【概要】
インドは核不拡散条約（NPT）の枠外で核兵器保有を続ける国の一つである。同国は、米国やロシアと同じように、核兵器の三本柱の確立を目指しており、核戦力の増強と近代化を進めている。背景には、隣国パキスタンとの長年にわたる緊張関係があるが、近年においては対中国抑止政策としての比重が高まっており、国境をめぐる印中両軍の衝突はこうした傾向をより一層強めるものとなっている（たとえばO’Donell, Frank & Bollfrass, Alxander K. 2020）。インドは従前より先行不使用政策を公言しているが、政府高官からその変更を示唆する発言が繰り返されるなど、信頼性は揺らいでいる（Kristensen, Hans M. & Kile, Shannon N. 2020）。
2020年4月現在、インドの保有する核弾頭数は、昨年比で10発増の160発と推定される。（Kristensen, Hans M. & Korda, Matt 2021）。この推定は、保有する兵器級核分裂性物質の量ならびに核搭載可能な運搬システムの数に基づいている。弾頭は配備されておらず、中央貯蔵施設に置かれていると見られていたが、近年、即応性を高めるための諸措置が図られているとの指摘もなされている（Kristensen, Hans M. & Korda, Matt 2020）。
インドの核兵器はプルトニウム型とみられている。2018年末現在の推定で、インドは兵器級プルトニウムを約600㎏保有しており（International Panel on Fissile Materials 2021）、高速増殖炉を含めた新たな生産施設の増設などプルトニウム増産に向けた動きが報じられている（Kristensen, Hans M. & Kile, Shannon N. 2020）。また、インドは、兵器級プルトニウムに加え、将来の活用を見据えた戦略的用途として重水炉燃料から分離した原子炉級プルトニウムを約7.8トン保有している。これは将来軍事用として転用可能と考えられるため、インド保有の軍事用分離プルトニウムは合計で約8.4トンと見積もられる（RECNA 2021）。核爆弾1発の製造には（技術レベルなどにも影響されるが）4～6㎏のプルトニウムが必要であることから、これは核弾頭およそ1,400～2,100発分に相当する。しかし技術力が高ければ2～4㎏のプルトニウムで核爆弾1発の製造が可能とされており（Union of Concerned Scientists 2004）、その場合は最大4,200発に相当する量となる。また、高濃縮ウランの増産も行っているが、その主目的は原子力潜水艦計画での使用と考えられている（International Panel on Fissile Materials 2021）。
現在、運用されている核搭載可能な運搬手段は陸上発射型の弾道ミサイルが4種類、海洋発射型の弾道ミサイルが2種類、航空機2種類であり、開発中のミサイルが少なくとも5種類（陸上発射3種類、海洋発射1種類、空中発射1種類）ある。開発中のアグニ5は大陸間弾道ミサイル（ICBM）に匹敵する射程を有し、さらに射程の長いICBMアグニ6を開発中との報道もある。また、インドは国産の戦略弾道ミサイル原子力潜水艦を4隻～6隻建造する計画とされている（Kristensen, Hans M. & Kile, Shannon N. 2020）。インド初の国産原子力潜水艦であるアリハントは2009年に進水し、2016年に正式に就役した。2018年11月、インド政府はアリハントが初の抑止パトロール任務についたことを発表した。モディ首相はインドが核の三本柱を完成させたことを強調したが、核弾頭の搭載の真偽は不明である（Kristensen, Hans M. & Korda, Matt 2020）。2隻目のアリガットも2017年に進水し、2021年初頭に就役の予定である（DefenseWorld.net 2020）。3隻目と4隻目は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、2024年までに進水の予定である。さらに、インドはアリハント、アリガットよりも多くのミサイルを搭載できる次世代の戦略弾道ミサイル原潜（S-5級）の開発に着手していると見られている（Kristensen, Hans M. & Korda, Matt 2020）。
| 赤数字は昨年から変更があった弾頭数です。 | 2021.6.1現在 |
| ●核弾頭保有数 | 160 | ||||
| ●運搬手段 1) |
| 名称 | ミサイル／爆弾 | 一つあたりの弾頭数 | 核弾頭数 | 射程(km) | ペイロード（kg） | 配備年 | 備考 | |
地上発射弾道ミサイル | プリトビ 2 | 30 | 1 | 30 | 350 | 500 | 2003 | 2) |
| プラハール | ? | 1 | ? | 150 | 200 | 開発中 | 3) | |
| アグニ 1 | 26 | 1 | 26 | 700+ | 1,000 | 2007 | 4) | |
