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北朝鮮の核戦力一覧

【概要】
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核・ミサイル戦力は引き続き拡大傾向にあるが、具体的な核弾頭保有数については様々な見解がある。たとえば、米国のシンクタンクRAND研究所と韓国のThe Asan Institute for Policy Studiesは、2021年4月発表の報告書において、2020年の保有数として67~116発、2027年には151~242発に達するとの予測を示した(Bennett, Bruce W. et.al 2021)。他方、スタンフォード大学のHeckerは、現在の保有数について「20~60発の可能性があるが、45発が妥当な数」と北朝鮮分析サイト「38 North」の2021年4月30日付インタビューに答えている(38 North 2021)。各国から公式な見解が出されたことは少ないが、米国の国防情報局(DIA)は、2017年8月の時点で、保有数を最大60発と見積もっていた(Nikitin, Mary Beth D. & Ryder, Samuel D. 2021)。また、2018年10月には韓国統一部の趙明均長官が、情報当局の判断として20~60発との認識を示していた(Kim, Hyng-jin 2018)。これらの情報を勘案し、ここでは、2021年6月現在の北朝鮮の保有数として40発と見積もる。
 
寧辺の施設を中心として、北朝鮮は核兵器の材料となるプルトニウムと高濃縮ウランの生産を継続していると見られる(Nikitin, Mary Beth D. & Ryder, Samuel D. 2021International Atomic Energy Agency 2021United Nations Security Council 2021)。International Panel on Fissile Materials (IPFM)は、2020年現在の兵器級プルトニウムの保有量を40㎏と推定している(International Panel on Fissile Materials 2021)。また、高濃縮ウランの保有量については、400~1.000㎏と専門家によって様々な見方があることを紹介している(International Panel on Fissile Materials 2020)。上述したインタビューでHeckerは、プルトニウム保有量として25~48㎏、2020年末の高濃縮ウラン保有量として600~950㎏と推定している(38 North 2021)。北朝鮮が年間7発分程度の核分裂性物質を生産可能との推定もあるが(Arms Control Association 2018Nikitin, Mary Beth D. & Ryder, Samuel D. 2021)、いずれにしても保有量に関する情報の多くが不透明である。
 
北朝鮮は過去6回の核実験を実施した(2006年10月、2009年5月、2013年2月、2016年1月及び9月、2017年9月)。6回目の核実験の威力は200キロトン前後と推定され、熱核融合爆弾を使用したとみられる。以降、3年以上にわたって核実験は再開されていないが、米国家情報長官室(ODNI)が公開した2021年4月9日付の報告書は、「(金正恩委員長は)北朝鮮政府の示す条件を米国に受け入れさせるため、長距離ミサイルや核実験の年内再開を検討している可能性がある」との見方を示している(Office of the Director of National Intelligence 2021)。
 
北朝鮮がすでに核弾頭を実戦配備していることを示す公開情報は存在しないが、政府・非政府機関の分析の多くが、北朝鮮は弾頭小型化などの技術段階に達しているとの見方をしている。日本政府が2018年末に策定した「平成31年度以降に係る防衛計画の大綱」にも、北朝鮮について「核実験を通じた技術的成熟等を踏まえれば、弾道ミサイルに搭載するための核兵器の小型化・弾頭化を既に実現しているとみられる」との記述がある(防衛省 2018)。また、2021年3月に国連安保理が公表した、北朝鮮制裁決議違反を調べる専門家パネルがまとめた年次報告書は、各国政府の分析を基に、「中距離及び短距離弾道ミサイルに核弾頭が搭載可能である可能性は非常に高い」が、ミサイルの大気圏再突入技術の開発段階については不明としている(United Nations Security Council 2021)。
 
北朝鮮は、核弾頭搭載可能とみられる弾道ミサイルの発射テストを頻繁に行ってきた。地上発射弾道ミサイルについては、短距離(SRBM、射程500~1,000km)、準中距離(MRBM、射程 1,000〜3,000km)、中距離(IRBM、射程 3,000〜5,500km)、長距離(ICBM、射程 5,500km超)のいずれでも開発を進めており、その一部は実戦配備されている。あわせて、海洋発射弾道ミサイル(SLBM)の開発にも力を入れている。
 
