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Rena’s Blog

2018/04/22(日)   No.0【Bonjour, Geneva!】  原田 怜奈

ナガサキ・ユース代表団6期の原田怜奈(はらだれな)です!

いよいよ現地でのブログスタートということで、皆様に活動報告をしつつ、自分の学んだことや感じたことを日記感覚で書き残していきたいと思います。今回は最初のブログ投稿ということで、私のパッションや目標をお伝えします。

初めてのジュネーブ訪問ということで、これから始まる貴重な経験や新しい出会いに気持ちがどんどん高まり、ワクワクが止まりません~~~っ!

そんな中考えついたタイトルは、「Bonjour, Geneva!」です。

核兵器問題など、世界で議論されることを含め人が人と「話す」こと、「聞く」ことにより共通の認識を共有したり、ある答えに辿りついたりできますね。
そして何より、人と人がつながることができます。
つながりを生むきっかけは、笑顔で挨拶することです!(^^)
ジュネーブの街の人々のとても温かい人柄や素敵な挨拶に触れ、人は皆同じで、皆つながっているという実感が湧きました。
私も、誰かとつながるきっかけを生みたい、人の温かさを感じたいという想いで、笑顔で「Bonjour!」と言っていきたいと思います(^^)

さて、バタバタとパッキングを済ませてジュネーブに到着し、いよいよ会議が迫ってきたという感じです。会議傍聴のほか、国際機関訪問や日本語補習校での授業、各国代表や学生との対談などなど、毎日予定がたくさん!全てが自分の学びや成長につながると思うと、やる気も期待もアドレナリンも高まりまくりです。

このような機会を得ることができたのも、先生方やユースメンバー、家族、友人の支えがあるからです。
常に感謝を忘れず、精一杯ユースの活動を全うして参ります!
応援よろしくお願い致します。

 

 


2018/04/22(日)   No.1【Bonjour, Geneva!】  原田 怜奈

Bonjour~~!!!
ナガサキ・ユース代表団6期の原田怜奈です。
今回は、4月20日(金)のUNESCO本部訪問について書きます。

もともと、ユースメンバーで勉強会を重ねていくうちに気付いた,「教育」の重要性。
よって、メンバーの多くが教育をひとつの柱として様々な活動を行っているUNESCOに興味がでるのは自然なことでした。
UNESCO訪問を実現させるために長崎大学の先生に協力していただき、UNESCO書記官の方による紹介とツアー、職員とのディスカッションを手配していきました。
18日に長崎発、数回の乗り継ぎを経て19日の昼過ぎにジュネーブ着し、翌日20日の3時半に起床しパリに向かうという超超超ハードスケジュールでしたが、本当に訪問して良かったです。

主にパリでは、以下の活動を行いました。
① UNESCO教育局グローバルシティズンシップ・平和教育課とミーティング
② UNESCO本部ツアー
③ UNESCO日本政府代表部表敬

① のミーティングでは、UNESCOの方針や理念を学ぶとともに、
国境をこえて平和教育を行う上で、歴史認識や問題意識を共有するためにはどうすべきかなどをディスカッションしました。国や学校などの権力が持つパワーや、育つ環境、周囲の人々など、人は様々な要素から影響を受けて考えを持つようになります。核兵器問題もそうですが、
世界で数え切れないほどの議論が起こっている理由は、このように受けてきた影響が異なることによる考えの違いです。ひとりひとりの「違い」こそが世界に多様性を与え、カラフルで美しいものにしているのは確かですが、それが国際問題を深刻化させているのも事実です。
国際問題の解決には、客観性をもった共有の認識が必要だと考えます。
UNESCOは「違い」を考慮して各地域に沿ったトピックを設定しつつ、
さらに「共通認識」を考慮した人間の普遍性も大切にしていると知りました。
ユースの帰国後活動のひとつに平和教育がありますが、UNESCO本部で学んだことを活かしていきたいと思います。