| アグニ 2 | 12 | 1 | 12 | 2,000+ | 1,000 | 2011 | 5) | |
| アグニ 3 | 10 | 1 | (12) | 3,200+ | 1,500 | 2014? | 6) | |
| アグニ 4 | ? | ? | (2) | 3,500+ | 1,000 | 開発中 | 7) | |
| アグニ 5 | ? | ? | (2) | 5,200+ | 1,000 | 開発中 | 8),9) | |
| 地上発射弾道ミサイル合計 | (84) | |||||||
海洋発射弾道ミサイル | ダナシュ | 2 | 1 | 4 | 400 | 500 | 2013 | 10) |
| サガリカ(K-15/B-05) | 12 | 1 | 24 | 700 | 500-600 | 2018 | 11) | |
| K-4 | ? | ? | ? | 〜3,000 | ? | 開発中 | 12) | |
| 海洋発射弾道ミサイル合計 | (28) | |||||||
航空機搭載爆弾 | 搭載機：ミラージュ2000H (パジュラ) | 32 | 1 | 32 | 1,850 | 6,300 | 1985 | 14) |
| 搭載機：ジャガー1S/1B (シャムシャー) | 16 | 1 | 16 | 1,600 | 4,760 | 1981 | 15) | |
| 航空機搭載爆弾合計 | 48 | 13) | ||||||
空中発射巡航ミサイル | ニルバイ | ? | ? | ? | (>700) | ? | 開発中 | 16) |
| 空中発射巡航ミサイル合計 |
【脚注】
1)ミサイル／爆弾、核弾頭数、運搬手段の射程、配備年はKristensen, Hans M. & Korda, Matt 2020、Defense Intelligence Ballistic Missile Analysis Committee 2020を参考にした。ペイロードの出典は Kile, Shannon N. & Kristensen, Hans M. 2015。配備済の各運搬手段に割り当てられている弾頭に加えて、アグニⅢ、Ⅳ、Ｖ、Ｋ-15用の弾頭がすでに製造されていると見られている（Kristensen, Hans M. & Korda, Matt 2020）。
2)短距離弾道ミサイル（SRBM）（Defense Intelligence Ballistic Missile Analysis Committee 2020は射程距離を250kmと見積もり、射程距離300㎞以下の弾道ミサイルを指すclose-range ballistic missileと分類している）。一段式。液体燃料。道路移動式。核弾頭の威力は12キロトン。最新の発射テストは2020年12月16日（The Times of India 2020）。
3)短距離弾道ミサイル（SRBM。Defense Intelligence Ballistic Missile Analysis Committee 2020はclose-range ballistic missileと分類している）。一段式。固体燃料。道路移動式。プリトビ1（射程150 km）の後継版。最新の発射テストは2018年9月20日（Molenda, Jenevieve 2018）。プラハールの射程距離を200㎞に伸ばした地上発射弾道ミサイルPranashの開発が進んでいるとの報道もある（HindutanTimes 2020）。
4)短距離弾道ミサイル（SRBM）。二段式。固体燃料。道路移動式。核弾頭の威力は40キロトン。2007年に運用開始。Defense Intelligence Ballistic Missile Analysis Committee 2020はミサイル数を「75基以下」と推定している。最新の発射テストは2018年10月30日（NDTV 2019）。
5)準中距離弾道ミサイル（MRBM）。アグニ1の改良型。二段式。固体燃料。道路移動式。核弾頭の威力は40キロトン。Defense Intelligence Ballistic Missile Analysis Committee 2020はミサイル数を「10基以下」と推定している。最新の発射テストは2019年11月17日で初の夜間発射だった（INDIA TV 2019）。
6)中距離弾道ミサイル（IRBM）。二段式。固体燃料。鉄道移動式。核弾頭の威力は40キロトン。Defense Intelligence Ballistic Missile Analysis Committee 2020はミサイル数を「10基以下」と推定している。最新の発射テストは2019年11月30日で、初の夜間発射だったとされる（Sputnik 2019）。
7)中距離弾道ミサイル（IRBM）。二段式。固体燃料。道路・鉄道移動式。核弾頭の威力は40キロトン。最新（7回目）の発射テストは2018年12月23日（NDTV 2018-2）。