朝鮮半島の非核化をめぐる米朝を中心とした外交交渉の進展を背景に、2017年11月29日のKN-22(火星15号)の発射実験を最後として北朝鮮は弾道ミサイルの発射を中止したが、その後の交渉停滞を受けて2019年5月に発射テストは再開された。現在まで大陸間弾道ミサイル(ICBM)及び中距離弾道ミサイル(IRBM)の発射モラトリアムは破られていないものの、短距離弾道ミサイル(SRBM)やロケット砲等の発射実験が活発に行われている。中でも、2019年5月に発射テストが行われた新しいSRBM・KN-23と同年8月に発射テストが行われた同KN-24については、いずれも核弾頭搭載能力が疑われている(たとえばVan Diepen, Vann H. & Depetris, Daniel R. 2019Kile, Shannon N. & Kristensen, Hans M. 2020)。2019年10月2日には北朝鮮が技術開発を進める固体燃料のミサイルとしては最長の射程を持つとされる新型SLBM「北極星3号」の発射実験も行われた(Elleman, Michael 2019)。2021年1月に開催された第8回朝鮮労働党大会での演説で、金正恩委員長が、戦術核兵器の開発を含む核兵器・ミサイルの開発状況について詳細に触れるなど、北朝鮮はさらなる核・ミサイル開発に臨む姿勢を明確にしている。2021年3月25日には米バイデン政権誕生後初となる弾道ミサイルの発射テストが実施され、4月11日にはSLBM搭載可能とみられる新型潜水艦の完成も報じられている(聯合ニュース 2021)。

  赤数字は昨年から変更があった弾頭数です。 2021.6.1現在 

 

●核弾頭保有数      40    
    内訳      
    地上発射弾道ミサイル搭載    
    海洋発射弾道ミサイル搭載    
●運搬手段 1), 2)        
NATOの呼称(名称)射程(km)ペイロード(kg)配備年備考
地上発射弾道ミサイル
KN-04(スカッドER/火星9号)1,00050019943)
ノドン(火星7号)>1,2001,00019944)
KN-15(北極星2号)1,200〜2,000?2018-195)
KN-07(ムスダン/火星10号/BM-25)>3,0001,0002017?6)
KN-17(火星12号)3,300〜4,5001,000開発中7)
KN-18(火星13号)>5,500?開発中8)
テポドン2(白頭山2号/銀河2号/銀河3号)12,000>8002012?9)
KN-20(火星14号)6,700〜10,400500〜1,000開発中10)
KN-22(火星15号)13,0001,000〜1,500開発中11)
KN-23690500開発中12)
KN-24410400〜500開発中13)
潜水艦発射弾道ミサイル
KN-11(北極星1号)1,200?開発中14)
KN-26(北極星3号)1,900??開発中15),16)

 

【脚注】                                                                                  
1)運搬手段の射程、ペイロード、配備状況については、Kile, Shannon N. & Kristensen, Hans M. 2020Missile Defense Project “Missile Threat”を参考にした。

2)地上発射弾道ミサイルの発射台はデポドン2のみが固定式発射台、他はすべて道路移動式発射車両。

3)準中距離弾道ミサイル(MRBM)。一段式。道路移動式。液体燃料。ER = Extended Range (延長射程)。2016年9月5日に3連続発射テストを行ったとされる(Schiller, Markus & Schmucker, Robert H. 2016)。最新の発射テストは2017年3月6日で、4発がほぼ同時に発射された。高度260km,飛翔距離 1,000kmで3発が日本の排他的経済水域内に落下した(Wright, David 2017-1)。

4)準中距離弾道ミサイル(MRBM)。一段式。道路移動式。液体燃料。1993年に最初の発射テストを行った(Kristensen, Hans M. & Norris, Robert S. 2018)。発射台は100基以下(Kristensen, Hans M. & Norris, Robert S. 2018)。近年では、2016年8月3日にノドンとされる弾道ミサイル2発を発射。うち1発は約1,000km の飛翔距離で、秋田県の西 250km の日本の排他的経済水域内に落下した(もう1発は発射直後に爆発)。2016年9月3日にもノドンと見られる弾道ミサイル3発が発射され、奥尻島の西 200〜250km の日本の排他的経済水域内に落下した(防衛省 2017)。