② のツアーでは、UNESCO内に展示されているオブジェや絵画などを見学しました。
ピカソによる絵画や、各国が寄贈した作品があちこちに飾られており、美術館のような感じでした。さらに、政府代表が会議を行う部屋もみることができ、綺麗に並べられた机や発言用マイク、通訳室など国際会議場の荘厳な雰囲気を感じることができました。また、UNESCOには日本企業によって作られた日本庭園があります。美しいピンクの花をたくさん付けた木々や川のせせらぎ、石で作られてた小道を見ると、やっぱり落ち着きますね~。庭をすこし進むと、不思議な石のオブジェがあります。これは、夕日が当たると水面に「和」の文字が浮き上がることから「和の石」と呼ばれているそうです。その隣には、長崎で被爆した浦上天主堂の一部が寄贈されています。
長崎の記憶は世界の記憶であり、平和も人々が共通で望んでいることだと感じました。

③ のUNESCO日本政府代表部の表敬では、実際に代表の方とお話することができました。
日本政府とUNESCOとの橋渡し的役割を教えてくださり、キャリアについてもお話を伺いました。国際機関の構造や機能、教育の在り方を考える大変貴重な経験となりました。人生初のパリで、もちろん初めてのUNESCOでしたが、本当に本当に、最高に良い経験ができました。アポ取りに協力してくださって先生方や貴重な時間を割いて対応してくださった先方の方々に大変感謝致します。ジュネーブにたどり着いて、いきなりパリに向かうという異例なスタートでしたが、この調子で精力的に学び、多くを経験してギュンギュン吸収していきます!

 

 


2018/04/24(火)   No.2【Bonjour, Geneva!】  原田 怜奈

Bonjour~~!!!
ナガサキ・ユース代表団6期の原田怜奈です!
今回は、4月22日(日)~23日(月)のブログを更新します。

22日の夜は、Youth Gatheringが開催されました。ここでは、日本やドイツ、中国、アメリカなど各国から若者が集まり、それぞれの想う「大好きなもの」や「核兵器のイメージ」などを話し合いました。若者同士で意見を交換するのはとても楽しかったです!この楽しいという気持ちをどんどん広げ、人とのつながりを作っていきたいです。

23日は、いよいよ会議スタート!朝早くから国連のパスを取るために並び、午前中からGeneral Debateが開始されました。実際に国際会議の現場に入ると、各国政府の名前がズラリ!
多くのNGOや学生も参加し、活気のある雰囲気でした。これからの会議に向けてのモチベーションも上がり、楽しみです。政府代表の方ともお話する機会がありましたが、明日からはもっともっと積極的に話しかけていこうと思います。さらに、サイドイベントも豊富に開催されているため、興味のあるものに参加していきます。

残り数週間の滞在ですが、精一杯頑張ります~!!

 

 


2018/04/26(木)   No.3【Bonjour, Geneva!】  原田 怜奈

Bonjour~~!!!
ナガサキ・ユース代表団6期の原田怜奈です!
今日は、4月24日(火)、25日(水)の出来事をお知らせします。

○24日の主な出来事!
・サイドイベント「トランプ政権の核政策」
・ICRC訪問
・ステートメント班のサイドイベント

まずは、トランプ政権の核政策に関するパネルディスカッションを聞きました。核兵器に賛成の人、反対の人がそれぞれ自分の想いを述べディスカッションする様子を見ました。白熱した議論にこちらも刺激されます!ICRC訪問では、まず職員の方から組織の構造や政策についてプレゼンを聞き、のちに博物館を見学しました~!ICRCは非人道性を強調しつつ、人命救助などに力を入れているという話を聞きました。しかし私が一番印象に残ったのは、日本から来た高校生の質問に対する答えです。高校生が福島の第一原発事故を言及し、「核の平和利用について人道性はどうなのか」と質問したとき、「核の平和利用と核兵器問題は別物。意図的に人命に危機をもたらすかが異なる」と答えていました。福島第一原発もそうですが、核の平和利用も様々なリスクと隣り合わせです。原発事故に関しては、国から援助が出るためにICRCの援助はあまりないですが、平和利用における核問題も、人類の脅威として捉えられるべきだと考えました。そして、この日の夕方18時からは工藤・酒井・三浦が担当するステートメント班のサイドイベントでした!ショートフィルムの上映と、オーディエンスを巻き込んでの意見発信により、各国の若者や政府代表者もとても楽しめた様子でした。ショートフィルムは、長崎に住む若者や被曝者の方の生の声を収録したもので、核兵器問題に対する人々の認識を知る事ができます。日本の大使の方も来てくださり、多くの人の心に響いたことと思います。

