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RECNAとは

設立趣旨

長崎大学は世界唯一の被ばく医科大学の歴史を継承する大学であり,「核なき世界の実現」は大学にとって枢要な課題である。長崎大学核兵器廃絶研究センターは,被ばく地に存在し,被ばくを実体験したアカデミアの共同教育研究施設であり,次の目的をもつ活動拠点として設立される。

①ヒロシマ・ナガサキを現在の世界の潮流の中で新たに位置づけ,学問的調査・分析を通して核兵器廃絶に向けた情報や提言をさまざまな角度から世界に発信する。

②その過程や成果を活かして大学教育に貢献する。核兵器廃絶研究センターは,核兵器廃絶を願う一般市民のために地域に開かれたシンクタンクとして,長崎市や長崎県などとも連携を図りながら運営される。

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ご挨拶

センター長
鈴木 達治郎教授

2012年4月1日、「核兵器廃絶」と銘打った日本で初めての「長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)」が発足しました。その後、RECNAは、梅林宏道初代センター長のリーダーシップの下、皆様の温かいご支援もあり、これまで数々の成果を上げ、着実に成長してきました。そして、被爆70年という節目の2015年4月1日からは、副センター長であった私がそのあとを引き継ぐことになりました。

私の専門はもともと原子力工学でしたが、学生の頃より、核兵器との関連に関心を持ち、プルトニウム問題をライフワークとして取り組んできました。したがって、プルトニウム原爆が落とされた長崎は、私にとっても特別の思いがあります。また、私が参加している核兵器と戦争の廃絶を訴えるパグウォッシュ会議も2015年に世界大会を長崎で開催します。今、その責任の重さをひしひしと感じるとともに、長崎の皆様や世界の研究者たちと、核兵器のない世界を目指すことができることに、運命のようなものを感じています。また、核問題を研究するものとして、非常に恵まれた機会をいただいたと感謝しております。

今後のRECNAの活動方針としては、これまでの路線を基本的に踏襲したうえで、以下のような3つの基本方針を考えています。

第一に、「長崎から世界に発信する研究者集団」を目指します。混迷を極める国際情勢を冷静に分析し、核抑止力に依存しない安全保障の枠組みや原子力平和利用と核不拡散の関係等のテーマに取り組みます。第二に、北東アジアの非核化を目指す政治・外交プロセス(「ナガサキ・プロセス」)の構築にむけて、その「核」となるシンクタンクを目指します。地域密着型のシンクタンクの役割を強化しつつ、国際的な連携を強化し、実現可能な政策提言を行っていきます。第三に、核問題に取り組み、グローバルな社会に通用する人材の育成に取り組みます。特に核軍縮・不拡散教育を通じて、文理の壁や実務・研究の壁を超えた人材の育成に取り組みます。

このように、RECNAは、被爆地長崎を拠点とする研究センターとして、世界の市民や専門家、政策決定者と連携し、次世代を担う専門家を育て、核兵器のない世界の実現を目指して活動を続けていきます。

「長崎を核攻撃を受けた人類最後の都市に」という長崎市民、県民の思いをひと時も忘れることなく、これまでの成果をもとに、さらに世界のRECNAへと発展させるべく、全身全霊で取り組んでいきたいと思います。皆様のご支援とご協力を心からお願いいたします。

(2015年4月1日)

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