5)準中距離弾道ミサイル(MRBM)。二段式。道路移動式。固体燃料。KN-15は、KN-11の陸上版と見られている。2017年2月12日に初の発射テストを行い、飛翔距離は500kmであった(Missile Defense Project 2020-2)。同年5月21日に北朝鮮は二度目となるKN-15の発射テストを行った(Missile Defense Project 2017)。

6)中距離弾道ミサイル(IRBM)。一段式。液体燃料。発射台は50基以下(Kristensen, Hans M. & Norris, Robert S. 2018)。ソ連製R-27(SS-N-6; 液体燃料のSLBM)が基になっている(NTI 2018)。2010年の軍事パレードで初登場した(Kile, Shannon N. & Kristensen, Hans, M. 2020)。2016年4月~6月に6回の発射テストを実施した(最初の5回は失敗、最後の1回は部分的に成功とみられる)(NTI 2018)。

7)中距離弾道ミサイル(IRBM)。一段式。液体燃料。最初の発射テストは2017年4月5日だったが失敗。同年4月16日と4月29日のテストも失敗している。同年5月14日に初めて発射テストに成功した。軌道はロフテッド軌道(高度 2,000km,飛翔距離 700km)で、日本の排他的経済水域外の日本海に落下した。飛行時間は約30分間。通常軌道では 4,500km に相当する(Wright, David 2017-2)。さらに同年8月28日に通常軌道(高度 550km,飛翔距離 2,700km)での発射テストに成功した(Wright, David 2017-5)。このとき、津軽海峡上空の宇宙空間を通過して太平洋に落下した。同年9月15日のテストも通常軌道(高度 770km,飛翔距離 3,700km)(Wright, David 2017-6)で、津軽海峡上空の宇宙空間を通過して太平洋に落下した。

8)大陸間弾道ミサイル(ICBM)。三段式。液体燃料。2012年4月15日の軍事パレードで初めて登場した。これまでに発射テストが行われたとの情報はない。当初はパレード用の模型と見られていたが、実際に開発が進んでいる可能性が指摘されている(Missile Defense Project 2018)。

9)衛星打ち上げロケット(SLV)(再コンフィギュレーションすることでICBMとして利用可とみられている)。三段式。液体燃料。2006年に最初の発射テストを行ったが失敗。つづいて2009年4月5日と2012年4月13日に人工衛星発射を意図した飛翔体の発射テストを行ったが、失敗したとみられる。2012年12月12日、北朝鮮は人工衛星の打ち上げに成功と発表。米国も「何らかの物体」が軌道に到達したことを確認。2016年2月7日、北朝鮮は再び人工衛星(地球観測衛星光明星(クァンミョンソン)4号)の打ち上げに成功と発表。

10)大陸間弾道ミサイル(ICBM)。二段式。液体燃料。最初の発射テストは2017年7月4日で、ロフテッド軌道(高度 2,800km,飛翔距離 950km)で行われ、日本の排他的経済水域内に落下した。飛行時間は約39分間。通常軌道では 6,700km に相当する(Wright, David 2017-3)。2回目は同年7月28日で、ロフテッド軌道(高度 3,700km,飛翔距離 1,000km)で行われ、日本の排他的経済水域内に落下した。飛行時間は約47分間。通常軌道では 10,400km に相当する(Wright, David 2017-4)。

11)大陸間弾道ミサイル(ICBM)。二段式。液体燃料。2017年11月29日に最初の発射テストがロフテッド軌道(高度 4,500km,飛翔距離 960km)で行われ、青森県西方約 250km の日本の排他的経済水域内に落下した。飛行時間は約53分間(Missile Defense Project 2018)。通常の軌道では 13,000km に相当する(Wright, David 2017-7)。これまでに発射テストが行われた北朝鮮のミサイルの中では最大のものであり、米本土が射程範囲に収まるとされる。