○25日の主な出来事!
・会議傍聴(NGOプレゼンテーション)
・サイドイベント「第一回準備委員会からの進歩byオランダ」
・コスタリカ政府代表と対談
・サイドイベント「NPTと核禁についてby各国の若者」

25日は、午前中からユース・NGOによる国連会議内でのステートメント発表がありました。このステートメント作成には工藤と福井が関わっており、若者ならではの想いが込められたものとなっていました!本当に感動~お昼からはオランダのサイドイベントに参加しました。内容は難しかったですが、オランダの核兵器に対する意見も聞くことができました。コスタリカ政府代表との対談では、核兵器が人類にとって非人道的な大量殺人兵器であること、二度と使用されるべきでないことを強く共有できました。ここでは、PAXなど他国の若者の一緒にディスカッションすることができました。夜には、PAXやPEACなど多くの若者によるディスカッションに参加しました。
若者同士が「Common Ground」を築き、意見交換すること。想いをシェアして広げていくこと。
これらの活動が、いつか国際情勢に影響していくと信じています。

この辺が最近の報告です!
毎日忙しいけど楽しい~~!

 

 


2018/04/29(日)   No.4【Bonjour, Geneva!】  原田 怜奈

Bonjour~~!!!
ナガサキ・ユース代表団6期の原田怜奈です!
更新がかなり遅れましたが、今日は、4月26日(木)の出来事をお知らせします!

○26日の主な出来事!
・ベルギー政府代表と対談
・サイドイベント「平和首長会議」
・高見沢大使とランチ・対談
・バチカン市国政府代表と対談

ベルギー政府代表との対談は、普段から核廃絶を訴える私達にとってかなり勉強になるものでした。ベルギーはNATO本部の所在地で、NATOの核抑止概念である「ニュークリア・シェアリング(核の共有)」に加盟しています。これは、核共有のための軍備提供、核兵器の備蓄、核使用への技術保持を行うもので、実際にベルギーにはアメリカの核兵器が備蓄されていると考えられています。安全保障を核抑止に頼る点で日本と似た立場をとるベルギー。この国の代表の方と対談できる機会を設けることができ、興奮しました!話を聞くと、やはりベルギーは核廃絶に消極的な様子。ロシアの脅威が理由のひとつですが、とくにテロへの警戒心が強いと感じました。「安全」が何よりも優先され、そのためには核兵器が必要とのことでした。核兵器を必要と考える人の意見を聞くことも必要ですし、とにかく面白いですね!

午前10時から行われた平和首長会議のサイドイベントでは、我がユースメンバーの孫と永江がプレゼンをしました!広島・沖縄から来た高校生や、ドイツからの学生によるプレゼンなど、「世界の若者」がそれぞれの想いを述べるなか、ユースは活動紹介やサイドイベントの告知などを行いました。国連内で若者の意見を訴える場があることは、とても良いことですよね!

お昼は、日本政府代表部にて高見沢大使と対談+ランチをしました。日本の核軍縮政策や、軍縮教育・平和教育、市民社会と政府の関係など、様々なお話を聞くことができました。そしてなんと、ランチは唐揚げ弁当(^^)でも、付け合わせの漬け物と卵焼きが美味しかったです笑。スイスのチーズやチョコレート、マカロンまで頂きました。最高でした~。高見沢大使との対談後は国連に戻り、会議傍聴。その後、バチカン市国政府代表の方との対談を行いました。バチカン市国は小さな国ですが、核廃絶にかなり積極的です。大きな核兵器国に対し、バチカンや日本のような小さな国がどう核廃絶に向けてアプローチすべきかについては、「小さくても集まれば核兵器国よりも大きなパワーになる」とおっしゃっていました。地道でも、持続的に声を上げ続けることが世界を変えると考えます。このように、26日もスケジュールびっちりですごーく充実しておりました~。

こんなに政府代表の方と話せるとは、本当に貴重すぎる機会ですね!

