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Yuno’s Blog ~Yuno’s feeling~

No.10 Friday, 9 May

帰ってきました、長崎。

きつくも楽しくもあったニューヨークでの約2週間の生活が懐かしく思います。

10月にナガサキユース代表団が決定し、それから出発まで勉強会や専門家との議論を通して、今回のニューヨークでの活動の準備をしてきました。しかし、実際に現地で活動していくと、予定がころころ変わったり、知識不足、準備不足に気づいたり。

そして知識不足、準備不足を補うために、睡眠不足の日々が続くこともありました。
普段長崎で生活しているときは、テスト前ですら、そんな時間までやってないよなという時間までパソコン やメンバーと向かいあったのは、今ではいい思い出です。笑

今回のニューヨークでの活動を通して、私が1番心に残っていることは
“繋がり”です。NGOの方との繋がり、政府の方との繋がり、若い人との繋がり、県人会の方との繋がり、そして長崎との繋がり。
この繋がりが、また新たな繋がりを作り、どんどん広がっていきました。たぶん自分1人では、経験できなかったことが、このネットワークのおかげで経験できたことが1番の収穫です。

毎年同じようなNGO参加して、同じような軍縮担当の政府代表者が参加して、同じような議論が繰り返される。もっといろんな人が、この問題を議論すれば、前進していくのかなと思います。今回、得た繋がりを活用して、いろんな人がこの問題に関わっていけるようになればいいなと思います。

報告会5月20日18:30〜です。
お時間があればぜひおいでください。

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No.9 Wednesday, 7 May

更新が遅くなってしまって申し訳ありません。

今日でニューヨーク滞在も最後となりました。2週間近くいると、ニューヨークが恋しくなります。

今日の本会議は、なんとたった15分で終了いたしました。始まったのが3時、終わったのが3時15分。

こんなことがあるのは、別に驚くことではないそうです。

わたしは、それに驚きです。

本会議の内容は、議長のモレイ大使から、来年、2015年のNPT再検討会議に向けた勧告案が出されただけでした。

今日はニューヨーク最後ということで、日本(長崎だけかも?)にはあまり売ってないフルーツを最後の思い出に食べました。

この2週間、たくさんの経験ができたことにとても嬉しく思います。
長崎で応援してくださった方々、ニューヨークで助けてくれた方々、そしてナガサキユース代表団のメンバーに感謝します。ありがとうございました。

本会議場

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No.8 Tuesday, 6 May

さてさて私のニューヨーク滞在も残り1日となりました。
明日で国連に行くのが最後かと思うと少しさみしい気もします。

今日はメキシコ、日本の代表者に会い、マウントサイナイ病院に行き、県人会の方々とご飯をご一緒しました。

いつもは国連の中での体験を書いているので、今日は趣向を変えて国連の外での体験を書きたいと思います。

私は大学のサークルで茶道部に入っています。私がニューヨークに行くということで、いつもお稽古をしてくださるお茶の先生が、お茶セットを持たせてくれました。

しかし、なかなかお茶を出す機会がない…と悩んでいたところ先日お会いした県人会の方が、和参という日本料理のお店で、お客さんにお出ししてみてはどうかという提案をしてくださいました。

お客さんにお茶を振る舞うのはとても緊張しました。しかしお店の方や県人会の方のご協力のおかげで、とてもいい経験ができました。

そして今回、また新たな県人会の方にもお会いすることができました。イベントを開く際にいかに人を集めるかについて教えていただいたので、今後の参考になりました。

県人会の方々とは、先週初めてお会いしたにも関わらず、とても親切にしてくださり、ニューヨーク滞在中本当にお世話になりました。

共通項がひとつあるだけで、こんなに繋がりが強くなり、またその繋がりから新たな繋がりへとどんどん広がって行くんだなと感じました。

私は県人会の方々から、”生き方”を学んだような気がします。薄っぺらい人生ではなく、充実した濃ゆい人生を送れるように、若いうちにたくさんの経験をしたいと思います。

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No.7 Wednesday, 5 May

本会議二週目に突入いたしました。

日本は今GWですね。皆様いかがお過ごしでしょうか?