8)中距離弾道ミサイル（Missile Defense Project 2018は、射程距離を5000～8000kmと見積もり、大陸間弾道ミサイル（ICBM）に分類している）。三段式。固体燃料。道路移動式。2012年4月19日に初の発射テストが実施された。最新の発射テストは2018年12月10日（The New Indian Express 2018）。他のアグニシリーズのミサイルと異なり、即応性を高めるため、アグニ5は新型の移動式キャニスター（発射筒）に収容され、そこから発射される設計となっている（Kristensen, Hans M. & Korda, Matt 2020）。アグニ5の多弾頭化に関する各種報道があるが、Kristensen & Korda はその可能性を否定している（Kristensen, Hans M. & Korda, Matt 2020）。
9)さらに射程を伸ばしたICBMのアグニ6が開発中とみられている。米空軍の国家航空宇宙情報センターはアグニ6が設計段階にあり、射程を6,000㎞と推定している（National Air and Space Intelligence Center 2017）。
10)短距離弾道ミサイル（SRBM）。一段式。液体燃料。核弾頭の威力は12キロトン。プリトビ2の海軍版。Sukanya級の洋上パトロール艦（2隻）から発射される。それぞれの艦船には2基を搭載（Kristensen, Hans M. & Korda, Matt 2020）。最新の発射テストは2018年2月23日（NDTV 2018-1）。
11)短距離弾道ミサイル（SRBM）。二段式。固体燃料。核弾頭の威力は12キロトン。原潜アリハントは12発のサガリカ（K-15あるいはB-05 とも呼ばれる）弾道ミサイルを搭載可能 (Kristensen, Hans M. & Korda, Matt 2020)。他方、原潜アリガットには24発のサガリカミサイルを搭載可能との未確認情報もある（Kile, Shannon N. & Kristensen, Hans M. 2018）。最新の発射テストは2013年1月27日（Eshel, Tamir 2013）。K-15 の地上発射型は「Shourya（Shaurya）」と呼ばれ、核能力を持つ可能性が指摘されている（Missile Threat 2018-2）。最新の発射テストは2020年10月3日（Chordia, Saurav 2020）。
12)二段式。固体燃料。これまで6回の発射テストを行っており、最新のものは2020年1月19日（NDTV 2020）。原潜アリハントは4発のK-4ミサイルを搭載可能（Kristensen, Hans M. & Korda, Matt 2020）。原潜アリガット及び後続艦は8発が搭載可能と見られている（Kile, Shannon N. & Kristensen, Hans M. 2019）。インドの防衛研究開発機構（DRDO）は、アグニ5に匹敵する、射程距離を5,000kmまで伸ばした潜水艦発射弾道ミサイルの開発計画も明らかにしている（Kristensen, Hans M. & Korda, Matt 2020）。
13)2016年、インドはラファール36機の購入契約をフランスと結んだ。駐仏インド大使によれば2022年内にインド国内への搬入が完了する予定（Zeenews 2021）。フランス国内においてラファール機は核任務に従事しているため、これがインドのジャガーIS爆撃機の後継になる可能性が指摘されているが、公式の発表はない（Kristensen, Hans M. & Kile, Shannon N. 2020）。
14)マハラジプル（Maharajpur）空軍基地配備の第40航空団の飛行中隊1及び７（加えて9の可能性もあり）のうち、1あるいは2中隊が核任務を持つと見られている（Kristensen, Hans M. & Korda, Matt 2020）。アップグレードが進んでおり、新型はミラージュ2000Iと呼ばれている。
15)4飛行中隊（計76機）のうち2中隊が核任務を持つと見られている（Kristensen, Hans M. & Korda, Matt 2020）。
16)インド初の国産巡航ミサイルである空中発射巡航ミサイル・ニルバイ（射程 700‒1,000 km、ペイロード 450 kg）にも核搭載の可能性が疑われている。2013年より発射テストの失敗が続いていたが、5度目となる2017年11月8日のテストで初めて成功した（Pandit, Rajat 2017）。2020年2月6日、防衛研究開発機構（DRDO）はニルバイの開発プログラムの「完了」を発表し、あわせてニルバイの後継とみられるものを含め、数種類の巡航ミサイルの開発計画を発表した（Dahlgren, Masao 2020）。2020年9月にはニルバイの一部配備が報じられた（Aroor, Shiv 2020）。最新の発射テストは2020年10月13日であったが、技術的トラブルにより失敗している（Raghuvanshi, Vivek 2020）。
【出典】
