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メンバー紹介
 

天野 貴暢 (Takanobu Amano)

長崎大学大学院 工学研究科 博士前期課程

核兵器という物を一度、真剣に考えてみたいと思ってこの代表団に応募しました。

小中学校で原爆の事については学びましたが、現代の核兵器に関する取り組みに関しては全くの無知でした。代表団のポスターをみて核兵器の事が少し気になり、インターネットで調べてみると、我々の安全に関わるとても重大な事だと気づきました。またその核兵器が国家間の交流を左右する大きな一つの要因でもあるのです。

そこで、今回この代表団の取り組みを通してもっと知り、もっと大きな気付きがあればいいなと思っています。

 

荒倉 由佳 (Yuka Arakura)

長崎大学 医学部 医学科 3年生

私はこの4月に長崎大学に編入しましたが、以前の大学では国際関係学を専攻し、その一分野である非核化や平和も学問として触れました。しかし学問を離れた今、「核兵器問題をどう捉え、周りに伝えるべきか」「正しいことを正しい、間違いを間違いだというのは大事なActionだけれど、それだけでは人は動かないのではないか」という疑問が強くなっていました。そこに自分なりの答えを見出したくて、また初めから学び直したいと思っています。そして曲がりなりにも答えが見いだせた時、非核化への賛同を得るために、初めて身近な友人や知人に対して自分なりのstoryが語れるのかな、語れるようになりたいなと思っています。

もうひとつは、共に高め合える仲間づくりです。正直、核兵器問題や平和という分野は仲間が作りづらいフィールドだと私は感じます。それは分野の性質上、堅い話が多く取っつきにくかったり、逆に日々平穏であることが当たり前すぎたりと、結局自分とは関係ないと思える故だと思います。実は私自身も、以前の大学を卒業後一社会人として過ごした日々では、関心が薄れていく自分がいました。だからこそ、仲間が大事だと確信しています。

まずは12名の第三期生と共に歩み始めます。そしてその輪をもっと広げていきたいです。そうすることで、少しずつだけれどよりよい未来に近づけるのだろうと信じています。

是非あなたも、私達の旅路にご一緒頂けると嬉しいです。

 

秀 総一郎 (Soichiro Hide)

長崎大学 多文化社会学部 2年生

世界には現在約200もの国が存在しており、その土地その土地で考え方や文化が違っています。そのように考えると、文化の違いや人種の違いにより核兵器に関する考え方も違ってくるはずです。世界が戦争のない社会になるためには、異文化の人々の考え方を各々がしっかりと受け止め、より良い方向に進んでいくための方法を協力して考えていかなければなりません。

私はナガサキ・ユース代表団の一員として、NPT再検討会議に参加し、各国の方々が核兵器に対してどのような考えを持っているのかを学びたいと思います。また、「多文化社会」「異文化理解」という面から、日本においてメディアには取り上げられず、触れることのできない世界の核問題の現状を、長崎から日本へ、そして世界へ伝えていきます。

 

稲垣 歩海 (Ayumi Inagaki)

長崎大学 多文化社会学部 2年生

私は小中学校の9年間は和歌山県、高校3年間は愛知県で過ごしました。自分にはない価値観や考え方を学べることから、外国に興味を持ち高校はパナマへ1年間行き、大学ではオランダのライデン大学へ留学出来ることから長崎大学の多文化社会学部オランダ特別コースに入りました。長崎に来てから記念式典を訪れたり、授業を受ける中で核問題について意識することが自然に増え、自分から学びたいと思うようになりました。今回3期生代表団の一員としてNYに行けるということで、核廃絶に対する各国の姿勢や考えを知ることはもちろん、ユースのメンバーや海外の学生との交流を通して核問題に対する自分にはない様々な考え方を見ることができることを期待しています。そして、将来外国と関わる仕事をする上で根底にあるべき「平和」という概念について自分の中でしっかりとした意見を持ち、何か発信出来るようになりたいと考えています。

河野 早杜 (Hayato Kawano)

長崎大学 環境科学部 3年生

私たちの世代は戦争を経験していない…。

しかし、長崎県出身の同世代の友人たちは8月9日に平和・核廃絶に向けて多くのことを語り、行動していることに心を打たれました。地域によってこんなにも意識の違いがあることも痛感しました。世界を見てみれば、戦争は留まることを知らず、核保有国は治まるどころか増える一方で、「いつ核戦争が起こり、いつ核の脅威を再び与えかねない」状況にあります。核兵器は一瞬で命を奪い、生きている人に対してもその影響から逃れることが出来ない非人道的大量殺傷破壊兵器です。 NPT会議が行われる2015年の年は、被爆70周年です。 世界も注目しているこの会議で、私たちが核廃絶に向けて躍動し、長崎で学んでいることに誇りをもって、全世界の核の脅威から解き放てるよう励んでいきたい。

「将来は若者が作り、将来は若者が世界を変えることが出来ます。」

 

川崎 真由 (Mayu Kawasaki)

長崎大学 薬学部 3年生

生まれは小倉。長崎ではありません。

2年前まで核問題に関しては、小倉が標的だったこと以外、教科書レベルの知識しか持ち合わせていませんでした。

そんな私は出島から西洋薬が入ってきたので薬学部なら長崎かな?という単純明快な考えで、ここ長崎にやって参りました。そして受験時に見たナガサキ・ユース代表団第1期生のポスターとI’m from NAGASAKI.の後に何を聞かれると思いますか?という問いに影響され、現在RECNAの教養教育を受講しています。また、去年からはRECNAサポーターとしても活動しています。

