「国際人道法」には、具体的にどんな条約がありますか?

  初期の国際人道法には、小さな弾丸などに焼夷剤や炸薬を詰めることを禁止した1968年のサンクト・ペテルブルク宣言や1900年のダムダム弾禁止宣言などがあります。さらに、この二つを含め、主に1899年から1907年の間にオランダのハーグで開催された二回の国際平和会議を中心に成立した1910年の開戦条約、陸戦条約など、交戦国および軍事行動の規則、制限及び害的手段の制限を定めた、「ハーグ法」と呼ばれる一連の条約があります。また、これとならんで、傷病者や捕虜、一般市民、女性や子ども等、戦闘に関わらない人々や施設を保護するために作られた1949年の第一から第四までの、四つのジュネーブ赤十字条約があり、ハーグ法に対して、「ジュネーブ法」とも呼ばれています。この二つが 国際人道法の中でも中核をなすと一般に考えられています。ジュネーブ赤十字条約については、その内容を現代の情勢に合わせるために、1977年に第一、第二の二つの議定書も作られています。

 具体的な兵器の規制に関しては、毒ガスを禁止する化学兵器禁止条約、細菌兵器を禁止する生物毒素兵器禁止条約、対人地雷禁止条約、地雷、ブービートラップ、焼夷兵器やレーザー兵器の使用を規制する特定通常兵器禁止条約とそれに続く議定書などがあります。

(広瀬 訓)

 


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