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メンバー紹介
 

稲垣 歩海 (Ayumi Inagaki)

長崎大学 多文化社会学部 2年

ユース3期での活動を通して得た多くの知識や新たな発見から、今回はOGとして全国の教育機関を対象にスピーキングツアーを行う「PEACE CARAVAN(ピース・キャラバン)」という企画を立ち上げました。これまで活動してきた中で、特に問題意識を持った「被爆国日本」としての国際社会における役割の強化、「東アジアにおける安全保障環境」を整えるための近隣国との信頼関係の構築という視点から、教育現場に赴こうと考えています。具体的な教育内容は主に「被爆の実相」、「核情勢」、「歴史認識問題」の三つを重点的に扱う予定です。私たちより若い世代に、これらの問題について知ってもらい、興味を持ってもらえる機会になればいいなと思っています。応援よろしくお願いします!!

 

川﨑 有希 (Yuki Kawasaki)

長崎大学 教育学部 3年 

はじめまして!私は広島県出身の被爆4世です。高校生平和大使の活動やRECNAの設立がきっかけで、大学時代の4年間を過ごす場所として長崎を選びました。

私たちは“被爆体験”を直接聞ける最後の世代であり、同時に“戦争体験”を直接聞ける最後の世代です。おじいちゃんおばあちゃんが語ってくれるのは私たち後世のためです。その根底にあるのは愛だと思っています。被爆者を含めた戦争体験者の声を聴き、近づく彼らなき未来に向けて、私たちにできることを模索したいです。また、忘却は許されない過去、廃絶へ向かう核兵器の現在や被爆国の抱えるジレンマなどを考えていきたいです。

4期の活動は『挑戦』だと思っています。出逢いや繋がりを大切に、今までの自分の経験を最大限に活かして全力で取り組みます。8月末を迎え一区切りつくとき、どんな自分になっているか、どんな景色が見えるか楽しみです。このような機会に恵まれたことに心から感謝します。

 

河野 早杜 (Hayato Kawano)

長崎大学 環境科学部 3年

今年、ナガサキ・ユース代表団として2期目になります。1期目ではニューヨークの国連本部で開かれたNPT再検討会議に参加し、本会議はもちろんの事、現地では多くの機会に恵まれ「今」の核兵器に関する情勢を様々なスタンスから考え、共有する事が出来ました。ニューヨーク帰国後も、精力的に平和教育の出前講座や核兵器廃絶のサミットなどに出席しました。その中で、日本という国が抱える「核兵器廃絶へのジレンマ」はどの場においても議論されるテーマであり、様々な疑問を持つようになりました。そのため、今回はこれまでのユースの活動の集大成として、歴代のメンバーが得た知識、コネクションを最大限に活かし、今後日本が世界に向けて核兵器廃絶達成に向けてどのようなことが可能なのかを「北東アジア非核兵器地帯」という観点から構想していきたいと思っています。将来の核兵器ゼロに向けてメンバーと共に学び、そして今回の活動の拠点でもある北東アジアの国々で政府やNGO、学生間を通して今までになかったヒントを探っていきたいと考えています。 『Youth』として、『Youth』ならではの活動を頑張りたいと思います!

 

工藤 恭綺 (Mitsuki Kudo)

長崎県立大学 国際情報学部 1年

私は、宮崎県の「水の都」で有名な延岡市出身です。英語のカリキュラムが充実しており、古くから諸外国との交流が盛んである長崎に惹かれ、今の大学に入学しました。

私が核問題に興味を抱き始めたのは、高校時のフランス留学で日本人として長崎・広島、そして福島のことを質問され、「無知の知」を自覚した瞬間でした。また、平和学習に関して、被爆者の方々の講和に加えて核兵器の数等の現状を知るなどして、現実的に「核なき世界の実現」を追求する必要性があると考えたのも一つのきっかけです。

以上の様な思いから、私がナガサキ・ユース代表団の一員として活動をすることによって、核問題を含め、日本とアジア諸国の関係性や安全保障問題などの諸社会問題に、より多くの日本人、特に同世代の若者が興味関心を抱くきっかけになりたいと考えています。

小泉 容 グレイス (Koizumi Hiro Grace)

留学準備中

日本人とアメリカ人との間でできたハーフです。アメリカと日本を行ったり来たりして育ちました。小学校までの平和教育は長崎で受け、とてもバイアスを生み出す教育であったため、アメリカ人としていじめを受けてきました。人に憎まれる、非難されることが怖く、高校2年生まで核問題や平和活動をなるべく避けていました。RECNAに参加し始めたのは日本の歴史の一部だけでなく、世界の歴史・現状を学び、未来を変えていくために人が集まり、考える場であると知ったからです。
この2年間、RECNAサポーターとして活動し、ユース代表団2期生・3期生のボランティアメンバーとしてNPT会議へも同行させて頂きました. おかげさまで 、核問題をはじめ、「平和活動」の色々な分野に触れ、学ぶことができました。国境を越え、様々な国の人々とふれあうことができ、核問題を通して、国際社会の多面的にわたる問題についてますます知識を得ることができました。
より多くの若者達と、個人の経験や意見を共有し、お互いの言語、文化、歴史から学び合い、活かしていきたいと思います。