現在の課題は、いかにこの問題を”国民的、国際的議論”にできるか、だと認識しています。そのためにも、いろんな人と様々な形でこの問題と向き合っていきます。どうぞよろしくお願いします。

 

宮田 美波 (Minami Miyata)

長崎大学 医学部 保健学科 4年生

私は、長崎大学医学部保健学科看護学専攻3年の宮田美波です。昨年、ユース代表団2期生としてNPT再検討会議第3回準備委員会に参加させていただきました。私は会議の傍聴をニューヨークでの主たる活動とし、毎日会議室に籠っていました。そこで、私が見つけた、一つの鍵は“非核兵器地帯条約”です。今年は、昨年同様会議場に籠りながらNGOのワークショップに参加し核をめぐる国際情勢を追っていくとともに、北東アジア非核兵器地帯に関する学習を深めていきたいと考えています。

中原 ゆかり (Yukari Nakahara)

長崎大学 環境科学部 3年生

こんにちは!中原ゆかりです!長崎生まれ長崎育ちの私にとって「核兵器は今すぐになくすべきもの」ということは当たり前でした。でもレクナに来て、少し世界に目を向けてみると、いろいろな立場の人や国が実にいろいろな意見を持っているということを知ることができます。それが面白くてずっと顔を出してきました。そんないろんな意見を理解した上で、長崎に育ってきたものとしての正義を貫きたいし、その方法を探りたいと思っています。被爆70周年に向けて、「ナガサキ」の「学生、若者」が何をできるのか、何をすべきなのかそのヒントをこれからの活動やニューヨーク行きを通して見つけてきたいです。刺激たっぷりの、わくわく楽しい活動となることを期待しています!

西田 千紗  (Chisa Nishida)

長崎大学 医学部 医学科 3年生

広島で生まれ育ち、幼い頃から被爆体験を持つお年寄りと触れ合ってきたことがきっかけで、昨年ユース2期生として活動しました。

2回目となる今回も、前回までの経験や知識をベースに、核兵器にまつわる最新の国際議論の動向をより深く学びたいです。

それに加え、今回は特に、NPT会議に参加している世界の若者と話す機会をできるだけ多く持ちたいと考えています。日本は世界で唯一の被爆経験国ですが、ご存命の被爆者がどんどん少なくなり、核問題に関心のない若者が多くを占めてきた現状を考えると、「非被爆国」に限りなく近づいていると言えます。ですから、私達日本の若者よりもずっと核や被爆の問題に馴染みの無さそうな世界の若者がどうしてこの問題に取り組んでいるかを探ることは、とても意味のあることだと思います。

彼らの取り組みのきっかけや内容を学ぶとともに、こちらからは自分の基盤である「ヒロシマ」、そして、あらたに関わりのできた「ナガサキ」の両方について、被爆国日本の若者として、「核兵器がもたらす悲惨さ」を伝え、interactしていきたいです。

一歩一歩、大切に進んでいきます。

佐々木 朋哉  (Tomoya Sasaki)

長崎大学 工学部 3年生

僕は長崎県で育ったけど、去年まで平和活動とか核問題とか原発とか一切興味を持たずに過ごしてきた。そこから色々あって今ここに参加しているけど、今回はメンバーや今から出会う人たちとおもしろいことを一緒に楽しみたい。僕が今までの人生で学んだことは”何とかなる”ということなので、おもしろそうだと感じたら何とかなると思って、何にでもちょっかいを出してたくさんいい経験をしたい。

竹田 穣 (Jo Takeda)

長崎大学 多文化社会学部 2年生

8月9日午前11時2分に、サイレンが鳴るのを聞き、私はこの場所に原子爆弾が投下されたのだということを改めて痛感しました。長崎という町に学生として学びに来ているのだからここでしか学べないことを学び、自分の糧にしたいと思い、ナガサキ・ユース代表団に応募することを決意しました。私たちの世代は核兵器問題の解決を将来的に担っていかなければならないので、学生である今NPT再検討会議に出席することは必ずプラスになると思います。また、私個人の将来の目標にアプローチするのにも効果的だと考えました。長崎県の学生の代表として、ニューヨークで多くを学び、多くを発信したいと思っています。

山中 智絵  (Tomoe Yamanaka)

長崎大学 薬学部 3年生

ユース代表団の一員としてNPTに関わるのは今回で2期目となります。2期生になってからは、核兵器問題の国際的動向に加えて福島の原発事故についても自主的に学んできました。もともと興味のあったグローバルヘルスと核問題を関連付けて学ぶことで、放射線を含む災害医療の分野で貢献できる人材になりたいと考えています。そう思うようになったのは、ナガサキ・ユース代表団の活動を通した世界中の人々との出会いによるものだと思います。

2015年は5年に1度のNPT再検討会議、広島・長崎への原爆投下から70年。さらに秋にはパグウォッシュ会議(核兵器廃絶を始めとする科学と社会の諸問題と取り組んでいる団体による会議)も長崎伊王島で開催されます。このような意味深い時期に、自分が長崎に住み学んでいることに意味を見出したいとも考えています。よろしくお願いします。

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