今日は、9.11メモリアルに行ってきました。ナガサキユースの活動は様々な人たちに支えられています。そしてどんどんネットワークが広がっているように思います。今回は、そんな”繋がり”から、9.11の遺族の会のメアリーさんとお会いできることになりました。

メモリアルは、ホテルから地下鉄で約30分の場所にあります。最近ようやく地下鉄に慣れてきて、自分で路線図を見て乗れるようになりました。

9.11については、あまり詳しく知らなかったので昨日の夜、少し勉強しました。

メモリアルの中には、9.11の被害者の方の写真や、その遺品などがたくさんありました。

ワールドトレードセンターは世界中の人々が働き、またその周りはダウンタウンになっていて、多くの人が集まる場所でした。

メアリーさんは、”9.11が起こった時、あなたたちはまだ子供だったけど、私は大人だったから9.11は昨日のように感じる”とおっしゃっていました。

被害者の方の写真は、結婚式の写真や、旅行の写真、家族との写真など写真に写っている人は、どの人も笑顔で幸せそうな顔をしていました。写真の中の笑顔の人は全員、あの日に亡くなってしまったのかと思うととても悲しくなりました。

インターネットでただ調べるのと、実際に訪れて自分の目で見るのでは感じるものが全く違うなと思いました。

アメリカを訪れる際は、9.11メモリアルに行くことをおすすめします。

9.11.メモリアル

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No.6 Friday, 2 May

※更新が遅くなりました(>_<)

ナガサキユース全員が揃うのも今日で最後でした。

この1週間はとても長くかんじました。ニューヨークに2週間以上いるような気がします。

こっちのお寿司はカリフォルニアロールが主流ですが、ご飯は少し乾燥してます。中身のお魚も長崎のほうが美味しいです。長崎に帰ったら1番にお寿司が食べたいなと思っています。

今日はパグウォッシュ会議に携わる学生、ノルウェーの学生、そして以前から企画していたディスカッションがありました。

他のユースメンバーがパグウォッシュ、ノルウェーについて触れているので、私はドイツの学生とのディスカッションのことについて書きます。

ドイツは、日本と共通している点がいくつかあります。その中でも、私たちは二つのことに注目しました。一つは原発。もう一つは核の傘に依存しているということです。

はじめに、私たちから日本の核政策、福島の現状についてのプレゼンテーションをしました。その後にドイツの学生から、プレゼンテーションをしてもらいました。

プレゼンテーションの後は、グループに分かれてディスカッションをしました。ドイツの学生からは、日本のエネルギーの発電方法の割合を質問のされたり、ドイツでは福島原発の後に原発反対への市民運動が活発になったことを教えてもらいました。

ドイツ学生のプレゼンテーションの中でドイツの発電方法の割合がありました。その中で私が気になったのは再生可能エネルギーの割合です。日本の再生可能エネルギーの割合はたった1%なのに対して、ドイツでは20%の割合を占めていました。

ドイツでは、再生可能エネルギーを家庭で使うと税金が低くなるそうです。また、できるだけエネルギーを使わないようにするために、窓を二重にしたり、家にソーラーパネルを付けたりするのに政府から補助金が出たりするそうです。

原発をはじめとするエネルギーに関する議論ばかりになってしまい、時間が足りず核の傘についての議論があまりできなかったことが心残りです。

今日で帰国してしまうメンバーもいますが、私は来週もいるので様々な人と出会い、たくさんの経験ができればいいなと思います。

 

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No.5 Thursday,1 May

本会議4日目です。

今日は朝からオランダの政府代表者、
ICRCの方と会ってお話する機会がありました。
私の英語力、勉強不足のため
全てを理解するのは難しかったですが、
オランダの方とのお話のときは
質問もできたのでよかったです。
私の質問は1回では伝わりませんでしたが
一緒にいた海外のユースが
助けてくれたので、ホッとしました。

夜は、ニューヨーク在住のばってん会の皆さんが、
“おもてなし”してくださいました。
サーモンが美味しかったです。
初めて会うのに、皆さんとても親切に
してくれてとても嬉しかったです♡