 

佐々木 朋哉 (Tomoya Sasaki)

長崎大学 工学部 3年

僕は今回のプログラムが、「自分たちがどこに行き、何をするかを計画し、実際に実行して、どうだったかを検証して、来年以降のユースにつなげることができる」ということで、これまで以上に自由度が高いという部分に魅力を感じて参加することを決意しました。

僕がユース3期生で感じたことは「世界における日本の立場」です。

核問題を含めたさまざまな問題での日本の立場をさらに深く理解したいと思うと同時に、アジアという地域における日本の立場そして役割について実際に足を運びながら、色んな人から話を聞きたいという思いが強くなりました。

今回のテーマは、「アジアにおける日本」です。

現在アジアが抱えている様々な問題やアジアの未来について考えていきます。

そのための一つの柱としてRECNAの研究テーマである「北東アジア非核兵器地帯」を中心として学びます。

今回の経験を通してアジアの将来と日本の役割、そして自分がそこで何ができるのかが見えるように行動していきます。

 

白波 宏野 (Hirono Shiranami)

長崎大学 多文化社会学部 1年

戦後70年を迎え長崎でも被爆者の平均年齢が80歳を超えるなど、時代が進むにつれ戦争や核兵器への記憶、恐れが日本からも被爆地ナガサキからも着実に薄れていっています。 一方でこの世界には今も15,700発もの核兵器が存在し、今日も世界のどこかで争いが起こり核兵器への脅威は高まるばかりです。 世界がこのような状況にある今、若者の役割、力はとても大きな意味を持つと思います。世界から核兵器の脅威を無くすために私たち若者や学生が出来ることはとても小さなものかもしれませんが、被爆地ナガサキの若者であるからこそ出来ること、私たちにしかできないことは沢山あると思います。 私もナガサキの若者の一員として、ナガサキ・ユース代表団での活動を通し、いろいろな人と出会いいろいろな事を学び、考え、発信していきたいです。 ナガサキの若者の代表として誇りを持って自分らしく!頑張ります!!

秀 総一郎 (Soichiro Hide)

長崎大学 多文化社会学部 2年

私は昨年ニューヨークの国連本部で開かれた、2015年NPT再検討会議にナガサキ・ユース代表団3期生として参加してきました。そこでは本会議の傍聴することはもちろん、国連内で日本の平和教育の現状と課題、そして「新しい平和教育」の提案を発表する機会もありました。発表までに調査計画と分析に相当な時間がかかりましたが、そのおかげで自分でも満足のできる発表ができたと感じています。しかし、世界に対してその発表をするだけではこの世界は何も変わりません。今回は私たちが主体となり去年学んだことに加えて、どのようにしたらこれらの問題を解決できるのか、自らが新しい平和教育の先駆者となり世界の先駆けとなりたいと考えています。特に私たちと同じ年代の「若者」を中心に、彼らと同じ目線から、また教育という側面から、核兵器廃絶という大きな目標へともに突き進んでいきたいと考えています。

松本 健太郎  (Kentaro Matsumoto)

長崎大学 教育学部 3年

私は、RECNAサポーターとして活動を始めた大学2年生の頃から、核兵器の廃絶や平和な世界のために、自分には何ができるか考えてきました。核なき世界、そして、平和の実現のために大切なことって何だろう?と、これまで私自身が体験してきたことから考えみたときに、 「国を越えた、市民レベルのネットワークの構築と拡大」 という答が私の中に芽生えました。 世界中を見渡すと、新たな世界戦争の火種になりかねない大規模な問題が、あちらこちらで起こっています。アジアという地域1つをとっても、諸国間で領土・歴史認識の問題が起こっていて、とても平和を実現できるとは思えません。私はまず、日本人として、最も関係があるアジア諸国の友好関係を構築していけるように、団の1人として貢献していきたいと考えています。

溝越 史恭  (Humiyasu Mizokoshi)

長崎大学 教育学部 3年生

核兵器の問題についてもっともっと考えたい。

そう思い、私はこのユース代表団に応募しました。

核兵器の問題に関して、自分から深く考えたことはありませんでしたが、この問題についての安易と思われる言動に、いつもこらえきれない悔しさを感じていました。しかしこの問題について学習し、多くの人の考えを聞き、そして自分自身でも考える中で、ほとんどの人には、そう信じて発言、行動するだけの根拠があるのだということを理解できるようになりました。それを聞かずして相手を否定することはできない。話し合うことの重要性を強く感じました。

たくさんの経験を通して、互いを尊重した上で、数ある考えや方法の中でも、私はこの問題に関して「核なき世界をめざす」というやり方でアプローチしていきたいという考えに至りました。

これから、どんな人、場所、考え方、に出会えるのかと、今とてもワクワクしています。

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