 

 


2018/05/02(水)   No.5【Bonjour, Geneva!】  原田 怜奈

Bonjour~~!!!
ナガサキ・ユース代表団6期の原田怜奈です!
今日は、遅れましたが先週27日(金)と週末の出来事をお話します(^^)

○27日の主な出来事!
・カナダ政府代表・オーストリア政府代表と対談
・ICANの川崎さんと対談
・サイドイベント「欧州の核兵器」
・NGOルームでのプレゼン!!

この日の午後は、ついについについに~、NGOルーム班のプレゼンテーションがありました!!!
数ヶ月前からひたすら準備し続けてきたプレゼン。時には泣き、時にはぶつかり合い、時にはお腹の底から笑い合って完成したプレゼンです。プレゼンのテーマは、「人類の記憶の継承」。原爆は、どこに落ちたのか?それは、ナガサキ、ヒロシマ、或いは日本に限ったものではありません。原爆は「人類」に投下されました。原爆に限らず、人類には多くの人の命が失われた過去があります。このような過去を、どこかの国の歴史としてではなく、「人類共通の記憶」として認識する必要がある。原爆も、世界の人が共通の経験として認識できれば、核廃絶というゴールに向かって同じ歩幅で進んでいけるのではないでしょうか。そう考えると、「唯一の戦争被爆国日本」という言い回し自体も、原爆を日本だけの歴史にしてしまっている気がします。プレゼンの中での「継承」は、世代から世代への継承だけではありません。国境を超えた、すべての人類への継承です。そして、人類共通の記憶として継承するためには、互いの被害・加害を認め合い、歴史を見るための「共通基盤」を構築する必要があります。話すこと、触れること、怒ること、笑うこと。これらの交流が人類共通の基盤を作っていきます。人は皆違うけど、皆同じです。考え方や育った環境は違っても、おいしいものを食べるのが好きだったり、大好きな人には長生きして欲しかったり、感動して涙がでたり、根本には人としての普遍性があります。国境を超えて共通基盤を築き、原爆の記憶を人類で共有すること。これが、私達の考える「継承」です。
という感じのプレゼンでした!笑

私、福井、永江、中島、孫のそれぞれのストーリーを交えながら、想いを訴えました。
会場には、各国の学生や広島・沖縄から来た高校生、先生方、日本の大使など、のべ60人の方々が来てくださいました!本当にやって良かったです(^^)

 

 


2018/05/03(木)   No.6【Bonjour, Geneva!】  原田 怜奈

Bonjour~~!!!
ナガサキ・ユース代表団6期の原田怜奈です!
今回は、週末の間のことをお話しします~(^^)

○週末(28、29日)の主な出来事!
・日本語補習校見学
・IBE職員の笠原さんとの対談

28日(土)は、光岡・野村(ピースキャラバンのメンバー)と、ユースメンバーの酒井・工藤による日本語補習校での授業がありました!私は子供たちと話し合ったり、カメラを回したりとサポーター役に徹しておりました。仲間たちの授業を直接見るのは初めてで、心に迫る言葉や写真にはグッとくるものがあります。とくにBB弾を使用し、現存する14,900発の核兵器の量を「音」で体感すると、その数の多さが身に染みて伝わってきます。様々な工夫を凝らした授業により、子供たちが核兵器の存在する世界に生きていること、核兵器がもたらす被害の大きさなどについて少しでも興味を持ってくれると良いですね。

29日(日)のIBE職員で働く日本人女性、笠原さんとのお話では、国際機関への就職についても含め、キャリア全般についてお話ししました。よき週末でした(^^)

<おまけ>
金曜日(27日)のお話です。宿泊先の洗濯機が使えず、街のコインランドリーに行くことに。
洗剤を忘れたり、道に迷ったりとミニハプニングはありましたが、洗濯が終わるのを待っている間に近くの湖に行きました。ジュネーブで有名な噴水もあり、本当に綺麗でした~(^^)

 

 

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