12)短距離弾道ミサイル(SRBM)。射程、ペイロードの出典はMissile Defense Project 2020-1。一段式。道路移動式。固体燃料。2019年2月8日の軍事パレードで初登場し、2019年5月4日に初の発射テスト(1発)が実施された。続けて同年5月9日(2発)、7月25日(2発)、8月6日(2発)と計4回の発射テストが行われた。北朝鮮による呼称は「新型戦術誘導兵器」。ロシアの短距離弾道ミサイル(SRBM)イスカンデルMとの類似性が指摘されており、同様にミサイル防衛を突破するため、50㎞ほどの低高度の「準弾道軌道」で飛行する(Lewis, Jeffrey 2019)。2021年1月14日、朝鮮労働党第8回大会に合わせて開催された軍事パレードには、KN-23、-24、-25が登場した(Dahlgren Masao 2021)。2021年3月25日に発射された弾道ミサイルはKN-23の亜種とみられている(Van Diepen, Vann H. 2021)。北朝鮮はペイロードが2,500kg、飛翔距離は600kmと主張したが、これは誇張とみられる(Van Diepen, Vann H. 2021)。日本の防衛省は飛翔距離が約450kmであったとしている(防衛省 2021)。

13)短距離弾道ミサイル(SRBM)。射程、ペイロードの出典はMissile Defense Project 2020-3。一段式。道路移動式。固体燃料。2019年8月10日に初の発射テストが実施された。その後、8月16日、2020年3月21日と、これまでに3回にわたって発射テストが行われている。KN-23と同様に「準軌道行動」で飛行する。韓国合同参謀本部の発表によれば、3月31日の発射テストの高度は約50㎞、飛翔距離は約410㎞であった(Oh, Seok-min 2020)。米国が保有するMGM-140戦術ミサイルシステム(ATACMS)と似ているが、ATACMSよりも大型で、核弾頭搭載可の可能性も指摘されている(Elleman, Michael 2020)。北朝鮮による呼称は「戦術誘導兵器」。

14)潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)。二段式(Missile Defense Project 2019)。固体燃料(当初ムスダンの海洋版と考えられたが、固体燃料のため別ミサイルと判明)。2015年4月に水中から空中への「射出テスト」が行われたと見られている。北朝鮮は潜水艦発射と説明しているが、同年5月8日、11月28日(失敗)、12月21日に実施されたテストも同様の水中での射出テストであったと分析されている(梅林宏道 2016)。初となる潜水艦からのSLBM発射テストが行われたのは2016年4月23日、新浦付近の海域であった。この時の飛翔距離は30km であり失敗と見られる。同年7月9日、8月24日にも同様のSLBM発射テストが行われた。3度目のテストでは 500kmの飛翔に成功したと伝えられる(NTI 2018)。

15)潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)。二段式、固体燃料。2019年10月2日に初の発射テストを実施。潜水艦からではなく、潜水した艀(はしけ)から発射されたとみられる(Elleman, Michael 2019)。高度950㎞、飛翔距離は450 kmで日本の排他的経済水域(EEZ)に着水した。通常の軌道の場合、最大の飛翔距離は1,900㎞と分析されている(Panda, Ankit 2019)。これは今日までに北朝鮮が発射テストを行った個体燃料ミサイルの中では最長の飛翔距離である(Elleman, Michael 2019)。KCNAはこの発射実験の成功が「外部勢力の脅威を抑止し、国の自衛的軍事力をより一層強化する上で新たな局面を開いた重大な成果」と強調した(Lee, Joyce 2019)。このミサイルが作戦配備済という分析もある(Missile Defense Project 2020-4)。

16)2021年4月11日には、韓米の情報当局の分析として、北極星3号などSLBMの搭載が可能な新しい潜水艦の建造が終了したとの見通しを聯合ニュースが報じた(聯合ニュース 2021)。同記事はこのほかにも北朝鮮がさらに大型の新型潜水艦1隻を建造中であるとし、同潜水艦には北極星4号や北極星5号が搭載される可能性に言及した(聯合ニュース 2021)。北極星4号は2020年10月10日の朝鮮労働党創建75周年を祝う軍事パレードで、また、北極星5号は2021年1月14日の第8回党大会を記念した軍事パレードで初めて登場したが、ともに発射テストは行われていない。
                                                                                                               
 
【出典】
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防衛省 2021:「2021年の北朝鮮の発射について」https://www.mod.go.jp/j/approach/defense/northKorea/pdf/nk1-2021.pdf (2021.4.14アクセス)
 
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