ばってん会の方々と夕食会

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No.4 Wednesday, 30 April

本会議3日目です。

ニューヨークの天気は雨です。
雨の中、国連まで歩いて行きました。ニューヨークの道は水たまりが多くて、国連に着くころには靴の中がべちょべちょになってしまいました(´Д` )

今日は、被爆者ストーリーの活動に同行しました。これは、被爆者の方々が、ニューヨークの学校で被爆体験を語るという活動です。
High school of fashion industry という高校に行きました。ファッションを学ぶ学生が集まり、日本の専門学校のようなかんじでした。セキュリティが日本よりも厳重で、アメリカの方が日本よりも治安が悪いのかと改めて思いました。
アメリカの学生は、日本人よりもリアクションが大きくてびっくりしました。

“戦争が終わるまでは、日本は勝つ、天皇が1番偉いと教え込まれて育ったが、戦争が終わってからはどのように育ったか?”
など面白い質問も出ました。

Fashion Industry 高校にて

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No.3 Tuesday, 29 April

本会議2日目です。

今日は本会議でNGOを含む市民社会が発言できる唯一の場である、Civil society presentationがありました。ここでは、長崎市の田上市長をはじめ、ユースも発言しました。
ユースの枠では、私たちと同じくらいの年齢のコスタリカ出身の女の子、アレックスが発言しました。

この二週間の会議で唯一の場ですが、いつもの政府代表者どおしの本会議のときよりも、明らかに政府代表者の数が少なかったことに、がっかりしました。

NGOのセッションは、平和首長会議に参加しました。ここでは、10分間のプレゼンテーションの場をいただきました。内容は、ナガサキユース代表団の紹介、長崎の現状、今後の活動などです。プレゼンテーションは英語で行いました。前日も夜中の3時半まで起きて、何度も何度も練習して臨みました。本番では、とても緊張しましたが最後まで無事に終わらせることができました。

夜は、キャサリンさんのお宅でレセプションがありました。キャサリンさんは、長崎で春休みに行われた集中講義で講師としてお世話になった方です。とても可愛いおうちでここに住みたいと思いました。
レセプションには被爆者の方々をはじめたくさんの方が参加されていました。レセプションでは、たくさんの方との出会え、話すことができるので、参加してよかったなと思いました。

 

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No.2 Sunday, 28 April

会議1日目スタートしました!
先日、長崎にいらっしゃってた
モレイ大使が今回の会議の議長を務めています。

今日は、平和の授業をするために、ニューヨークの日本人学校に行きました。今回の授業は、教育学部の子が中心になって進めてきたものです。子供たちは、フランス、オランダ、オーストラリアなどいくつかの国に住んだことがある子も数人いました。”平和”とは?という質問に対して、共存や、人種差別をしないなど、日本の小学生と違う意見も出ていました。育つ環境で、出てくる意見も違うんだなと感じました。

夜の日本政府のレセプションでは、日本政府の方だけではなく、各国の外交官やNGOの人々とお話をし、新たなつながりができました。今後の活動で、このつながりを有効活用できたらいいなと思います。

明日は、NGO ルームで行われる平和首長会議のイベントで、プレゼンがあります。ドキドキですが頑張ります。

ニューヨーク育英学園での授業風景

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No.1 Sunday, 27 April

いよいよ本格的に活動が始まります。

今日は、積極的に核問題に関わっている海外の若い人とピクニックに行きました。

去年出会った人も、また新たに、こんにちはの人にも出会えてよかったです。

NY滞在中は、彼らと行動することが多くなると思います。彼らの情熱を肌で感じることができることに、ワクワクしています。

準備委員会開催前のユースミーティング

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No.0 Tuesday, 24 April

いよいよ日本を出発します。

私は昨年に引き続き
今回は2回目の参加になります。

前回は勉強不足で内容の理解が
難しい場面もありました。

そのため、この1年を通して
様々な視点から核問題について
学び理解を深めてきました。
今回の会議では、
これまで学んだことを生かして
さらに新しい発見が
あればいいなと思います。

国際会議のために海外に
行くということは、
めったにない機会であり
そのチャンスを私が
経験できることはとても
光栄なことだと思います。
たくさんの物を見て、
たくさんのことを感じて
長崎に帰ってきます。

それでは、いってまいります(^-^)/

成田国際空港にて

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