Aroor, Shiv 2020: “India deploys long-range missile Nirbhay to counter Chinese threat at LAC,” India Today, 28 September 2020, https://www.indiatoday.in/india/story/india-deploys-long-range-missile-nirbhay-to-counter-chinese-threat-at-lac-1726255-2020-09-28 (2021.4.13アクセス)
Chordia, Saurav 2020: “India successfully test fired hypersonic missile Shaurya.” American Military News, 9 October 2020, https://americanmilitarynews.com/2020/10/india-successfully-test-fired-hypersonic-missile-shaurya/ (2021.4.13アクセス)
Dahlgren, Masao 2020: “India Reveals New Cruise, Antiship Missiles,” Missile Threat, Center for Strategic and International Studies, February 7, 2020, last modified February 7, 2020, https://missilethreat.csis.org/india-reveals-new-cruise-antiship-missiles/（2021.4.13アクセス）
DefenseWorld.net 2020: “Indian Navy’s Arighat SSBN to be Commissioned in early 2021,” 18 December 2020, https://www.defenseworld.net/news/28581/Indian_Navy___s_Arighat_SSBN_to_be_Commissioned_in_early_2021#.YL2bL6FUuM8 (2021.4.13アクセス)
Defense Intelligence Ballistic Missile Analysis Committee 2020: “Ballistic and Cruise Missile Threat,” July 2020, https://media.defense.gov/2021/Jan/11/2002563190/-1/-1/1/2020%20BALLISTIC%20AND%20CRUISE%20MISSILE%20THREAT_FINAL_2OCT_REDUCEDFILE.PDF (2021.4.13アクセス)
Estel, Tamir 2013: “India’s K-15 Sagarika Submarine Launched Ballistic Missile Completes Developmental Tests,” Defense Update, 27 January 2013, https://defense-update.com/20130127_k5_slbm_complete_tests.html (2021.4.13アクセス)
Hindustan Times 2020: “India to develop 200-km range tactical ballistic missile,” 7 February 2020, https://www.hindustantimes.com/india-news/india-to-develop-200-km-ranage-pranash-missile/story-eev9HZEZo2m6ADnIjSnvcP.html（2021.4.13アクセス）
INDIA TV 2019: “Night trial of surface-to-surface Agni-2 missile conducted successfully,” 17 November 2019, https://www.indiatvnews.com/news/india/agni-2-missile-night-trial-conducted-successfully-564266（2021.4.13アクセス）
International Panel on Fissile Materials (IPFM) 2021: “Fissile material stocks: India,” 29 April 2021, http://fissilematerials.org/countries/india.html（2021.5.10アクセス）
Kristensen, Hans M. & Kile, Shannon N. 2020: “Indian nuclear forces,” SIPRI Yearbook 2020 Armaments, Disarmament and International Security, Oxford University Press 2020, pp.362‒368..
