2019年2月28日
日時: | 2019年2月23日(土)14:00-16:00 |
場所: | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ |
講師: | 陳昌洙(ジン・チャンス)世宗研究所 日本研究センター長 |
主催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会 (PCU-NC) |
共催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター (RECNA) |
講演をする陳昌洙氏 | 会場の様子 |
特別市民セミナーが2月23日(土)に国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 地下2階 交流ラウンジにて行われました。
「急転する朝鮮半島情勢-北東アジアと日本の選択」と題し、陳昌洙(ジン・チャンス)世宗研究所 日本研究センター長が講師を務めました。
陳昌洙氏は講演の中で、朝鮮半島情勢に関する韓国の対応について、現状は非核化の実現に向けて北朝鮮と共に米国を説得する立場をとっているが、戦略としては周辺諸国と協力して経済制裁を強め、両方を一緒に行い、北朝鮮に変化を求める対応が必要であると述べました。日韓関係については、日韓両政府のコミュニケーション・修復能力不足により、関係が悪化しており、特に日本は朝鮮半島をめぐる情勢の劇的変化に対応できていない。日韓関係改善には、中央政府でなく地方から改善していく方法もある、と講演しました。
講演には約100名の市民が集まり、多くの市民との間で熱のこもった質疑応答が交わされ、大いに盛り上がりました。
講演の録画 |
配付資料: 韓日関係葛藤:その行く先はどこか?(PDF)
※本講演会の内容は講演者及び対談者個人の意見を表すものであり、主催団体及び共催団体等の見解を示すものではありません。