「国際人道法」は、「戦争の方法」を決めているのに、どうして「人道」なんですか?

 サンクト・ペテルブルク宣言の中には、「そのような兵器の使用は、人道の法に反する」という表現が使われており、仮に戦争の中であっても人間として許されない残酷な行為というものが存在するという考え方は昔からあったわけです。それを紛争の際の「人道的な」ルールと呼ぶわけです。しかし、確かに、例えば、国連の人道問題調整事務所は、「人道問題」として、主に大規模な災害の犠牲者の救援を担当していたり、ニュルンベルグ裁判では一般の戦争犯罪とユダヤ人に対するホロコーストのような「人道に対する罪」が区別されているなど、私たちが普通「人道」という言葉を使う時の意味に近い使い方が、国際的にも通用している場合もあり、「人道」の意味が一貫していないために、混乱が生じることもあります。

(広瀬 訓)


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