―立命館国際平和ミュージアムの今後を考える」

日時: 2015年12月19日(土)15:00~17:00
場所: 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ(地下2階)
講師: 鈴木 達治郎 教授(長崎大学核兵器廃絶研究センター長)
モンテ・カセム 教授(立命館大学国際平和ミュージアム館長)
主催: 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC)
共催: 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)

 

講演をする鈴木教授 講演をするカセム教授

11月に長崎でパグウォッシュ会議が開催されました。その報告をRECNAセンター長である鈴木達治郎教授が行いました。会議の報告では、会議の趣旨や歴史を説明し、今回の会議の概要を報告したあと、会議後に発表された「長崎を最後の被爆地に」から始まる長崎宣言についてその意義について説明しました。またパグウォッシュ会議とRECNAの連携を図り北東アジアの信頼醸成に取り組むこと等を説明しました。

その後、特別講演「サスティナビリティ学の視点から見た平和と繁栄―立命館国際平和ミュージアムの今後を考える」として立命館大学国際平和ミュージアムの館長であるモンテ・カセム教授においでいただきました。特別講演では、タイトルにあるサスティナビリティ学の説明からこれまで「いのちのゆりかご」の上の生物がとても不安定にあることを話されました。経済を最優先する現代社会の考え方は核兵器の保持にもつながることを示されました。また、平和ミュージアムの取り組みとして「心の支配」をテーマに日英共同プロジェクトを開始したことをご紹介いただきました。

講演会には約50名が参加し、質疑応答では、多くの質問が寄せられました。

鈴木教授講演資料

〈カセム教授講演資料〉・・・後日公開予定

〈鈴木教授講演動画〉

〈カセム教授講演動画〉

 

※本講演会の内容は講演者及び対談者個人の意見を表すものであり、主催団体及び共催団体等の見解を示すものではありません。

 

2015年12月25日

被爆70年記念 特別市民セミナー

「核テロは防げるか:核の密輸問題と不拡散

日 時: 平成28年1月8日(金) 18:30~20:00
場 所:

長崎歴史文化博物館1階ホール 詳細はこちら

講 演:

エレナ・ソコヴァ 教授 (ジェームズ・マーティン不拡散研究センター副所長)

主 催:

共 催:

核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC)

長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)

現在の不安定な世界情勢を考えるとき、「もし核を使ったテロが発生したら・・・」という不安を抱く人がいても不思議ではありません。核兵器の製造に使われる核分裂性物質や関連技術は、いくつもの国際条約により、厳重に規制されています。しかし、それにもかかわらず、核物質や技術を密かに取引する「核の闇市場」のうわさは絶えません。果たしてその現状はどうなっているのか、核物質や技術の不法な流出は防止できるのか、国際的な専門家の意見を直接聞くことのできる貴重な機会です。

  チラシはこちら

 

 

2015年12月14日

申し訳ございませんが、予定しておりました2016年2月13日(土)から、3月5日(土)に変更になりました。お間違いのないようにお越しください。

第5回 「原子力の平和利用と核不拡散―プルトニウムを考える」

講師:鈴木 達治郎 (RECNAセンター長・教授)
日時:2016年3月5日(土)13:30~15:30 ※日程が変更になりました。ご注意ください

 

※場所はいずれも国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ(地下2F)で行います。
※専用駐車場はございませんので、当日は公共交通機関をご利用下さい。

【アクセス】
JR長崎駅より 市内電車 赤迫行(系統番号1または3)で浜口町下車徒歩4分
          バス    滑石・時津・女の都方面行で浜口町下車徒歩4分

主催:核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC)
共催:長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)

お問い合わせ:核兵器廃絶長崎連絡協議会 事務局
         〒852-8521 長崎市文教町1-14 長崎大学内
         TEL: 095-819-2252 FAX: 095-819-2165

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