2016年3月25日
被爆70年記念 特別市民セミナー市民セミナー「非核の選択~モンゴルの挑戦と北東アジアへの教訓~」
日時: | 2016年2月29日(月)18:00~20:00 |
場所: | 長崎市原爆資料館 平和学習室 |
講師: | ジャルガルサイハン・エンクサイハン氏 |
主催: | 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA) |
共催: | 核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC) |
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講演をするエンクサイハン氏 | 会場の様子 |
「非核の選択~モンゴルの挑戦と北東アジアの教訓~」というタイトルのもと、モンゴル特命全権大使にご講演いただきました。その後、オーストラリアのビクトリア大学教授であるマイケル・ハメル=グリーン氏、中国のパグウォッシュ会議評議員である潘振強(パン・ツゥンチャン)氏にコメントをいただきました。講演では、ロシア・中国という大国に挟まれたモンゴルという小国が「非核兵器地帯」という地位を確立したことについてお話いただきました。そのことで、本当の意味での独立を創り上げ、現在はどんな国とも良い関係を持つことができていることを示されました。また、どんな小さな国でも声を上げ続けなければならないことを強調されました。その後、ハメル=グリーン氏は他の多くの地域で「非核兵器地帯」を確立させることが重要だとコメントし、潘氏は「非核兵器地帯」でモンゴルが他国と良い関係を構築していることはとても感銘深いことだと述べました。
講演会には約50名が参加し、質疑応答では、多くの質問が寄せられました。
〈エンクサイハン氏講演動画〉・・・後日公開予定
※本講演会の内容は講演者及び対談者個人の意見を表すものであり、主催団体及び共催団体等の見解を示すものではありません。