Kristensen, Hans M. & Korda, Matt 2021: “Status of World Nuclear Forces,” Federation of American Scientists. https://fas.org/issues/nuclear-weapons/status-world-nuclear-forces/ (2021.4.12 アクセス）
Kristensen, Hans M. & Korda, Matt 2020: “Indian nuclear forces, 2020,” Bulletin of the Atomic Scientists, vol. 76, no. 4, pp.217–225.
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Missile Defense Project 2018-2: “Sagarika/Shaurya,” Missile Threat, Center for Strategic and International Studies, August 11, 2016, last modified June 15, 2018, https://missilethreat.csis.org/missile/sagarika-shaurya/ (2021.4.13アクセス)
Molenda, Jenevieve 2018: “India Successfully Test Fires Prahaar Ballistic Missile,” Missile Threat, Center for Strategic and International Studies, September 21, 2018, last modified September 21, 2018, https://missilethreat.csis.org/india-successfully-test-fires-prahaar-srbm/ （2021.4.13アクセス）
NDTV 2020: “India Successfully Test-Fires Nuclear-Capable K-4 Missile Off Andhra Pradesh Coast: Report,” 19 January 2020, https://www.ndtv.com/india-news/k-4-missile-india-test-fires-nuclear-capable-k-4-missile-off-andhra-pradesh-coast-says-report-2166498 (2021.4.13アクセス)
NDTV 2019: “India Conducts Successful Night Trail Of Agni-1 Ballistic Missile” 30 October 2019, https://www.ndtv.com/india-news/india-conducts-successful-night-trail-of-agni-1-ballistic-missile-1940274 (2021.4.13アクセス)
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NDTV 2018-2: “India Successfully Test-Fires Nuclear-Capable Agni-IV Missile,” 23 December 2018. https://www.ndtv.com/india-news/india-successfully-test-fires-nuclear-capable-agni-iv-missile-1966895 （2021.4.13アクセス）
The New Indian Express 2018: “India successfully test-fires nuclear-capable Agni-5,” 10 December 2018, https://www.newindianexpress.com/nation/2018/dec/10/india-successfully-test-fires-nuclear-capable-agni-5-1909650.html (2021.4.13アクセス)
RECNA 2021: 「分離プルトニウムの保有量」https://www.recna.nagasaki-u.ac.jp/recna/fms/pu_202106
Sputnik 2019: “India Conducts Maiden Night Trial of Nuke-Capable Agni-III Missile,” 30 November 2019, https://sputniknews.com/military/201911301077445079-india-conducts-maiden-night-trial-of-nuke-capable-agni-iii-missile/ (2021.4.13アクセス)
O’Donell, Frank & Bollfrass, Alxander K. 2020: “India is building nuclear submarines and ICBMs. That’s a $14 billion mistake,” Bulletin of the Atomic Scientists, 26 February 2020, https://thebulletin.org/2020/02/india-is-building-nuclear-submarines-and-icbms-thats-a-14-billion-mistake/#（2021.4.13アクセス）
Pandit, Rajat 2017:”India successfully tests its first nuclear-capable cruise missile,” The Times of India, 8 November 2017, https://timesofindia.indiatimes.com/india/india-successfully-tests-its-first-nuclear-capable-cruise-missile/articleshow/61550465.cms（2021.4.13アクセス)
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Zeenews 2021: “3 more Rafale fighter jets to land in India today after mid-air refuelling in UAE,” 31 March 2021, https://zeenews.india.com/india/3-more-rafale-fighter-jets-to-land-in-india-today-after-mid-air-refuelling-in-uae-2351737.html (2021.4.13アクセス)
